最終更新日:2025/6/1

東京エコサービス(株)

業種

  • 環境・リサイクル
  • サービス(その他)
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

働きやすさを原動力に、チームワークで地域循環型社会を支える

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人材を取り巻く環境&現場の声

■K.Yさん(2012年入社/総務部総務課)
■M.Kさん(2015年入社/電力事業部需給管理課)
■S.Mさん(2010年入社/環境事業部技術課)

23区内の環境プラントの運転管理を通して、暮らしを支える東京エコサービス株式会社。今やその事業は、廃熱のエネルギー活用や焼却灰の資源化など、地域循環型社会への取り組みにも貢献している。今回は、最前線で活躍する社員3名が、職場の実態を紹介する。ワークライフバランス、資格取得、企業風土、そして続けたくなる魅力とは――?

設立以来、人材を大事に、働きやすさも進化中

環境プラントの運転管理は、暮らしに欠かせないエッセンシャルワークです。だからこそ、設立当初から人材を大切に、だれもが安心して働ける環境づくりに取り組んでおり、プライベートを尊重する風土が根付いています。

【働きやすさ&働き甲斐の例】
◆有給休暇取得率96%(2024年度実績)
設立以来高水準を維持しています。入社初年度に15日間付与され、全消化できるよう現場も後押しします。どの部署も班単位で動くため、有休取得時の協力もスムーズです。夏季休暇5日間もしっかりと活用されていて、帰省や旅行を楽しむ人が多いです。
◆平均残業時間月0~6時間
プラントの運転管理部門は日常的にほぼ0。全社的に残業の多い部署はありません。上司やリーダーが率先して帰るため、気遣いも無用です。
◆特別手当の支給
年2回の賞与の他に、物価高やコロナ禍などの社会環境も考慮して支給される特別手当があります。会社の業績に応じて、直近では5年連続支給。3回支給された年もあります。ちなみに、2024年賞与実績は4.55カ月、例年同水準です。

【働き方改革進行中】
◆家賃半額補助(最大月4万円・最長4年)
遠方で引越しが必要な方でも安心して入社できるよう、住まいの支援制度を拡充しました。経済的な負担を軽減し、より多様な人材を迎え入れる取り組みです。

【連帯感のなかで】
年1回キャリア面談があり、希望と適性により異動がある当社。私自身も運転管理やさまざまな本社業務を経験しています。20代からベテランまで幅広く活躍していますが、面倒見の良さは部署共通。また、チームとして一つの目標に向かって動く連帯感、チームで目標を達成する喜びを得られるのは、当社ならではの魅力だと感じています。

今後、IT化・DX化による業務効率化も進みます。業務に応じて条件は異なりますが、私個人の考えとしては、時差出勤、フレックスタイム、在宅勤務など働き方の幅を広げられるようになったらと考えています。2025年度の法改正でさらに看護休暇・介護休暇の取得範囲が広がりました。長く安心して勤められる働きやすさ、その進化の歩みは止まりません。(総務 K.Yさん)

続けたくなる魅力

「5年連続増収増益で業績も好調です。還元にも積極的なため、年2回の賞与支給に加えて、特別手当10万円が年3回支給された年もあったほど。社員の期待も厚いです」Yさん

資格取得を次々と。働きやすさとやりがいを実感

私が入社を決めた理由は、エッセンシャルワーカーとして暮らしを支える、社会貢献性の高い仕事に惹かれたからです。工場見学の際には所長から丁寧な説明があり、働くイメージが明確になりました。採用担当からの働き方や福利厚生の説明も具体的で、とくに運転管理部門では夜勤明けがオフタイムのため、「2日働いて2日休む」感覚。働きやすさも魅力でした。

入社後は、環境プラントの運転管理からスタートして、本社での経理や自治体への技術支援を経験。正直なところ経理への異動は驚きましたが、数字を扱う業務と相性が良く、新たな自分を発見できました。現在は、23区内の焼却施設で発電した電力を小中学校や公共施設に供給する事業を担当しています。入社後の運転管理が「今」を支える仕事なら、現在の業務は「これから」を支える仕事。地域循環型社会に貢献しているという実感は、年々深まっています。

【資格取得】
入社1年目に取得したボイラー技士やクレーン運転士をはじめ、10以上の資格を所持しています。業務に必要な資格はもちろん、自己啓発として電気主任技術者や公害防止管理者など難易度の高い資格も取得しました。支援制度で費用負担がなく、資格手当として収入にも反映される点も充実感に繋がっています。

【メリハリの良い風土】
プラントや機器の知識がない状態で入社しましたが、上司や先輩の丁寧な育成・サポートがあり、常に班単位で協力して動くスタイル。みんなで真面目に堅実に取り組む一方で、休憩中は携帯ゲームで盛り上がるなど、メリハリのある現場の雰囲気にスムーズに溶け込むことができました。
もちろんどの部署も、年齢問わず気さくで、困っているときには自然と声をかけてもらえる風土は共通です。働きやすさも同様で、私も有休は毎年100%取得し、野球観戦や旅行も楽しんでいます。1週間の海外旅行に出かける社員も身近にいます。

社内にコンプライアンス委員会を設置して、ハラスメント対策にも力を入れている当社。だれもが安心して公正に働ける体制にも、誠実さを感じています。私は今後もより良い社会に貢献できるよう成長したい。――それを真っ直ぐ目指せる環境が嬉しいです。(M.Kさん)

続けたくなる魅力

「23区内の焼却炉で発電した電力を、23区内の小中学校や公共施設へ販売する業務に携わっています。まさに、地域循環型社会への貢献そのもの。意義を感じて嬉しい」Kさん

