最終更新日:2025/5/16

NTTテクノクロス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

テクノロジーを「お客様が求める価値」に変えていく。そこに人の力がある。

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それぞれの強みを活かしながら成長する先輩社員たち

NTT研究所の技術を時代が求めるシステムへと実装しているNTTテクノクロス。同社の社員たちは日々どんな仕事に向き合っているのだろうか。3名の社員に入社後の成長過程や担当する仕事の醍醐味について伺った。

◆ M.A.さん(写真左)
IOWNデジタルツインプラットフォーム事業部・開発担当
2021年入社/理学部卒

◆ Y.Y.さん(写真中)
カスタマーエクスペリエンス事業部・開発担当
2022年入社/文学部卒

◆ R.K.さん(写真右)
カスタマーエクスペリエンス事業部・営業担当
2020年入社/経済学部卒

NTTテクノクロスの好きなところは?

「社内交流を楽しみやすい点です。ラーメンという趣味でつながったり、バドミントンを楽しんだりと、年齢を問わず色々な人と仲良くさせてもらっています」(M.A.さん)
「全員が気にかけてくださる温かい職場環境があることです。上司や先輩の人間性や業務推進力も尊敬していますし、他チームの方ともよく食事をしています」(Y.Y.さん)
「公私の両立を図りやすい点です。1週間ほど海外旅行に行ったり、第一子出産の時期には快く休暇と長期リモート勤務の許可をいただき、大変助かりました」(R.K.さん)

念願のAI案件で成長中。今後はマネジメント力も身に付けていきたい/M.A.さん

大学でプログラミングを学び、就職活動では、その知識を活かせるIT業界を広く検討しました。当社に注目したのは、AIに力を入れている点に魅力を感じたためです。AIには学生時代から興味があり、関わってみたいという思いを持って入社をしました。

新人研修後3年間は、NTTグループ内の様々な顧客の開発プロジェクトに3~6ヶ月のスパンで携わりました。基礎知識はあったものの、実際のシステムは想像していたより複雑で、「次はもっとこうしよう」という改善を積み重ねながら、必要な知識や技術を身に付けていきました。当時は業務の合間に、有志の技術者が集う「道場研修」によく参加していましたね。希望者は誰でも参加可能で、座学での知識獲得に加え、実際に業務で利用する技術を実践的に学ぶことができます。3年間のうちに何度も参加したことで、スキルアップを図ることができました。

4年目になる今年からは念願だったAIを扱う部署に移り、高速道路AI渋滞予知のシステムに関わっています。携帯電話ネットワークの仕組みを利用してリアルタイムに空間統計を行っており、高速道路の会社が保有する渋滞実績などを掛け合わせ、所要時間と交通需要を予測して発信するというシステムです。

開発の流れは前部署とほぼ同じですが、仕様固めなどの上流工程を担えるようになったことや、お客様と直接話す機会が増えたことは、新しい部署に来てからの変化ですね。自分の作ったものに対して、お客様から「便利になりました」「助かりました」といった言葉を直接いただける機会も多く、それまでの苦労が全て吹き飛ぶ感覚があります。

これからの目標は、エンジニアとしての技術力を磨きつつ、チームをまとめる力をつけていくこと。いろいろな案件でプロジェクトリーダーに挑戦させてもらい、マネジメント力を養っていきたいです。

働く環境については非常に満足しています。フレックスタイム制度が特に気に入っており、早朝から仕事をして14時~15時に仕事を終わらせたり、朝ゆっくりしたい日は11時から勤務を開始したり、効率よく仕事ができています。業務の間に小一時間抜けられる分断勤務などの制度もあり、その日の体調や用事によって調整も可能です。

コミュニケーションを大切に、お客様と技術チームの架け橋を担っていきたい/Y.Y.さん

大学時代は歴史を専攻していましたが、就職活動では業界を絞らず広く検討しました。当社に興味を持ったのは、「技術×技術で新しい価値を製品化していく」というメッセージに共感を覚えたことと、面接で会う人が皆さん穏やかな人柄で、社風との相性を感じたことが理由です。

