最終更新日:2025/4/24

(株)かいげつ【海月館】

  • 正社員

業種

  • ホテル・旅館
  • 旅行・観光
  • 外食・レストラン
  • レジャーサービス
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新しいことにチャレンジしながら、お客様の満足を創造。止まらない成長がここに!

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マルチタスクで進化し続ける、自分自身を楽しめる場所。

淡路島を拠点に全国へと事業を拡大し、常に新しい魅力を発信し続ける(株)かいげつ。その第一線で活躍する若手エースたちに密着しました!

(写真左から)
■旅館ホテル事業部部長補佐
上村 将慶さん
2019年入社/経営学部卒業

■フロントリーダー
宮原 里緒さん
2021年入社/文学部卒業

会社のココも魅力!

「成長拡大期の当社なら、自分の意見や思いを発信しながら会社づくりに貢献できます。旅館業の範疇にとどまらない、想像以上の経験をさせてもらっています」と上村さん。
「年2回の意識調査では、日々のいろいろな思いや考えを伝えることができます。若手の意見をどんどん吸い上げようとしてくれるので、風通しの良さは抜群です」と宮原さん。
年間休日の増加や残業削減への取り組みが進む同社。マルチタスクも就業時間内に行うため、自分の時間を大切にしながら成長できる。

【上村】入社6年目で部長補佐に就任。自ら積極的に考え行動し、お客様やスタッフに喜ばれる仕事が天職!

▼成長途中の会社で自分らしく活躍できる
学生時代のアルバイト経験を通じて、自分の接客やサービスでお客様に喜びを与えられる仕事にやりがいを感じていました。「自分から何かを提供・提案できる仕事がしたい」と企業選びを進める中、軸にしていたのは“ベンチャー気質“。成長途中の会社で、自分の意見をしっかり伝えて働きたいという思いがありました。

そんな時、当社の企業関連イベントで、入社2年目の先輩が「自分の企画でお客様に喜びを与えることができた」とイキイキ語る姿を見て、自分のやりたいことができる会社だと志望を決めました。「若手の力を借りたい」という思いがあるだけに、モチベーション高く仕事に臨むことができています。

▼自分の理想にどんどん近づける企業風土
入社1年目はフロントと料飲サービスの両方を経験。当社初となるバイキングの立ち上げに携わることができたほか、秋にはスタッフの研修も担当。さらに人事活動もお手伝いするなど、1年目から多くの経験を積むことができました。

その後もさまざまな施設の改革や立ち上げに携わり、入社6年目で部長補佐に就任。当社が運営する旅館やホテルなどのうち10施設を統括する部長のもと、各施設の問題点を見出し、サービスや職場環境の改善に努めています。

▼お客様満足もスタッフ満足も追求したい
現在は、海月本館のバイキング立ち上げメンバーに選ばれ、食事内容や会場のレイアウト変更、料理のサービス方法など、より魅力的なバイキングにしたいと取り組んでいます。どうしたらお客様に喜んでいただけるのか、試行錯誤する時間も楽しいですね。引き続き担当している人事活動のほか、人手不足の施設があればヘルプに入ったり、BBQテラスの施設管理をしたりと、同時進行で多様な業務を行っています。立ち上げの時には、自分もスタッフとして入るようにしていますが、お客様から直接嬉しい声をかけていただけると、頑張りが報われて本当に嬉しいです。

職場環境を整える中でも、スタッフから「さらに働きやすくなった」と声があがると嬉しいですね。コロナ禍以降、当社では効率化や省力化を考えながら、いかにスタッフが働きやすい環境をつくるかに重点を置き、さまざまな改革を進めてきました。経営陣が積極的に改善しようと動いてくれるのも、魅力に感じています。

【宮原】安定基盤×安心の成長環境。フロントリーダーとして後進を育てながら、宿の魅力を発信!

▼会社の安定性と人の魅力に惹かれて入社
2021年入社の私は、コロナ禍のピーク時に企業選びをしていました。観光業界をめざしていたものの人事活動全体が縮小傾向にあり、「違う業界に目を向けよう」と参加した合同企業関連イベントで、当社に出会いました。コロナ禍でも黒字経営を守り続けており、多彩な事業を展開していたこと、さらに社員の皆さんがとてもフランクで楽しそうに働いている様子が印象的でした。

風通しのいい社風やあたたかい雰囲気に触れるうちに入社を決めたものの、いざ入社する前は「上下関係が厳しいのでは」と構えていました。しかし、常務取締役や若女将といった経営陣もラフに話してくださるなど、周囲の人との距離が近く、社員同士の交流も盛ん。想像以上の居心地のよさを感じています。

▼1年目からプロジェクトに参加
入社1年目は、フロントと料飲サービスのマルチタスクで働いていました。2年目には、希望していたフロントに配属。いろいろなことに挑戦することが好きな私は、1年目にSNSの運用プロジェクトに参加し、メンバーと写真の撮り方やバズる方法などを試行錯誤していました。現場の業務だけでは煮詰まってしまうこともありましたが、通常業務とは違った業務が息抜きになり、楽しく過ごすことができたと思います。目標の1万人には届きませんでしたが、それでも大いにフォロワーが増えました。

入社3年目の4月からは、フロントリーダーとして後進の育成に励んでいます。10月からは人事活動も兼務するなど、充実した毎日を過ごせていますね。

▼指揮官となり快適な滞在を支える仕事
私たちフロントは、料飲部門や清掃部門に指示を出し、宿全体を指揮する立場です。お客様と最初に接点を持つ私たちから、ご要望を関係各所に連絡。ご満足いただける滞在になるように、各部門と連携します。お客様と接する時間が長い部門とは異なり、お客様と関係性を築く場面は少ないかもしれませんが、全体を指揮する立場としてすべてが上手くまわった時には、やりがいを実感しています。

また団体のお客様を迎える際には、綿密に打ち合わせを重ね、前日から各部門に指示。計画通りに進んだ時の達成感はひとしおです。「ありがとう」「次回もお願いします」といった言葉をいただけると嬉しい気持ちになります。

先輩たちの忘れられない嬉しかったエピソードや、これからの目標とは?

