最終更新日:2025/7/28

(株)はなまる【回転寿司花まる/四季花まる/立食い寿司/できたて屋】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 外食・レストラン
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 食品

基本情報

本社
北海道、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

根室発祥の回転寿司店。独自の研修プログラムで若手のうちから活躍できるのが魅力!

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若手が成長し、活躍できるヒミツとは?

回転寿司店をメインに北海道と東京で計29店舗を展開する(株)はなまる。札幌1号店としての歴史が詰まった「根室花まる南25条店」で働く店長、主任、新入社員に、仕事に向かう姿勢、当社の魅力、今後の目標を伺った。

小林 宗平さん 
南25条店 店長兼エリアマネージャー/2009年入社(写真左)

原 夏美さん
南25条店 主任/2018年入社(写真中央)

山田 誠也さん
南25条店 新入社員 /2024年入社(写真右)

当社の魅力はココ!

「職場の人間関係が良く、助け合いながら仕事に取り組めること。そうした環境が心を込めた接客へとつながり、結果的に数字に反映されていると感じています」(小林さん)
「研修教育制度が手厚く、未経験からでも安心して働けるところ。研修を通じて技術が身につき、店に家族を呼んで私が握ったお寿司をご馳走しました」(原さん)
「人と人の間に壁がなく、何でも気軽に話せる社風。何かわからないことがあればすぐに質問できるので、新しい技術や知識を吸収しながら成長できる会社です」(山田さん)

75名のスタッフを率いる店長兼エリアマネージャー。チーム一丸となって「花まる」らしい店づくり!

私は現在、南25条店の店長と、エリア内の3店舗を統括するエリアマネージャーを務めています。入社後は、まず道東エリアにある中標津店に配属されました。当時はうまく寿司を握れるようになりたい一心で朝早く出社して仕込みのコツを学んだり、店長の手さばきに目を凝らして何度も練習を繰り返したことを覚えています。最初は失敗だらけでしたが、そのうち先輩から「この魚、誰が切ったの?すごくきれいだわ」と評価してもらったり、常連のお客様から声をかけていただくことが増え、そこからさらに向上心が芽生えていきました。その後、東京進出1号店であるKITTE丸の内店に異動し、主任、副店長を務め、再び中標津店へ戻りました。同店で店長に就任後、南25条店に異動し現在に至ります。

店長の仕事はマネジメントや商品チェック、採用育成、採算・原価管理など多岐にわたります。南25条店には75名のスタッフがおりますが、ヒト・モノ・カネを動かすためには、やはり全員が一丸となったチームワークが大切です。そのため、年次・役職にかかわらずどんなことでも言い合える関係性づくりと職場の雰囲気を大切にしています。担当エリアの店舗リーダーたちとよく飲みに出かけることもあり、何かあれば真っ先に頼ってもらえることがやりがいにつながっています。

当社には「花咲大学」という研修プログラムがあります。技術向上はもちろんですが、一番重要視しているのは「考え方」。フィロソフィ研修では、当社の思いやコンセプトを学び、「考えさせる・実際にやってみる・協力する・自分を認識させる」という方針のもと、人づくりに力を入れています。単に商品を売るだけではなく、自分はどんな仕事をし、お客様に何をどのように届けたいのか。一人ひとりが明確なビジョンを持って望んでいるのが当社の特徴だと思います。

また、当社には「五感マーケティング」という言葉があります。新鮮な魚介類や酢飯の香り、ホールに響くスタッフの元気なかけ声、オープンキッチンで腕をふるう職人から手渡される握りたての寿司のおいしさ。それらすべてが融合した、五感で楽しめるおいしさが当社の価値です。お客様、スタッフ同士の距離が近く、楽しく働けるのが魅力。今後もスタッフと力を合わせてお客様から喜ばれる店をめざしていきたいと思います。
(小林さん)

POP作成など販促物を担当。ネタの鮮度感やこだわりをギュッと盛り込み、お客様に花まるの魅力を伝える!

