最終更新日:2025/5/29

ジェックス(株)

  • 正社員

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業種

  • その他メーカー
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

癒しと幸福に満ちたペットとの豊かな暮らしを創造する

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営業や開発など、それぞれの分野で活躍する3人の先輩たち

ペットを飼う人は年々増加し、犬や猫、観賞魚のほか、小動物や爬虫類など、その種類も多様化。ここでは、そんな「人とペットの暮らし」を支える3人の先輩達から、仕事の喜びや苦労、将来の目標などを聞きました。

■大島巧士さん(写真左)
商品開発部 設計技術課/2013年入社/理工学部卒
■松本彩花さん(写真中央)
マーケティング部 営業企画課/2013年入社/獣医学部卒
■北側天馬さん(写真右)
西日本営業部 関西支店/2014年入社/農学部卒

これからの目標

以前、中国の展示会に行ってスケールの大きな世界の市場を体感してきました。そうした機会をもっと作って、後輩たちにも体感してもらえるといいですね/大島
マーケティング部の仕事は部内外の協力が必要不可欠。今後は、各部署とのつながりをさらに深めて、よりよい仕事につなげていきたいと考えています/松本
現在は営業部管理職として働いています。広い視野を持ち、全体を見渡しながら、働きやすい環境づくりにも貢献してまいります/北側

楽しく飼育してもらうために、今の私ができること

設計技術課は、電気製品や金型でつくられる成形品の設計を行う部署。私はそこで、完成品の設計図面を描き、協力会社に試作品の製作を依頼、完成した試作品をチェック。必要に応じて改善指示を出す役割を担っています。量産化は製造機能を持つ海外の協力会社に依頼することが多く、仕上がり具合などを確認するため、現地に出張することもよくあります。このように、当社では設計者が商品の設計から量産化まですべての過程に携わることができ、それが私たちにとっても一番のやりがいになっています。設計をする上で常に心掛けていることは、お客様が使用されるシーンを想像しながら商品をつくること。安心して使える品質、生き物を飼って育てることが楽しくなる、なおかつインテリアにもなるようなデザイン、手の届きやすい価格など、あらゆる面に配慮しながらバランスの取れた商品に仕上げることを意識しています。
今の部署に異動となる以前は、3年間、営業をしました。店頭でよく聞いた「こんな商品があれば欲しいのだけど…」というお客様のお声は、今でも開発のヒントになっています。私自身もずっと魚を飼っているので、欲しい商品のアイデアはいろいろあるのですが、自分が欲しい商品と実際に売れる商品は違います。品質、デザイン、価格にもこだわった「店頭で売れる商品」をつくりたいという強い意識は、この頃の経験が影響していると思います。なかなか踏み込めなかった爬虫類など、生き物全般の知識が広く身についたのも、あらゆる商品を扱う営業経験の賜物ですね。

時代に合わせた情報発信で、商品の魅力を広く伝える

関東で5年間営業を経験し、2018年春、マーケティング部に異動。現在は同部署の営業企画課で、販促物の制作や展示会の企画運営などを担当しています。先日、ある展示会の企画運営を私がメインで行いました。どんな商品を出してどう見せるか、それを考えるのが私の役目。展示会は来場者がいかに足を止めて商品を見てくれるかが肝心なので、自分なりに工夫を凝らしてさまざまな企画を取り入れました。その一つが、SNSを使った企画。パネルに貼り出した写真をスマホでフラッシュ撮影をすると、隠れていた絵柄が飛び出して、それをツイッターやインスタに投稿すればノベルティがもらえるというものです。展示会の少し前に勉強のため参加していた販促エキスポでそのシステムを見かけ、ぜひ取り入れてみたいと思ったのがきっかけ。結果は、大成功。足を止めてくださるお客様が大幅に増え、大好評の企画になりました。
現在進行形で進めているのは、「あなたにピッタリのヒーターを探しましょう!」という販促企画。店頭に貼ってあるQRコードをスマホで読み込み、魚の種類や水槽の大きさなど、簡単な質問に答えると最適なヒーターが自動的に選ばれ、紹介されるというシステムです。当社のサイト上ではすでに公開していますが、店頭での展開はこれからなので、どのような反響があるかドキドキしています。今後は、SNSやYouTubeなどを利用して消費者の皆様に近い親しみやすいメーカーであることを打ち出していくとともに、ARやVRなどを駆使した時代に合わせた企画も考えていかなければならないと思っています。この先、どんな経験をしてどう成長していけるのか、今からとても楽しみです。