新人研修で基本的な技術や営業のスキル・ノウハウを幅広く学んで以降は、現在の部署でコールセンター向けの製品提供に携わっています。大きく分けて2種類の業務があり、まず一つはコールセンターの業務に必要なPC上の通信基盤の構築です。私の所属チームはお客様窓口を担っており、お客様の意向を伺いながら要件定義を行い、サービス開始まで伴走していきます。普段から心がけているのは「二人三脚で一緒に作り上げていきましょう」という雰囲気を作ること。お客様の希望に応えるシステムを作り上げるためには、こまめにお話をし、イメージを共有することが必須だと考えています。

2年目には初めて新規構築を担当しました。3ヶ月ほどの短い案件でしたが、「自分の考えや判断で動いていいよ」と裁量権を与えられたことで、能動的に動いて仕事を進めていく姿勢が身についたように思います。お客様と一から関係を築き、最後には名指しで感謝の言葉をいただくことができてとても嬉しかったです。

もう一つの業務として、自社パッケージ製品の提案・開発業務に広く携わっています。この製品は生成AIを用いた最新の技術を導入しており、より良いサービスとするための機能開発や、サービスを広く知っていただくための広報活動・営業活動として、Webセミナーのデモ動画の作成や展示会への出展なども担当しています。1年目の展示会では、製品説明どころか名刺交換もままならずに悔しい思いをしましたが、2年目の参加時には、自分からお声がけをして製品の良さをアピールしたり、後輩のサポートをしたりと自分なりに成長を実感できました。

現在はサブリーダーとしてタスク管理や案件管理なども勉強中なので、主体的にプロジェクトを推進できるようになることが直近の目標です。技術力の高い先輩エンジニアから学ばせてもらいつつ、技術側とお客様の間に立って両者の橋渡しができたらという思いは強いですね。「人々の役に立ち、生活が便利になるような製品を届けていきたい」という入社時からの思いを一件でも多く叶えていくことが、今後のキャリアを通じた目標です。

技術力で「創る」会社だから、真にお客様のニーズに沿った提案ができる!/R.K.さん

当社の商材に発展性や将来性を感じて入社し、まず3年間はデジタルトランスフォーメーション事業部で仕事をしました。特定の商材を持たない営業活動で、お客様のニーズに合わせて既存の商材から最適なものを選定したり、組み合わせたり、時には全く新しいものを開発したりと柔軟にご提案を行い、満足いただけることがやりがいにつながっていました。自ら志願して新規・既存、NTTグループ内外を問わず多くのお客様先に伺い、積極的に提案を行っていました。

何でも提案できるということは、その分だけ専門知識も必要になるということ。新人時代は知識不足で会話が噛み合わない場面もありましたが、場数を踏んで理解を深めるうち、少しずつお客様のニーズに先んじたご提案ができるようになっていきました。特に嬉しいのは、「Kさんの話だから聞くよ」「Kさんならなんとかしてくれると思って」と信頼の言葉をいただける瞬間です。一人の頼れる営業として、お客様に認めていただける瞬間が一番のやりがいです。

4年目からは現部署に移り、特定の自社製品を扱う営業活動に従事しています。既存のお客様に対しては、製品の機能を十二分に活用していただけるよう、活用方法のサポート訪問をしています。お客様の環境下で直接ご相談に乗ったり、資料を提供したりしながら、当社製品の価値を最大化させられるよう二人三脚で活用推進を進めており、一定の手応えも得ています。

新規の場合は、問い合わせが来たお客様に対してご提案に出向く形なので、初対面から積極的にお話を聞いてくださるケースが多いです。ベストな選択をしていただきたいので、ニーズに合わないと思えば正直に伝えますが、そのギャップを埋める方法はないかについても今後は考えていきたいですね。お客様にとっての価値をしっかりと考えて提案する力を伸ばしていくことが、直近の目標です。

