グレースコンチネンタルの魅力を伝える挑戦と未来への歩み。 <上迫 ゆめの>
学生時代、自分の好きなことを仕事にしたいという強い思いから、服飾関連の企業に絞って就職活動を進めました。その中で目をひかれたのが、魅力的な商品展開をしている当社でした。ファストファッションが流行し、大量廃棄が問題視される時代において、こだわりの詰まった商品を、そしてブランドを愛してくれるお客様に届けたいという当社の想いに共感し、入社を決意しました。
入社後は、接客以外にもさまざまな業務があることに驚き、想像以上に忙しい日々を送っています。特に入社間もない頃に苦労したのは、お客様への最初のアプローチでした。初対面の印象は非常に重要なので、笑顔でハキハキと声を掛ける必要がありますが、初めは緊張してなかなか思うようにできませんでした。しかし、回数を重ねるうちに慣れ、先輩の接客姿勢を学ぶことで徐々に自信を持てるようになりました。また、入社直後は、一つのコーディネート提案をするだけで精一杯だった時期もありましたが、今では短い時間でより多くの提案をすることを意識しながら、お客様のニーズに応える努力を重ねています。
現在の目標は、販売スタッフとしてブランドや自分のお店、そして自分自身のファンになってもらうことです。一つの商品を気に入っていただくことができても、次のご来店につなげることは簡単ではありません。そのためには、ブランドの魅力を積極的に発信し、自分自身を売り込む努力が必要だと感じています。私は、笑顔を忘れず、商品の魅力を最大限お伝えできるよう日々心掛けています。まだ新卒1年目ですが、将来的には、プレスとしてSNSやその他のメディアを通じて、より多くの人々にブランドの魅力を広めていける存在になりたいと考えています。現在の経験を活かしながら、一歩一歩目標に向かって成長していきたいと思います。
私はこの仕事を通じて、新しい自分を発見することができました。売上への強い想いや同期に対する競争心が自分の中にあり、それが自分の成長の原動力となっていることです。入社前は自分が競争心の強い人間だとはまったく思っていなかったので、こんな気持ちが自分の中にあったことは嬉しい驚きです。これからもグレースコンチネンタルで、自らの可能性に挑戦していきたいと思います。
接客の先にある笑顔と、ブランドへの情熱。<鈴木 しおり>
入社のきっかけは、就職活動中に当社の店舗を偶然訪れたことです。接客してくださったスタッフから聞いた、ものづくりへのこだわりや強いオリジナリティに深く感銘を受け、入社を決意しました。
もともとアパレル店員への憧れはあったものの、入社時はファッションの基礎知識がほとんどなく、素材やディテールといった商品知識を覚えるのに苦労しました。また、お客様への声掛けにも最初は戸惑い、慣れないことばかりでした。しかし、先輩スタッフがフォローに入ってくださり、ロープレを通じて接客の流れやコツを丁寧に教えていただいたおかげで、経験を積むうちにお客様と自然に会話ができるようになりました。
現在、私が任されているのは新店舗である丸ビル店の副店長です。商品の検品作業や売場づくり、接客を中心に、在庫管理や店舗運営のサポート、後輩スタッフのメンター役としての業務も行っています。入社歴や年齢的に中堅としての立場になり、店舗全体やスタッフを支える役割を果たせるよう日々努力しています。まだ慣れない部分もありますが、安定した売上を目指すとともに、スタッフからも頼られる存在になりたいです。
私にとってこの仕事でやりがいを感じるのは、お客様が笑顔で帰られる姿を見送る瞬間です。大切な日のコーディネートを任せていただいたり、名前を覚えていただいたり、出勤日に合わせて訪れてくださる方もおり、そうしたお客様との触れ合いが日々のモチベーションにつながっています。また、グレースコンチネンタルならではの個性豊かで魅力的な洋服を紹介できることも、この仕事の醍醐味です。毎シーズンの新しいコレクションにはお客様と同じ目線でワクワクしながら取り組んでいます。
最近、当社ではスタッフコーディネートの投稿など、SNSの強化が進められています。しかし、私はSNS投稿に苦手意識があり、まだ十分な貢献ができていません。これからは接客だけでなく、SNSを活用してブランドの魅力を広め、グレースコンチネンタルの名前をさらに多くの方に届けられるよう貢献していきたいです。幸い店長がSNSを上手に活用しているので、これを学ぶチャンスと捉え、積極的に取り組みたいと思っています。
これからも「好きな服を着て、好きな服を紹介する」喜びを大切にしながら、店舗運営とブランドの発展の両方に力を注いでいきたいです。
想いを形にし、人々の心に届けるプレスの挑戦。<佐藤 優里香>
私は2013年に当社へ入社。副店長、店長を経て入社5年目にはVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を任されるようになりました。現在はプレスを担当しており、主にシーズンビジュアル撮影、販促物作成、SNS運営、そしてイベントの準備・運営に関する業務を行っています。
幅広い業務に携わっていますが、中でもSNSでの情報発信は年々重要性を増しているように感じます。SNS運営においては、投稿やDM対応だけではなく、ショート動画の撮影用にルックを組み、撮影から素材制作までを担当しています。SNSはブランドの重要な接点の一つであるため、細部にまでこだわり、ブランドの魅力を効果的に発信することが大切です。しかし、デザイナーの思いをどれだけ体現、再現できるかは何シーズン経験しても難しさがあります。そのため、何か思うことや意見があれば、とにかくデザイナー本人ととことん話すことを重視しています。SNSの見せ方一つ取っても、何度もデザイナーから指摘され、そのたびに話し合いをしながら改善を繰り返してきました。何度も会話を重ねることで、ようやくデザイナーの頭の中にあるSNSの見せ方の根本を理解できるようになってきた気がします。
各館で開催するポップアップにヘルプで入ることがあるのですが、最近ではSNSをしているとお客様から、「いつも見ています」と声を掛けていただくことが多くなりました。SNS上だけではなく直接反応を聞けたときには、格別の嬉しさがありますね。
私が今目指しているのは、自分自身がプレスとしてブランドに欠かせない存在になることです。そして、ブランドとして理想とする姿を示し、チームメンバーが目指すべき方向を明確にしながら、全員でその目標に向かって進んでいく――そんな環境を築くことが、私の役割であり責任だと感じています。
また、現状では、グレースコンチネンタルの名前を知らない方が世の中にはまだまだ多いと感じています。そのため、さまざまな方向からプロモーションを展開し、継続的に発信し続けることで、一人でも多くの方にブランドの魅力を届けたいと考えています。新しいファンを獲得し、ブランドの規模を拡大していくことで、さらに多くの人々に愛される存在にしていきたいと思います。