最終更新日:2025/5/23

中央開発(株)

  • 正社員

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 建設
  • 情報処理
  • ソフトウエア

基本情報

本社
東京都
PHOTO

道無きところに道はできる 1歩踏み出せば頭は自ずと付いてくる

  • M.M
  • 2023年入社
  • 琉球大学大学院
  • 理工学研究科 物質地球科学専攻
  • 札幌支店

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名札幌支店

  • 勤務地北海道

これまでの経験

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1日のスケジュール
9:00~

現場にてボーリング班みんなと作業前KY・朝礼の実施
ボーリング調査中の地点Aへ移動

9:30~

ボーリングコアの観察、次の調査地点Bへ移動

10:30~

ボーリングコアの観察、ボーリング孔内で原位置試験を行う

12:00~

弁当or近場の定食屋で昼食

13:00~

ボーリングコアを洗って観察して撮影会、ただし天候による

16:30~

本日の作業終了、山から下りて顧客に報告

17:30~

宿に帰って入浴、夕食を済ませ早めに寝る(夏の北海道は朝4時には明るくなるため)

建設コンサルタント業界や地盤調査業界に興味を持ったきっかけ、中央開発に入社を決めた理由

もともと歴史好きで大学では考古学を専攻しようと思いましたが、理系科目が得意だったので理系寄りかと思って地質学を専攻しました。すると大学では山登り沢登りでハンマーを振るって岩石の試料採取、さらに教授のお手伝いで海底地形調査で1ヶ月海の上だったりして思ったより体育会系でした。かと思えば研究室に閉じこもって岩石の顕微鏡観察や分析を行ったりと、静と動の差が激しい分野だなと感じました。そのおかげ?かは分かりませんが、今もこの業界で働いているのはやはり飽きないからだと思います。行く先々で見て聞いて知って経験を積み重ねることが楽しかったからです。中央開発に入社することを決めたのは、転職サイトで中央開発の中途採用募集を見たからでした。この業界にいると大手各社の1角として中央開発の名前を聞くことはありましたので、まずはエントリーしてみようと応募したことがきっかけでした。歴史の長い会社とは知っていましたが、後に父から祖父も勤めていたと聞いた時には驚きました。不思議な縁があったのかもしれません。


今まで携わった仕事の中で、一番心に残っているエピソードを紹介してください!

東日本大震災後の排水機場の復旧工事で、大手ゼネコンから支持層確認のためのボーリング調査を依頼されたことがありました。当時は新卒5年目くらいで出張して現地に向かいました。震災復興に関わる業務に指名された責任感を持って行ったつもりでしたが、いざ現地で調査していると、近くで重機のバックホウを運転していた年配の作業員の方が作業を止めて降りてきましたので、何か作業の邪魔になることでもしてしまったかと不安になっていると、作業員の方からすると自分の息子、もしかしたら孫くらいの自分に頭を下げて「復興のために遠くから来てくれてありがとう」とおっしゃいました。それを聞いて自分の持っていた責任感などただ会社の業務をこなすための最低限のものでしかなかったなと痛感しました。人間とは不思議なもので、そのたった一言の言葉だけで今の自分にできる最高のパフォーマンスを発揮して仕事をしようという動機付けができました。この業界15年目の今となってもこの1ヶ月は忘れることのできない日々となっています。


中央開発はどんな会社?会社の魅力を教えてください!

入社するにあたり会社のホームページを見て知ったのは、標準貫入試験やシンウォールサンプリング、ウェルポイント工法など、業界で今や当たり前となっている技術・工法を始めた会社であり、業界の黎明期から続く歴史の長い会社だということです。これを知らずに本社ビルを訪れると、古い建物で大丈夫かな?と思ってしまうかもしれません。社内誌としてマンスリーなるものを古くから発行していますが、この本社ビルの地質調査についても掲載されており、当時の技術者が書いた報告書を時代を超えて見ることができたりと、歴史好きの自分としてはとても興味を引かれるものでした。配属した札幌支店はご存じのように日本最北端、北海道札幌市に所在する支店であり、世界でも有数の積雪量が多い都市部であります。幸い、支店は札幌駅から徒歩1km未満、10~15分程度で通勤可能です。支店は道内出身の人が多く、広大な北海道各地を長年渡り歩いてこられた経験豊富な上司・先輩方にいつも助けられています。冬の北海道は人がどうにかできるものでは無いので、「困ったときは助け合い」の精神があるように感じます。


趣味・オフの過ごし方は?

とにかく北海道は広大ですので、色々な土地を知るために車でドライブすることが多いです(冬は引きこもりですが)。行き先は景勝地、ダムカード集め、火山めぐり、温泉めぐり、道の駅めぐりです。また、音楽では80'sのHR/HMが大好きなのでドライブしながらよく聞いています。仕事では人無き山、道無き道を行くことがあるため熊鈴・熊スプレーは必須となります。幸い熊に遭遇したことはまだ無いのですが、車で林道を走行していたら立派な角を掲げたエゾシカが仁王立ちしていてどいてくれなかったりしました。大自然の驚異を忘れないために昭和新山の熊牧場にヒグマを見に行ったりもしましたが、夏の暑い日だったこともあり日陰でぐったりしている着ぐるみをきたおっちゃんにしか見えず、逆に親近感が湧いてしまいました。昨年の行動を年間を通してみると、GWは日高町の二十軒桜でお花見、夏は富良野市のラベンダー畑、お盆は更別村にお墓参り、秋は十勝の新じゃがを箱買い、冬は巣籠もり状態で除雪を怠り車のワイパーが折れてしまいました。ウインタースポーツが好き、興味がある人はさらに楽しめると思います。


これから社会に出る後輩へアドバイス・メッセージをお願いします!

私は就職氷河期といわれる時代に就職した身ですが、沖縄県の琉球大学で地質を専攻しており地質調査を行う会社に入りたい、そして北海道生まれ九州育ちなので日本の真ん中に行ってみたいと以前勤めていた長野県の会社に応募したところ、大手も採用を絞る情勢下で新卒15人を募集しており、地質調査を行う部署を大きくしたいという状況でした。1次の筆記試験、2次の人事面接を同日に受けたところ、沖縄は遠いから3次の社長面接も一緒にしましょうと急遽社長が作業着で面接に加わり、その場で採用すると言って頂いた人柄に感銘を受けて入社を決めました。ですので私の場合は縁に恵まれただけでしたが、きっかけは最初に述べたように自分が何をしてきてこれから何をしたいかという目的をはっきりさせていたことだと思います。皆様はこれから会社人として会社に貢献し、それが社会への貢献となって初めて社会人になるものだと思いますので、会社は公共の利益に帰する社会の受け皿、器だと考え、自分のやりたいこと、やってきた分野で貢献できそうな会社を探してみて下さい。最後になりましたが、中央開発はアンティークな大きな器です!


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