最終更新日:2025/5/8

近鉄ファシリティーズ(株)【近鉄グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 不動産(管理)
  • 設備工事・設備設計
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 建築設計

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

徹底調査!工学部出身の先輩たちが近鉄ファシリティーズを選んだ理由とは…

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~理系学生が活躍できる環境がここにある~

超高層の商業複合施設で設備管理を担うK.Rさんと、ホテルで活躍するI.Tさん。入社3年目、2年目ながら、なくてはならない役割を担う2人の先輩の就活成功ストーリーに迫ります。

■K.Rさん
2020年入社/工学部 空間デザイン学科卒


■I.Tさん
2021年入社/工学部 電子情報通信工学科卒

仕事で大切にしていることは?

様々なお客様が来館される建物を不具合なく守るため、これからもお客様の快適を第一に考えた仕事をしたい。そのためにも幅広い知識習得、資格取得に挑みます!(K.R)
点検や修理などの作業中は複数回の確認を徹底し、安全の確保を重視しています。電気を扱う仕事は重大な事故につながることも多いので、これは必ず守っています。(I.T)
理系学部で学んだ知識を生かしたいという方にはぴったりの職場です。

【私たちはこう動いた!】企業研究、就職活動を含めた学生時代の過ごし方は?

《K.R》空間デザイン学科でインテリアデザインを学び、快適な商業空間づくり・住まいづくりについて研究を重ねていました。住宅や家具などのメーカーを志望する学生が多い学科でしたが、私はビルメンテナンス業界に注目。大学3年生から始めた企業研究で初めて業界の存在を知り、建物の快適を陰で支える仕事に魅力を感じました。というのも、私は表に立つのがあまり得意ではなく、そんな自分の性格に縁の下の力持ちとして活躍するビルメンテナンスが合うと思ったからです。また、建物がある限り役に立ち続けられる将来性や安定性にも惹かれ、4年生からはビルメンテナンス業界に絞って説明会に参加しました。選考対策として心掛けたのは、志望企業のホームページを読み込んで会社の強みや得意分野を理解した上で、自分がどのように会社に貢献できるかをアピールすることです。私は学生時代、膨大な課題に粘り強く取り組んできた自負があったので、何事にも手を抜かない、決してあきらめないという自分の強みを話すことを心掛けました。

《I.T》電子工学を軸に、通信工学、情報工学、システム工学を網羅する学科で学んだ知識を生かし、将来は電気に携わる仕事がしたいと思っていました。私が企業研究を始めたのは大学3年生の夏からで、まずは総合設備会社のインターンシップに参加。そこから情報収集を続け、冬には自動車メーカーと、当社とは別のビルメンテナンス会社のインターンシップを経験しました。最初は「電気」を軸に幅広い業界を見ていましたが、このインターンシップをきっかけに、ビルメンテナンス業界に一気に傾倒。なぜなら、建物管理には豊富な知識と資格が必要で、学べば学ぶほど、資格を取れば取るほど、仕事の幅が広がると知ったからです。いつまでも向上心を持って取り組める仕事に魅力を感じ、この業界で自分に合う企業を探そうと本格的な就職活動をスタートさせました。面接で特に意識したのは、何事にも意欲的に取り組む向上心の高さをアピールすることです。片道2.5時間かけて大学に通い、さらに得意の英語と趣味のファッションを生かせるアルバイトを並行した話を通じ、やると決めたことは最後までやり抜くタフさを知ってもらうことを意識していました。

【だからKFSに決めた!】なぜこの会社を選びましたか?入社後に気づいたことは?

《K.R》10社ほどの説明会に参加し、エントリーしたのは5~6社。近鉄ファシリティーズと比較検討していた同業他社もいくつかありましたが、転居を伴う転勤がないこと、会社の歴史と実績、地域のランドマークとなる建物の管理に携われることが決め手となり、当社を選びました。また、選社の後押しになったのが人事の方をはじめとする社員の皆さんの人柄です。堅苦しくなく、穏やかで温かい雰囲気にも魅力を感じ、「ここならきっと安心して仕事に取り組める」と決めました。実際、入社後もこの印象が変わることはなく、温かい職場環境で働けることに感謝しています。ギャップというか、思った以上に手厚かったのは資格取得支援制度ですね。私は1年目に「第二種電気工事士」を取得したのですが、その際、奈良支店内にある研修施設で実技の講習を受けることができ、自信を持って試験に臨むことができました。その後も、2年目に「消防設備士甲種4類」を取得し、3年目の現在は「2級建築施工管理技士」の取得に向け、会社の費用負担のもと、外部講習でも学んでいます。

《I.T》近鉄ファシリティーズを知ったのは3年生の2月ごろです。就職活動の軸に据えていた電気×ビルメンテナンス業界×関西エリアという希望にピタリとあてはまったことに加え、人の良さが選社の決め手になりました。説明会の時から親身になって接していただき、「いい会社だな」と感じたこと、出会う方皆さんがとても穏やかで安心できたことが入社の後押しになりました。私の就職活動はコロナ禍真っ只中でしたが、早く始めたせいかあまり影響はなかったですね。面接もすべて対面で行え、私という人間をしっかりアピールできたと思っています。これも早めに、かつ計画的に就職活動を進めたからこそ。入社後のギャップですか?思った以上に勉強熱心な方が多く、入社以来、ずっと刺激を受けています。同じ部署に20年以上のキャリアを誇る方がいるのですが、その方ですらまだ学び続けている。私自身、向上心を持ち続けられる仕事だと思ってビルメンテナンス業界を選びましたが、当社はまさに思ったとおりの環境だと感じています。

【この仕事の魅力はココ!】学生時代のどんな知識を生かして働いていますか?

