最終更新日:2025/5/7

北大阪農業協同組合(JA北大阪)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 信用金庫・労働金庫・信用組合
  • 共済
  • 生命保険
  • 農林・水産

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

みなさんと信頼を築きながら地域に貢献!成長とやりがいを感じられる毎日です

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地域で光り輝く先輩たちの仕事最前線に迫る!

「地域と歩むJA北大阪」をコンセプトに吹田・摂津を中心に多彩な事業を展開する北大阪農業協同組合。なかでも目覚ましい成長を遂げる先輩たちにスポットを当て、仕事のやりがいやエピソードについて伺いました。

■有本 恵(写真右)
営業部 中支店/2022年入組

■林 雅也(写真中央)
営業部 南支店/2018年入組

■中島 紘太(写真左)
営業部 東支店/2008年入組

JA北大阪の魅力はココ!

「定時退社が基本なので、ワークライフバランスを実現できます。平日の夜や週末に好きな舞台を観に行ったり、支店の方々と食事に出かけてリフレッシュしています」(有本)
「トップとの距離が近く、意見や提案のできる風通しがいい職場。支店長は40代と若く、職員の方々との人間関係もフランクなので、とても働きやすい雰囲気ですよ!」(林)
「もともと金融や農業を志望していなかった私ですが、上司や先輩方の支援、充実した研修のおかげで成長することができました。やる気を伸ばしてくれる環境です」(中島)

特殊詐欺を防ぎ、警察署から感謝状を授与。地域のお役に立てる職員を目指す!

私はご来店された組合員さんの対応を行う金融窓口を主に担当。銀行と同じように入出金や預貯金、口座開設などを行っています。入組当初は「私のことを知ってほしい」という想いで明るくハキハキした挨拶やお声がけをするように心がけていました。組合員さんは吹田や摂津エリアの顔なじみの方が中心なので、早く顔を覚えていただき、会話を重ねるたびに仕事にも慣れ、自信が持てるようになりました。お金を扱う仕事は信用が第一です。そのため、わからないことはすぐに先輩に確認をしてミスを起こさないように細心の注意を払います。先輩方は忙しいときでも私を優先してサポートしてくださるので、安心して業務に取り組んでいます。少しずつ成長しながら仕事の範囲を広げ、今は相続に関する業務も最初から最後まで一人でできるようになりました。

1年目のときには特殊詐欺を防ぎ、お役に立てたことがありました。ある組合員さんが電話をかけながらATMの操作をしていたのですが、あまりにも長い時間をかけて何度も聞き返している様子に不審を感じたのです。事情を伺ってみたところ、当時被害が急増していた還付金詐欺の可能性があると思い、すぐに上司に報告。詐欺を未然に防ぐことができ、とても嬉しかったですね。まさか自分がこのような経験をするとは思ってもみませんでした。後日、警察署から私宛に電話をいただき、「感謝状を贈呈したい」と聞いたときにもびっくり!組合員さんからこの出来事を直接聞いたそうで、その気持ちをありがたく受け取りました。

私は地元で長く働きたいと思い、JA北大阪に入組しました。JA北大阪の魅力のひとつでもある農業に関するイベントを通じて地域の皆さんと触れ合うこともでき、組合員さんとの信頼を築いていくこともできます。今後は信頼はもちろんのこと頼りになる職員を目指していきたいですね。これからも、安心して働ける環境で先輩方のようにキャリアアップを図りたいと思います。
(有本 恵)

感謝の気持ちを忘れず、信頼を大切に取り組み、JA共済優績表彰で大阪府下1位を受賞!

大学で介護福祉士の資格を取り、介護職として3年間勤務しました。祖母を看取りたいという思いを遂げ、20代のうちに違う世界を経験してみたいと考え、転職を決意。JA北大阪を選んだのは、農業を継ぐ立場だったので、金融と農業の両方を学ぶことが将来の役に立つと思ったからです。

私は組合員さんのご自宅に訪問をして、預貯金や融資といった信用業務、人や家・車などの保障を担う共済業務、農業に必要な資材の販売など幅広いサービスを提供しています。金融や農業の知識はなかったものの、介護職で身につけた傾聴力を活かし、まずは相手の話をじっくりと聞くことからスタートしました。その言葉の裏側にある真意をくみ取り、会話を深めていきました。「ここまで話せるのは林さんだから」とおっしゃっていただき、ライフプランについて一緒に考えていくことに何よりもやりがいを感じています。帰り際に玄関での挨拶はもちろん、門を出てからも一礼する習慣を毎日実践し、常に感謝の気持ちを忘れないように心がけています。

このような日々の地道な取り組みが成果につながり、2022年にはJA共済優績表彰で大阪府下総合表彰1位を受賞することができました。上司や先輩方のサポートはもちろんのこと、資格取得に関する勉強会や支援が充実しており、この数年間にFP(ファイナンシャルプランナー)をはじめ、数多くの資格を取得。その知識を活かしつつ、組合員さんの気持ちやメリットを一番に考え、将来を見据えた最適な共済商品をご提案しています。契約までに1~2カ月を費やしながら一人ひとりに向き合えることも魅力ですね。

これからの目標は、自分の知識を後輩たちに伝え、支店全体のスキルアップに貢献することです。金融機関が密集する吹田・摂津エリアにおいて、地域のみなさんに選んでいただけるJA、若者から子育て世代、高齢者まで幅広い年代の方に親しまれる存在を目指していきたいと思います。
(林 雅也)

部下に仕事を任せて成長を支援。チームワークで優秀成績を達成し、若くして支店長に!

