最終更新日:2025/6/24

社会福祉法人八起会

業種

  • 福祉サービス

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「大学で学んだ福祉」と「現場の介護」はちょっと違う! その魅力を覗いてみませんか?

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ご利用者様との触れ合いからわかる介護の魅力を先輩たちが語る!

大学で学ぶ福祉や介護とはひと味違う現場の介護。より良い介護を実現するために、「介護福祉士の資格取得を目指したい」と努力を重ねる3名の先輩職員の“いま”をお聞きしました。

■小林 愛理さん(写真中央)
デイサービスセンター こんぜの郷/介護職(社会福祉士資格保有)
2024年入職/立命館大学 産業社会学部 現代社会学科卒業

■大毛 翔太さん(写真左)
介護老人保健施設 石部ケアセンター/介護職
2023年入職/金沢学院大学 人間健康学部 スポーツ健康学科卒業

■川瀬 尚哉さん(写真右)
介護老人福祉施設 もみじ/介護職(社会福祉士資格保有)
2023年入職/花園大学 社会福祉学部 臨床心理学科卒業

インターンシップでの出会いが入職の決め手! 優しい先輩に支えられ、成長しています

母が高齢者介護に携わっていたことが福祉に興味を持つきっかけになりました。大学で社会福祉士の資格を取りたいと考えて進学したのですが、いざ学んでみると児童、地域、障がい者など福祉にもいろいろとあり、高齢者福祉に絞るまでに時間がかかりました。決め手になったのは、企業研究でいろいろな法人のインターンシップに参加したことです。人生経験豊富な高齢者の方々と接する楽しさ、ありがとうと言ってもらえるうれしさを実感し、この業界を選びました。その中で、当法人に決めたのはインターンシップで現場を見て、職員とご利用者様の温かい関係性に魅力を感じたからです。

私は現在、インターンシップで訪れたデイサービスセンターに勤務し、介護職としてご利用者様の送迎から食事・排泄・入浴の介助、レクリエーションの企画・運営などに携わっています。心がけているのは、ご利用者様の安全第一を考えるとともに、「デイサービスに行くのが楽しい」と思ってもらえる環境づくりです。最初は20名ほどのご利用者様の顔と名前を覚え、適切な介助を行うことにも苦労していましたが、少しずつ関係性を築き、入職半年後にはお話するのが楽しみなほどに成長することができました。

最近、特にうれしかったのは「手作りおやつ」というレクリエーション企画が好評だったことです。おいしい桜餅のレシピを探し出し、私たち職員が手作りしたものを食べていただいたのですが、「おいしかった」「よくこんなおやつを見つけてくれた」と称賛の嵐(笑)。あまりに好評だったので、レシピを見つけた私もとても誇らしかったです。1年目は仕事や環境に慣れることで精一杯でしたが、2年目からは視野を広げ、ご利用者様により楽しんでいただけるレクリエーションを企画したいと思っています。また、経験を積んで介護福祉士の資格取得にも挑戦し、現場で活躍できる人材になることが私の目標です。(小林さん)

先輩からひと言!

こんぜの郷では20~50代まで幅広い世代が活躍中。年の差があっても心の距離が近いのでとても楽しい! みなさんの優しさに支えられる毎日です。(小林さん)

福祉とは畑違いの学部から入職。介護を一から学ぶとともに、人見知りも克服中!

人間健康学部でスポーツに関わることを学んでいたため、将来はジムのトレーナーになろうと考えていました。しかし、企業研究を行う中で迷いが生じ、大学の就職課に相談したところ、勧められたのが介護業界でした。私はもともと人見知りで、それを克服したいとの思いからトレーナーを志した経緯があり、「人と接する介護業界であれば、自分の弱みを強みに変えられるかも」と思い、方向転換。ただ、介護の知識は皆無だったため、研修が手厚いところ、なおかつ自宅から通いやすいところに絞り込み、八起会への入職を決めました。

入職後は移乗や食事の介助などについて座学と実践で学び、合わせてご利用者様の立場に寄り添うことの重要性も教えてもらいました。私は老人保健施設(老健)で介護職に携わっており、主に三大介助(食事・入浴・排泄)を行っています。老健は“第2の病院”と呼ばれ、ご自宅や施設でケガをして歩行困難になった方、階段の上り下りが難しい方などが利用されています。そのようなご利用者様が再び元の生活に戻るための介助を行うのが私たちの役割です。医師や理学療法士、作業療法士、生活相談員、管理栄養士など多職種と連携するため、情報共有がとても重要。日頃から介護で得た情報をチームに伝えることを意識するとともに、ご利用者様ごとの個別ケアやニーズに寄り添う対応を大切にしています。

先日のレクリエーションの際、障がいのある方もできるニュースポーツを参考に玉入れを企画しました。バスケットボールのゴールを模したカゴを作って行ったのですが、いつもはあまり感情を出さない方がすごく楽しそうに運動されていたことがうれしかったですね。「めちゃくちゃ楽しい」とのお言葉もいただき、改めてやって良かったと感じました。私自身も仕事を通じて少しずつ人見知りを克服できているので、今後も老健で介護を続け、ゆくゆくは介護福祉士の資格取得にも挑戦したいと考えています。(大毛さん)

先輩からひと言!

