宮城県庁

家庭で子どもが安全安心に生活できるよう、保護者の方やお子さんとじっくり話をしながら、その家族が目指す生活に向けて協働しています。児童相談所が家庭と関わる場面は緊張感がありますが、どの時間を切り取っても、それは家族の安全な未来を創造する時間であり、そんな時間に携わることのできるやりがいのある仕事だと思います。

虐待や子ども自身の問題行動等、ネガティブな状況に関わるイメージが強いかもしれませんが、実際に保護者の方やお子さんとじっくりとお話をするなかで、その人なりに頑張ってこられたことや大切にしている想いなど、深く関わった児童相談所だから知ることのできる家族の強みを発見することができます。家族がもともと持っているポジティブな力は、これからの生活のエネルギーになるため、強みを引き出すことができたときには嬉しく感じます。

保護者の方やお子さんのみならず、他の福祉機関や教育・医療現場の方々等、様々な人と関わることの多い仕事のため、多くの知識を学ぶ機会があるほか、これまで学んできた福祉の知識やアプローチ方法等はそれぞれの現場で活かすことができる力になります。今持っている力を最大限活用できる環境であり、福祉現場におけるキャリアアップが期待できるところが魅力だと思います。

社会福祉士の国家試験勉強が、県庁採用試験に直結すると思います。