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最終更新日:2025/5/13
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部署名地盤物性研究室
まず、学生当時は地盤研究室に所属していました。この研究室を選んだ理由は、就職の厳しかった年代ですがパソコンが普及してきた頃でもあり、人工材料や水などであればいずれは専門知識が無くても計算で扱えるようになるかもしれない一方で、土質であれば自然にある物を調べる仕事は自分の生きている間くらいは無くならないだろうと思ったためです。そして、中央開発への就職を決めたのは、通常の就活の中で就職先が決まっていなかった中で、研究室に直接来られた当時の中央開発の技術顧問の方に誘われたのが契機でした。結果的に、当時の先生には「合ってるんじゃないか」と言われました。
入社して配属になったのが主にボーリング調査を担当する部署でした。最初に通しで担当した現場が倉庫の建設予定地でした。それから数年が経ち、社内の事情もあって現場担当からは外れていましたが、偶々私用で移動中に遠目から完成していた大きな倉庫が見えた時に、自分の仕事が形になったことを実感しました。
全国および海外に展開している一方、決して多くない人数でその時々の社会的要請などに対応していますので、様々な分野の専門家がいますが意外な仕事をしていることもあります。私は現場から離れた後は発注者に出向して事務所の職員、その次にハザードマップを描くデザイナーをしていて、当時描いた物は成果品の例として社史にも載りました。さらに異動になって土質試験を担当していますが、本業以外で最近担当したのが避難訓練の企画進行です(写真)。会社全体が見える程度の規模ですから、脈絡が無さそうでも意図があって回ってきていると思います。
最近の情勢ではなかなかできていませんが、若手の頃の経験から過去に仕事で関わった所に出掛けることはそれなりにあります。調査の結果を利用されて完成したものを見るのも良いですし、仕事ではゆっくり滞在できなかった周囲を見て回ったり美味しい物を食べたりするのも良いです。
私のコメントを読んで下さっている時点で、大学生や院生の方が多いかと思います。高専卒や高卒で入社して業務の中で技術を身に付けて活躍している社員も少なくないので、数年遅れになる分相応の専門知識が求められる面はまずあります。ただ、それだけでなく教養的なものであったり専門分野とは直接関係の無い技能であっても何かの役に立つことは充分にあり得ます。皆さんが個性を生かして活躍されることを期待しています。