ご利用者様との会話を楽しめるようになり、笑顔を見ることが仕事のモチベーションになっています。専門外からの挑戦でしたが成長できてうれしいです。(大毛さん)

介護業界の伸びしろ、八起会の休日休暇の充実が入職の決め手! オフも充実しています

私は社会福祉学部の出身ですが、入学時から福祉に興味があったかというとそうではなく、大学で学ぶ中で超高齢社会における介護の重要性に気付きました。中でも介護業界の伸びしろに興味を持ち、注目。まだまだ高齢者が増えていく日本において介護に携わる人材は必要不可欠だと感じ、「なくてはならない仕事に携わりたい」という思いが強くなったことが介護業界に絞った企業研究に取り組んだ理由です。しかし、その一方で「社会人になっても自分の時間を確保したい」という思いもあり、休日休暇の充実も軸に加えて企業を探す中で八起会と出会うことができました。

私は入職以来、現在の施設に勤務し、入職から1年半はショートステイで働き、以降は特別養護老人ホーム(特養)で入居者様の介護にあたっています。主な仕事は生活のさまざまな場面での介助やレクリエーションの企画運営です。特養は自立度が低い方がほとんどのため介護の難易度も上がりますが、いつも心がけているのはご利用者様第一の姿勢です。例えばデスクワークをしている時でもご利用者様の動きを見て、自分の作業をやめて駆け寄ることもしばしば。また、介助の際の何気ない会話も大切にしています。

日々の仕事の中でご利用者様との関係性が深まることもやりがいですが、私が最も力を注いでいるのが介護福祉士の資格取得に向けた勉強です。大学で社会福祉士の資格は取得しましたが、現場で役立つ知識はまだまだ足りていないと感じています。ご利用者様と最前線でふれあう経験を積みながら、それを生かして資格取得を実現することが仕事のモチベーションになっています。それともう一つ、八起会で働く魅力は趣味のライブに行く時間をしっかり確保できること。当法人はシフト制で、しかも希望休が取りやすいため、行きたいライブを泣く泣くあきらめたことはありません。介護という将来にわたって必要とされる仕事のやりがい、そしてプライベートを大切にできる働きやすさを実感できる環境って魅力的だと思いませんか?介護の専門学部でない方も、興味があれば八起会を企業研究の一社に加えてみてください。(川瀬さん)

先輩からひと言!

困ったことがあっても必ず誰かが手を差し伸べてくれる環境です。優しくサポートしてくれる先輩ばかりなので心配無用! 私もみなさんを大切に育てます。(川瀬さん)

企業研究のポイント

【小林さん】まずは自分が何を大切にしているのか「企業選びの軸」を決め、それに合う職場を探してください。私は職場の雰囲気、安心感、学べる環境を重視していたため、数多くのインターンシップに参加し、最も自分の軸に合う当法人を選びました。実際に現場を見ることって大切ですよ!

【大毛さん】実際にそこで働く先輩方の生の声を聞く機会があれば、ぜひ足を運んでください。ネットでの企業研究は便利ですが、ネットだけではわからないことがきっとあると思います。私はリアルな声、姿を知る機会を探し、積極的に情報収集していました。みなさんもぜひやってみてください。

【川瀬さん】福利厚生、給与、教育、休日休暇など企業選びの軸は人それぞれ。周りに流されず、自分が本当に譲れないことを軸にして企業研究を進めてください。ライブ好きの私は、休日休暇の充実と有休の取得しやすさを重視して当法人を選びました。自分にとってかけがえのない時間を大切にできる環境って、本当に重要だと感じています。

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若手のうちから意見提案しやすく、良いアイデアは積極的に取り入れる法人です。レクリエーションの企画など、みなさんの感性が生かせるシーンも多いですよ。

マイナビ編集部から

社会福祉法人八起会は滋賀県湖南市を中心に、東近江市、栗東市、甲賀市に多彩な高齢者福祉施設を展開する法人だ。施設を「第2のふるさと」と位置づけ、ご利用者様にとっての我が家をつくり、安心して生活ができる地域社会「しあわせの村」を創造することを目的に活動を行っている。

また、法人として人財育成にも力を注ぎ、研修制度の充実にとどまらず、働きやすく、なおかつ働き続けることができる環境の実現を目指している。例えば、有休取得率や残業の少なさの指標となる「ワーク・ライフ・バランス推進企業」登録に加え、上期下期の個人目標の設定、それに合わせたキャリアアップ面談や自己申告制度など幅広い取り組みが目白押し。

研修などの人財育成に力を入れることにより離職率も低減しており、「しが介護職員定着等推進事業者」に滋賀県下第1号として登録されている。さらには、子育て世代を応援する「くるみんマーク」の取得、男性の育児参加を応援する「イクボス宣言」も積極的に実施。制度を立ち上げるだけでなく、実際の活用実績があるのが八起会のすごいところだろう。今回お話を伺った3名の先輩職員からも雰囲気の良さ、人の良さが頻繁に話題に上り、働きやすさを実感することができた。この魅力的な環境を、ぜひ自分の目で確かめてもらいたい。

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ベテランから若手まで幅広い年代がワンチームで活躍中! 困った時には自然に助け合える風土があるから、福祉・介護の知識がなくても安心して働けるだろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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