育休取得も。家族も社会も大事にできる手応え

安定性を求めて入社した当社。じつは「ただゴミを処理しているだけではない」と気づいたのは入社後でした。例えば、ゴミを燃やす際に発生する電力を地域の学校に販売したり、焼却灰を再資源化して再利用する取り組みも行っていたり。業務を通じて理解が深まり、地域貢献や社会貢献に繋がるやりがいを発見することができました。

入社後は環境プラントの運転管理からスタートして、保全業務、プラントの解体・建設部門を経験。現在は、他の自治体様向け技術支援を行っています。これまで培った知識や経験を活かして、自治体の職員様からの問合せや質問に丁寧にお答えして感謝をいただけることも喜びの一つ。今後は、技術面だけでなく、さまざまな自治体様のニーズに添った設備の提案なども行い、自治体様における技術継承や循環型社会への取り組みにも貢献したいと考えています。

【資格取得】
私も10以上の運転資格・国家資格を所持し、今後は、公害防止管理者取得にも挑戦予定です。学ぶこと自体、知識の幅も広がりますし、それを業務にも活かしていける手応えは嬉しいもの。26資格を取得した先輩もいるなど、自己啓発としても資格取得をする学びの文化が根付いています。

【育児休暇も取得】
男性の育児休暇取得も積極的に推進する職場です。私の場合、2人目の出産時に1カ月取得して、家事や育児を担当して妻にも喜ばれました。遠慮もあったのですが、上司や同僚が気持ちよく勧めてくれましたし、書類の書き方などの本社の丁寧なサポートも助かりました。
現在も、私のプライベートは家族中心。残業は月2~3時間程度で、家族と過ごす時間が毎日たっぷりあります。有給休暇は100%消化していて、直近では、子どもの中学の入学式にも出席しました。他の社員も、釣りやドライブを楽しんだり、子どもの学校行事に参加したり。賑やかで楽しい風土、協力が得意な風土が嬉しいです。

ちなみに、当社では厳格な安全管理を徹底し、プラントにおける事故は2012年以降ゼロ。私も不安を感じたことはなく、安心して業務に臨むことができました。経営や体制への信頼を持ち、社会における大切な役割を実感できる職場環境に感謝しています。(S.Mさん)

続けたくなる魅力

「仕事に偏らず、だれもがプライベートとの両立を大事にする企業文化。釣り好き、クルマ好きなど個性もさまざまです。育休取得時のサポートも心強く感じました」Mさん

学生の方へメッセージ

企業研究をする中で、企業の規模や知名度に惹かれるのは自然なことです。私自身、学生時代は大手企業に憧れを抱いていたので、その気持ちはとてもよくわかります。ただ、それだけに限るのは現実的ではないものです。だからこそ「規模や知名度」以外の視点も持っておくことが大切です。

たとえば、知名度は高くなくても「業界内でシェアトップを誇る会社」、あるいは「成長が期待される事業」「世の中からなくならない仕事」など、さまざまな視点があります。中小規模の組織であれば、入社後にライバルが少なく、より早く成長のチャンスをつかめる――そんな考え方もあるかもしれません。

当社もその一例です。社会貢献性の高い事業を手がけており、環境やSDGsの観点からも注目される分野です。企業説明会では業務内容や諸制度や働き方のしくみを具体的にお伝えしていますので、現場や収入のイメージもつかみやすいはず。具体的なヒントを発見できることでしょう。

大切なのは、「自分が働くうえで何を大切にしたいのか」という軸を持つこと。それが明確になれば、知名度や規模にとらわれず、自分にとっての“優良企業”に出会える可能性がぐっと高まります。ぜひ、自分の価値観を大切にしながら、納得のいく就職活動を進めてください。心から応援しています。(採用・Mさん)

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東京ガスグループの安定性、プラントの運転管理部門における「2日働いて2日休む」勤務形態、月給+諸手当+賞与という待遇還元も社員から大好評。気さくな風土も全社共通だ

マイナビ編集部から

「東京二十三区清掃一部事務組合」と「東京ガス株式会社」の共同出資で設立された東京エコサービス株式会社。ごみ焼却という都市に不可欠なインフラを担うだけでなく、廃熱のエネルギー活用や焼却灰の資源化など、循環型社会の実現にも貢献する企業だ。事業は清掃工場の運転管理をはじめ、環境保全、省エネの推進、地域との共生にも広がっており、いわば「未来の都市インフラ」を支える存在。5年連続で増収増益を達成する背景には、社会からの高い信頼と期待がある。
同社は設立当初から、残業は月平均0~6時間、有給休暇もほぼ100%消化といった働きやすさが根付く企業でもある。一方で、家賃補助や介護休暇の導入、男性の育休取得の促進など、時代に合わせた対応・改善にも熱心。社員の生活や将来を見据えて、人材を取り巻く環境をより良くしていく企業姿勢が魅力である。
3名の社員のみなさんは、働きやすさに加え、新たな業務や資格取得に前向きに挑む姿勢が印象的。「仕事を通じて、社会貢献度の高さに気づいた」「年々、社会貢献の実感が深まっている」といった言葉にも、業務が社会貢献と直結している実感がにじむ。環境への関心が高まり、SDGsの重要性が増す時代。働きやすさと社会貢献を両立できる企業の存在は、人材にとっても貴重で希少である。

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公益性と専門性を兼ね備える組織。環境プラントの運転管理からスタートして、事業理解を深めつつ、多様な業務に挑戦する人材も多い。年1回のキャリア面談で成長に寄り添う

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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