【上村】忘れられないのは、入社3年目で携わったグランピング施設の立ち上げです。木を切って柵を作るなどのベースを作るところから、室内のレイアウトや家具の選定、料理の考案まで「ここまでやるの?」というくらいすべてを自分たちで作り上げました。試行錯誤の連続でしたが、オープン後のお客様アンケートに「120点!」と書かれていた時には、飛び上がるほど嬉しい気持ちになりました。県内でも海沿いにできた新しいグランピング施設として話題となり、現在も人気施設として好評をいただいています。

これからも施設や社内環境の改善に努め、スタッフが安心して働ける環境を整えていきたいと思っています。また、さまざまなプロジェクトに積極的に関わり、より多くのことにチャレンジしていきたいです。

【宮原】入社1年目に淡路島全体で開催される“おもてなしコンテスト”に出場しましたが、結果につながらず、2年目に再チャレンジ。当社で初めてとなる物販部門で参加し、フロント業務や参加するプロジェクトのかたわら、コンテスト出場のために特訓を行いました。別部門の優勝経験者や若女将に週2回ほど時間を割いていただき、細かく指導していただいた結果、コンテストでは優勝することができました!コンテスト直後に常務取締役から「おめでとう!」とメッセージをいただき、翌日出勤した時には、みんなから祝福の声をかけていただくなど、とても嬉しかったのを覚えています。大変でしたが最後まで頑張ったことで結果を残すことができ、大きな自信につなげることができましたね。とはいえ、自分一人では優勝できなかったので、指導していただいた方に感謝の気持ちを伝えました。

3年間、現場メインで働いてきたので、今後は新しいことにも挑戦したいと考えています。人事活動はもちろん、新規事業の立ち上げやプロジェクトなどにも積極的に参加し、知識の幅をさらに広げたいと思っています。

学生の方へメッセージ

【上村】グランピングの立ち上げでもそうだったように、当社では新しい取り組みでも、プロの手を借りつつ「できることは自分たちで頑張ろう」という姿勢があります。その結果、自分たちの経験や知識となり、そこで得たノウハウが次にも役立てられるのです。このほかにも、催事やグルメイベントへの出店、オリジナル商品の開発なども行っており、事業領域の幅が広い当社だからこそ経験できる魅力があると思います。

また一人2職種のマルチタスクを推奨する当社では、兼務することで、別の業務がリフレッシュになることもあります。1年目から、館内の夏まつりを企画したり、絵やデザインが得意な方であれば、パンフレットのデザイン選定に関わったりすることも。ネットが得意な方はネットマーケティング課で働けるなど、将来のキャリアアップにもさまざまな道が広がっています。

当社は人とのご縁を大切にしており、多くの方との出会いやご支援を通じて、ここまで成長することができました。関わり合いから生まれる予想外の化学変化が、素晴らしい成果を生むことを実感しています。社員一人ひとりの個性を尊重し、出会いを大切にすることで、個人と会社の成長が相乗効果を生んでいるのです。

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「今のやり方が正解とは限りません。若手だからこそ気づけることや、新しい発想があると思いますので、積極的な発信を期待しています!」と上村さん。

マイナビ編集部から

淡路島を拠点に、全国にホテルや旅館、レジャー施設などを運営する(株)かいげつ。「発想とアイデアで、地域を元気にする!」を企業理念に掲げ、次々と新しい事業に取り組む同社は、幅広い年代が共に働く環境で風通しが良く、周囲の人との距離が近いのが特徴だ。

今回取材したのは、入社当初から持ち前のサービス精神や行動力を発揮し、現在は部長補佐として、組織全体の環境改善に取り組む上村さんと、入社2年目の“おもてなしコンテスト”での優勝をはじめ、数々のプロジェクトを経験し、次のステージに進みたいと目を輝かせる宮原さん。聞けば聞くほど4年目や6年目とは思えない豊かな経験を重ね、自身の強みを磨いてきた先輩たちの話から、若手の可能性を最大限に引き出し、育てる会社であることが伝わってきた。

2人のような若手社員たちが存分に力を発揮できるのは、常に新しいことにチャレンジし続けるベンチャー気質のある企業風土があるからこそ。直近でも高級芋菓子のFC店をオープンさせ、FC内でも高い売上を誇るなど、大成功をおさめている。

“地域が持つ観光資源のポテンシャルを再生し、商品化していく“という地域活性の仕掛人として、地域に貢献できるのも同社の魅力。仕事のおもしろみも働きやすさも欲張りたい人に、ぜひ企業研究を深めてほしい企業だ。

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“勤務地=観光地”なことも多く「地域に住む人々とのあたたかい交流も楽しい」と先輩たち。社内外に漂う居心地のよい雰囲気が、仲間とのかけがえのない日々につながる。
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