私は支店の職員たちと一丸となり優秀な成績を収め、早くに支店長まで昇進することができました。しかし、入組当初から能力が秀でていた訳ではなく、若い頃は試行錯誤を繰り返していたのです。

大学時代に情報系分野を学びましたが、方向転換をして警察官を志望。試験は思ったようにいかなかったものの、タイミングよくJA北大阪の求人を見つけて内定を手にしました。入組後は8年間、中支店で営業を担当。最初の3年間は数字を上げるために頑張ってきましたが、なかなか成果に結びつきませんでした。そんな私の成長の転機になったのがJA主催の研修だったのです。講師の方からお客様目線に立ったスタンスを学び、ロールプレイングや営業同行を通じて教わったことを自分の糧にしてきました。特に人や家・車を保障する共済商品はカタチの見えないもの。プランの説明はもちろんのこと、契約後も定期的に訪問して細やかにフォローを行いました。その姿勢が信頼と実績につながり、2018年4月には西支店に異動して係長に就任したのです。

2018年は印象に残った年でした。6月に大阪北部地震、9月には台風21号の上陸により、近畿エリアは甚大な災害に見舞われたのです。支店でも被害に遭った組合員さんの支援や共済のご提案に注力をした結果、優秀な成績を収めることができました。良かった点としては、基本的に営業は現場に一任。組合員さんのために考えて行動できる環境を整え、一人ひとりに合わせて成長のきっかけになるようなアドバイスを心がけたことです。小さな達成感を積み重ね、大きな目標を叶えられたことは支店職員全員の自信と成長につながりました。

2020年7月には係長から支店次長に、2023年10月には支店長に昇進。視点が高くなり、今までと違った景色が見えるようになりました。これからは若手の成長支援に力を入れ、独り立ちするまで責任を持ってサポートしていきたいですね。また、日々変化する世の中の動向をいち早く収集して提案に活かし、地域になくてはならない存在を目指していきます。
(中島 紘太)

学生の方へメッセージ

企業研究は学生のみなさんにとって初めての経験なので、周りの意見や動きに影響を受けたり、企業のイメージや知名度といった華やかな部分に目がいくかもしれません。けれども自分に合った会社や仕事は人それぞれです。まずは、5年後10年後の自分を想い描き、どのような働き方をしていきたいのかを考えて具体化していくことが大切だと思います。
ちなみにJA北大阪では、「長く活躍しながら住み慣れた地域に貢献したい」という先輩たちが多いことが特徴。信用・共済・購買・販売・指導など多岐にわたる事業を展開し、若手職員にもチャンスを与える風土が根づいています。さまざまな仕事を経験する中で失敗と成功を繰り返し、自分のやりたいことを見つけ出すことができるでしょう。また、トップや上司との距離が近く、年齢や役職を問わずに気軽にコミュニケーションを取れる環境。休日や福利厚生が充実しているのでワークライフバランスを実現できることも魅力と言えます。
学生のみなさんには事業内容から働く環境、社風をはじめ、様々な視点から情報を深堀していき、自分に合った会社を見つけてほしいですね。

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「企業研究は自分を見つめ直すチャンス!これまでを振り返って長所や短所、新しい一面を発見したり、将来について真剣に考えてみる。未来を切り開くのは自分自身です」

マイナビ編集部から

北大阪農業協同組合は「地域と歩むJA北大阪」をコンセプトに、主に大阪府吹田・摂津エリアにおいて信用・共済・購買・販売・指導など多岐にわたる事業を展開。ベッドタウンとして発展する一方で、農地面積が年々減少していくなか、都市型農協として先進的かつユニークな取り組みも意欲的に実施している。

組合員さんから買い取った米を『農協のひのひかり』としてブランド化し、地域の学校給食として納入。また、大学や研究機関との共同開発により発売した機能性表示食品『農協のスーパーすぎるごはん』も好評を得ている。災害備蓄用穀物飲料『農協の飲めるごはん』は、災害食大賞(c)2022において日本防災産業会議賞を受賞し、9月1日の防災の日の前後には毎年メディアに取り上げられているそうだ。地域農業の振興はもちろん、健康づくりや食農教育など地域社会にとって重要な役割を担っている。

新しいチャレンジを推奨する風土は、今回の取材でも感じることができた。若手から中堅、ベテランの職員の方々は、「風通しがよく、若手の意見や提案を聞き入れてくれます」と口を揃えて語る。3人とも入組前は金融や農業の知識はなかったが、丁寧な指導や支援のもと驚くほどの成果を上げている。このことから個性や能力を伸ばせる職場であることがうかがえる。今後も若い力を活かして地域の発展に貢献し、さらに存在感を増していくであろう。

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大阪府吹田市に本店を構えるJA北大阪は「地域と歩むJA北大阪」をコンセプトにSDGsに通じる地域農業の振興に注力。今後も新しいチャレンジを続けながら事業拡大を目指す。

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