我が家は家族全員お寿司が好きで、何かお祝い事があるとよくお寿司を注文して食べていました。そんな思い出もあり、私にとってお寿司は特別なものでした。会社見学で当社を訪問した際、女性がレーンのなかでお寿司を握っている姿を見て「かっこいい!」と憧れを抱き、「自分もお寿司を握れるようになりたい!そして、私が握ったお寿司を家族にも食べさせてあげたい」。そう思ったのが入社のきっかけです。

入社後は南郷店に配属になり、2023年6月の南25条店リニューアルオープンに伴い同店に異動。2024年3月から主任を務めています。現在は毎日手書きのお品書きを作成したり、新商品のPOP作成、黒板におすすめの商品を書くなど店内の販促物を担当しています。その他にも、仕込みや店長が不在の時は現場の指示出しなども行っています。

日替わりのお品書きは、筆ペンを使って文字を書いています。店長に相談しながら全体のイメージを決め、短いキャッチコピーを添えたり、POPには魚のイラストを盛り込むなど工夫を凝らしています。気を付けているのは、お魚の鮮度感や当店の活気が伝わるようなイメージにすること。そのためコピーは短文にとどめ、いきいきと躍動感あふれる印象に仕上げています。私が書いたPOPなどを見たお客様から「これ見たら食べたくなっちゃって」と注文をいただくとやはりうれしいですね。

これまで研修などを通して他店のスタッフとも交流がありましたが、社員、パートさん、アルバイトさん含め本当に仲が良く、雰囲気の良い職場だと感じます。当店の店長もフランクで気さくなお人柄で、何かあれば親身になって相談に乗ってくれるので自分一人で抱え込むことがなく、安心して働くことができます。

当社には、私たちスタッフが元気に働く姿や、活気ある店内でおいしいお寿司を食べてもらうことで「お客様を元気にする」というモットーがあります。そんな姿勢に共感してくださり、「食べに来たよ」と足を運んでくださるお客様との交流がやりがいにつながっています。現在はまだ、店長のように臨機応変に状況判断して的確な指示を出すことはできませんが、今後はもっと広い視野を身につけ、いずれは自分が上に立ってみんなを引っ張っていける人材になるのが目標です。
(原さん)

経営学から実践まで幅広く学べる「花咲大学」。1年間の新人研修で未経験から食のプロに成長できる!

学生時代は、地元札幌の飲食業を中心に就職活動を行っていたところ、当社で大学の生物学部の先輩たちが働いていることを知り興味を持ちました。教育制度に力を入れていることや、面接時に対応してくれた社員の人柄に惹かれたことが入社の決め手です。

「花咲大学」という教育研修プログラムでは、新入社員研修を入社後から1年間かけてじっくり行いました。会社の企業理念や経営哲学を学ぶフィロソフィ研修、フードビジネスの基礎、グループワーク、また、寿司の握り方や出し巻き卵の技術研修などカリキュラムの多彩さに驚きましたね。ユニークな研修としては、他の寿司店を視察する市場調査があり、寿司をいただきながら、花まるがいかに鮮度にこだわっているかを実感しました。寿司はシンプルな食べ物だけに、たとえ同じ魚介類でも解凍技術によって味に明確な差が現れます。当社はどこにも負けない3大コンセプトとして、鮮度へのこだわり、お客様を元気にすること、おいしく売れる売り場づくりを掲げていますので、まさに当社のクオリティの高さを再認識した研修でした。また、新人研修では本部の研修センター内の疑似店舗で接客のロールプレイングも行いました。新入社員研修は現在も継続中ですが、お客様の前で自信を持って寿司を握れるのも研修のおかげ。すべてにおいて受け身ではなく、自分の手と頭をフルに使ってどうしたらお客様に喜んでいただけるのかを考える作業は、仕事を越えて人としても成長できると感じました。

