基本的なことですが、企業研究を始める前に自己分析に時間をかけて、仕事に対する価値観や興味のある分野を明確にすることが先決です。
当社が属する建設業界を例にとっても、自治体などの事業を発注する側、それを受けて企画から関わる当社のような建設コンサルタント、ゼネコンなどの施工業者、ビルダーなどの建築会社といったジャンルに分かれており、それぞれ建設事業への関わり方が異なります。また、建設コンサルタントの中にも、当社のように総合建設コンサルタントとして多部門におよぶ業務を手掛ける企業もあれば、特定の部門に強みを発揮する企業もあります。自己分析によって何に興味があるのか、どんな仕事をやりたいのかという軸を定めることで、どの分野の企業を研究すればよいのかがはっきりとしてくるでしょう。
企業研究を進めるにあたっては、インターンシップなどで長期的に企業と関われる機会をフル活用してほしいと思います。ホームページの内容や数時間の会社見学会では十分に伝わらない企業の空気感、働く社員の雰囲気などを参考にしてください。当社ではインターンシップに力を入れており、先輩社員による親身なサポートのもとで実際の業務に近い職場体験をすることができます。
(総務部 総務課 新開祐作)