最近は後輩育成にも注力し、チームを見る力を少しずつ養えてきたように思います。技術職だけでなく、営業職も部の垣根を超えた研修を行っており、私は「営業育成会議」のメンバーとして研修内容の企画提案にも関わっています。営業力とIT知識の両方を磨ける合宿研修や集合研修を定期的に実施し、1年単位の運用で改善点を見つけながら、現場メンバーで研修を作り上げています。営業全体でスキルアップを図るような働きをしていくことも今後のキャリアにおける目標です。

学生の方へメッセージ

社内では先端技術を扱う案件だけでなく、一般的なシステム開発の案件もたくさん扱っています。また、社内研修・勉強会・資格取得支援等、技術を磨くための豊富な仕組みや切磋琢磨しながら刺激し合える環境もあります。私はAI関連の仕事に興味を持って入社しましたが、IT業界を志望する人であれば、 どんな人でも自分の興味やスキルに適した業務が見つけられる会社だと思います。(M.A.さん)

私は文系出身でIT知識がなく、周りに追いつくのが大変でしたが、チームの皆さんに大切に育てていただいた実感があります。質問するとにこやかに対応してくださり、何でも学びやすい環境でした。開発職という括りの中にも、技術力を強みにコードをバリバリ書いているエンジニア部隊もあれば、お客様対応などコミュニケーション力を活かして動いている営業に近いチームもあるので、文系の方も不安に思わず検討してみてください。(Y.Y.さん)

当社の営業職の特徴は、「あるものを売るだけでなく、お客様に最適なものを作って提供できる」「様々な業界のDX推進に貢献できる」「NTTグループ以外にも色々なお客様に会える」「チームワークが好きな人が多い」などが挙げられるかと思います。本当にお客様に合ったものを提案できる多様な方法論を持てる会社なので、私のように「押し売りではなく、最善を追及した提案をしたい」という営業志望の人にも、ぜひ注目してみてほしいです。(R.K.さん)

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「個人主義というよりは、チームワークが好きな人が多い会社です。困っていそうな同僚がいれば、話を聞くよ、と自分から声をかけるような温かい人ばかりです」(3名より)

マイナビ編集部から

NTT研究所の系譜を持ち、ソフトウェアに強い研究所系子会社としてNTTグループの中でも頭角を示しているNTTテクノクロス。テクノロジー由来の言葉が社名になっていることもあり、第一印象では「情報技術に詳しい理系出身の社員を集っている」というイメージを持つ人は少なくないかもしれない。

しかしそのイメージは、取材を通じて大きく覆った。技術力が同社の誇りや強みであることに違いはないが、社内では多様な人材が活躍しており、技術力に精通したハイスキルなエンジニアだけでなく、お客様に向き合い、コミュニケーション力を発揮しながらエンジニアや営業として活躍する社員が多いことも特徴だ。社内にも技術力だけを偏重するムードはなく、それぞれが自分の長所を活かして、のびのびと成長している様子が印象に残った。

多種多様な案件を手がけている会社のため、「入社したらこんな仕事ができる」といった具体的な予測はしづらいかもしれない。しかし言い換えるならば、ICT技術に関わることなら、およそどんな領域や案件にも関わっていける会社ということでもある。若手のうちは色々な経験をし、「将来こんなことをしたい」というテーマを探す期間として過ごすのも良いだろう。充実した研修教育制度や多様な働き方を支える制度も十二分に整っているため、「良い環境で自分を磨きたい」という人にも非常に満足度の高い企業ではないかと感じた。

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2,000名超の多様な個性が活躍する同社。「お客様の期待に応えたい、ニーズに寄り添いたい」という気持ちが強いこと、意欲的に学ぶ姿勢があることが社員たちの共通点だ。

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