現在は南25条店で働いていますが、当店の魅力は人と人の間に壁がないことだと思います。社員、パートさん、アルバイトさんみんな仲が良く風通しの良い環境なので、新入社員の私も臆することなく意見を言うことができました。スタッフの威勢の良いかけ声が響く活気ある店内で、自分が握ったお寿司を目の前でおいしそうに食べてくださるお客様を見ると幸せな気持ちになりますね。

昨今は創作寿司を提供する店も増えていますが、当社ではあえて「王道の寿司屋」にこだわり、地元根室の素材を使った正統派の寿司屋をめざしています。私自身、このコンセプトにとても共感しているので、そんな環境で一歩ずつ成長しながら、将来的には役職に就いて活躍することを目標に努力していきたいと思っています。
(山田さん)

学生の方へメッセージ

寿司店というと、寿司を握るなど調理に関わる部分だけをイメージしがちかもしれませんが、当社の総合職は、若手社員のうちから広報・採用・教育・商品開発・品質管理・製造・バイヤー・総務・マーケティングなど幅広い分野に携わる機会があります。そのなかから自分が楽しいと思える職種を見つけたり、自分でも気づかなかった得意分野を発見することもできます。当社にはたくさんのチャンスがあるので、ぜひ自分の可能性を広げてください。
(小林さん)

当社は、人と接するのが好きで、仲間とともに明るく元気に働きたいという人に向いていると思います。ほとんどの社員が未経験からの入社ですが、教育制度が充実しているのでまったく心配いりません。また、私は現在販促物の作成に携わっていますが、文字や絵を描くことを通じてお客様に想いを届ける仕事はとてもやりがいがあります。そういう分野に興味がある人にもぜひ目を向けてほしいですね。
(原さん)

当社にはさまざまな社内制度がありますが、私がよく利用しているのは「従食」という制度。休憩時間に店内のすべてのお寿司や揚げ物などのメニューが半額で食べられるので、お寿司好きにはたまらないですね。道内全店舗のスタッフ全員でホテルを貸し切って行う慰安旅行や、店舗対抗夏の大運動会などの親睦行事もあり、他店のスタッフとも交流しながら楽しく働ける会社です。
(山田さん)

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花まるは、人柄や面倒見の良いスタッフがそろっているのが自慢!そのため、未経験からのスタートでもまわりの温かいサポートのもとで働くことができる。

マイナビ編集部から

1994年、「回転寿司 根室花まる 根室店」のオープンを皮切りに、現在は北海道と東京で計29店舗を展開している(株)はなまる。今回取材した社員たちが口々に語っていたのは、大家族のように温かい職場の雰囲気と、自己成長できる同社ならではの研修制度の手厚さだ。小林店長が語ってくれた「何より大事なのは人づくり。人が育てばお客様に喜ばれ、結果的に数字がついてくる」という言葉が物語るように、同社の根幹にあるのはいかに大事に人を育てていくかという熱い想いである。

そんな同社の姿勢を具現化したのが「花咲大学」だ。座学では経営理念をはじめ、各部門の収支をまとめた採算表を分析しながら全員が経営者の視点でのぞむ。そしてそこから花まるのフィロソフィを学んでいく。また、おもてなしの心を磨く茶道などもあり、新人研修のカリキュラム数は実に40にのぼるという。さまざまな年代の社員が一緒に学ぶ研修もあり、こうした世代間交流が同社のタテ・ヨコ・ナナメの連携をより強固にし、企業力を高めているのだろう。

インバウンド需要の高まりとともに、日本が誇る寿司文化は海外からの注目度も高く、今後も伸びていくことが予想される。外食業界に興味がある人、そのなかでも充実した研修制度のもとで幅広い知識と技術を身につけ、キャリアアップを図りたい人にとっては大きなチャンスが広がっている会社だと取材を通して感じた。

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お客様との温かいつながりを大切に、新業態を採り入れながら全国へと店舗数を拡大している同社。ぶれることない“花まるイズム”で今後も成長を続けていく。

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