東京海上ディーアール(株)

近年、気候変動や自然資本・生物多様性への対応は、企業の戦略的リスク管理の観点から考慮すべき課題になっており、投資家も企業のこれらへの対応に興味を持っています。
上記の背景を踏まえ、私たちはこれらの分野に対するお客様の取組や外部評価向上のための情報開示に関する支援業務に従事しています。お客様は同分野でも様々な課題・悩みを抱えているため、それぞれの状況に合わせて柔軟にご支援することが重要です。その際、特に自然資本・生物多様性に関しては自身のバックグラウンドとの関連性も深く、これまでの経験を活かすことで、プロジェクトチームに貢献していきたいと考えています。

大学では森林科学を専攻し、持続可能な社会の重要性を学びました。また大学院では流木を研究対象としておりました。流木は、流木災害を引き起こす要因でありながら河川生態系の重要な構成要素となります。研究を通して、自然災害や森林管理、生物多様性、地域の文化等は複雑に絡み合っていることを感じ、持続可能性を考える上でその「繋がり」という観点を大切にしたいと思うようになりました。
就職活動では、大学で学んだ知識や経験を活かしながら社会課題解決に携われる企業を志望しておりました。様々な業界を検討しましたが、その中でもお客様である民間企業等のリスクを把握し軽減させることを目的としている当社は、先ほどの「繋がり」という観点からも大変魅力を感じました。また面接等では、懇切丁寧な対応が印象的で、風通しの良い雰囲気からも居心地の良さを感じ入社を決めました。