好きなことを仕事にする楽しさと難しさ

入社後1年間、関西で営業を経験し、その後、中部支店へ。そして現在は関西支店に勤務しています。営業一筋で、得意先である問屋様やホームセンター様を中心に自社商品を提案する仕事をしています。自分の考えた提案が店舗で展開され、売れ行きが伸びるなど、結果が目に見えてわかるところが営業の一番のやりがい。人と人との関係の中で成り立っていく仕事なので、何よりもまず自分がお客様から信頼していただける存在になれるよう、きめ細やかな気配り・目配りを意識しています。中には接し方が難しいと感じるお客様もいらっしゃいますが、そういう方こそこちらから積極的に関わっていくことが大切。少しずつ、ゆっくりとでも会話を重ねていくことで、接し方のコツのようなものがだんだん掴めてくるのです。以前担当エリアだった東海地方のお客様は人見知りをされる方が多いのか、最初は距離があるのですが、一度信頼関係が築けたらそこからは比較的スムーズ。そういうエリア特性も見極めながら、長く続くよい関係を築いていきたいと思っています。
当社は、生き物が好きという理由で入社する人が多く、かく言う私もその一人。社員自身が自社商品のユーザーであることも多いのですが、そうすると、どうしても自分の使っている商品や思い入れのある商品をお勧めしたくなってしまいます。けれど、営業としてそれではダメ。お客様の要望や市場のニーズ、会社の方針など、総合的な目で判断した上で、提案内容を考えなければなりません。好きなことを仕事にするのは幸せなことですが、好きだからこそ難しいこともあり、その切り替えが当社の一員として成長する大きなポイントになると思います。

学生の方へメッセージ

【北側】人と人との縁を大切にし、ご縁あって入社する社員をあたたかく迎えてくれるのが当社の魅力。入社の段階で特別な知識や技術は必要ありません。成長したいという前向きな気持ちさえあれば、さまざまな研修や経験を通して、それぞれの成長をしっかり後押ししてくれます。みなさんとよいご縁があることを願っています。

【大島】当社には、ポンプの特性を調べる試験やLED照明用の基板、配線における抵抗など、商品の機能を調べる検査や実験が多数あり、機電系の知識を生かせる場所は想像以上にたくさんあります。機電系の知識を持った社員がまだまだ少ないので、そうした知識があれば、きっと引っ張りだこの存在になれますよ。本当に求められ、喜ばれる商品を、私たちと一緒にたくさん生み出していきましょう。

【松本】社員ファーストの改革が進む働きやすい職場環境も魅力。産休・育休を取得した後、元の職場に戻って仕事と家庭を両立しながら活躍している先輩方もたくさんいます。最近は若い後輩も増えてきたので、「こんな人になりたい」と思われる模範的な先輩になれるよう、私も精一杯頑張ります。説明会では、社員だからこそわかるリアルな魅力をいろいろお伝えしますので、気軽に足を運んでください。

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明るい光が差し込む社内。実際に生き物を飼っているフロアもあり、かわいい癒しがいっぱいです。

マイナビ編集部から

観賞魚をはじめ、犬猫、小動物、爬虫類など、幅広いペットの飼育用品を手がけるジェックス。業界の中でもいち早く品質保証の国際規格ISO9001を取得するなど、優れた製品の提供と信用の構築に注力してきたペット用品の総合メーカーだ。超高齢化や少子化が進み、高度なストレス社会ともいわれる今、私たちに癒しや心の安定をもたらすペットの役割はますます重要視されている。そこで、同社ではペットが人に与える効用を明らかにするため、産学協同研究を進め、「観賞魚の癒し効果」を初めて科学的に立証した。

そんな同社が求める人材は、まさに今回取材をした3人のような「自ら考え、行動できる成長意欲の高い人」。もちろん、会社側も100名を超える社員の成長をしっかりサポート。社員それぞれが自らの目標をシートに記入し、その達成度合いを自己評価、さらに、そのシートを会社が客観的な視点で見つめ、チャレンジ精神や目標達成能力などを総合的に判断する仕組みを整えているのも、社員一人ひとりを見守るためだ。

また、チームワークも大切にする同社では、GEXismやGEX語録といわれる、創業時から受け継がれる会長や社長の言葉・考え方、社員からの進言を明文化したテキストを全員が携行し、その浸透と徹底を図っている。同社の今後の目標は、ペット用品メーカーでNo1になること。このまま社員一人ひとりがGEXismで進化・成長を続ければ、その可能性は十二分にあるはずだ。

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近鉄けいはんな線吉田駅からほど近い場所にある本社。エントランスに立派な水槽を構えた自社ビルで、すぐそばには商品開発の拠点・GEXR&Dセンターもある。
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