《K.R》私は入社以来、超高層複合商業ビルの設備管理に携わっています。このビル内には百貨店やホテル、オフィス、展望台などのスペースがあるのですが、私は主にオフィス・展望台エリアを担当。エリア内の空調や電気、トイレなどの衛生設備の管理や消防設備の点検立ち合い、ビル内の小中規模工事の日程調整や事前計画、当日立ち合いなど、幅広く担っています。配属されたのは約3カ月間の研修が終わった後ですが、夏ごろには一人で日常点検を任せてもらえ、チームの戦力として期待されているのが嬉しかったですね。私は就職活動にコロナの影響はなかったですが、コロナ禍で入社後の清掃研修を受けられなかったのが少し残念。ただし、その分、営業研修の時間が増えたので、協力会社とのやり取りや交渉力はより磨かれたと感じています。今、やりがいを感じているのは人々の快適な暮らしに携われること。例えば、地上60階でも快適にトイレを使用していただくために、人目に触れないところで活躍する多数の設備があり、それを自分が守っていると実感できるのが喜びです。学生時代の理系知識が仕事に生きる場面も多々あり、それも仕事のモチベーションになっています。

《I.T》私は市内の某ホテルを担当し、7名の常駐チームの一員として空調・電気・衛生設備の管理に携わっています。ホテルなので忙しくなるのは夜間が多く、客室でのトイレ詰まりやブレーカーが落ちたといったトラブル対応にもあたっています。ホテル従業員、お客様がじっと見つめるなかでの作業はちょっと緊張しますが(笑)、無事修理できた時のやりがいは抜群。宿泊されるお客様にも、ホテルの方にも喜んでいただけたと手ごたえを感じます。また、仕事を通じて知識が増え、わからないことがわかるようになる喜びもあります。今後は大学時代の知識をベースに資格取得に励み、すでに取得している「第二種電気工事士」「危険物取扱者乙種4類」「消防設備士甲種4類」「消防設備士乙種7類」に続き、「冷凍機械責任者試験」にもパスするのが目標です。将来的には10以上の資格を持つ先輩に追いつき、追い越したいと思っています。

学生の方へメッセージ

企業研究を始める前に、学生の皆さんにぜひしてほしいのが「自分の軸」を決めること。どんなことでもいいので「これだけは譲れないこと」を決め、それを軸に企業研究を行えばブレることなく理想の会社に巡りあえると思います。ちなみに、子どもの頃から近鉄沿線に住んでいた私は「親しみある近鉄グループで働くこと」が軸でした。

では、ここからは当社では、どんな人が力を発揮できるかをお話したいと思います。まず、近鉄ファシリティーズは「社風」が自慢。穏やかな雰囲気なので、落ち着いて働ける環境を重視する方に適していると思います。また、「人材育成」も強みの一つ。自社の研修施設や通信教育、資格取得支援など、成長意欲の高い方にもマッチしているのではないでしょうか。そして、社会貢献度が高いことが何よりも大きなやりがいになります。「人と社会の明日をもっと快適に」を経営理念として、人々の暮らしを縁の下で支えます。

このように「自分の軸」と「企業の強み、特長」を照らし合わせながら企業研究をすると、きっと自分のことも、企業のこともよく理解できると思うので、ぜひ実践してください。併せて、当社の魅力にも注目していただけるととても嬉しく思います。(人事担当チーム)

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「機電系学生さんの活躍の場が多いのが当社の特長です。理系学部で学んだ知識を生かし、ぜひ近鉄ファシリティーズで力を発揮してください」と人事担当のお2人。

マイナビ編集部から

総合ビルマネジメント企業として、設備管理から清掃、警備、建設工事を中心に幅広いサービスを提供している近鉄ファシリティーズ。企画から管理、改善までワンストップで担える体制を整え、顧客の課題に寄り添いながら高い技術で解決を図り、その継続でさらなる改善を行えるのが大きな強みとなっている。もともとは近鉄グループ内に技術やサービスを提供する機能会社だったが、近年はグループ外にも進出する事業会社としての色合いが濃厚に。現在はオフィスビル、商業施設、ホテル、病院など、800件を超える施設の維持管理を手掛けている。近鉄沿線となる近畿・中部エリアはもちろん、東京支店を中心に首都圏での実績も増しており、なんと参議院本館も同社が設備管理を担っているのだ。

技術を重視する同社は人材育成にも力を注ぎ、各種資格取得の支援も手厚い。会社が指定する資格取得にかかった費用を会社が補助してくれ、合格すれば祝金も支給してくれる。「まずは消防設備士や電気工事士、危険物取扱者といった基本的な資格を取得し、ゆくゆくは電気主任技術者を目指してほしい」と人事担当者。学びのための研修施設も用意されており、研修専門チームが講師となって講義から実技まで丁寧に指導してくれる。入社後もずっと成長しつづけたいと考えるなら、ぜひ同社に注目してほしい。

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奈良支店内に併設された研修施設には教育のプロとなる専門チームが常駐。座学での知識習得から実技まで幅広く網羅するカリキュラムで、一人ひとりの成長を支援してくれる。
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