最終更新日:2025/6/9

スターツグループ[グループ募集]

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シナジーパワーを生かして、最適な資産運用の提案に取り組むスターツ社員たち

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グループが連携し、個々のお客様に最適なサービスを提供

グループ内に不動産仲介、金融、建設など、資産活用に関連したさまざまな事業会社を持つスターツ。その強みは、各社のシナジーを生かした多面的な営業活動にある。その連携の実態を、2人の社員に語っていただいた。

■赤坂 武宣(2006年入社/工学部卒)
 スターツCAM(株)

■祢津 宏人(2019年入社/経済学部卒)
 スターツ証券(株)

多事業で間口が広いからこそいろいろなお客様と出会える。そこから始まる営業の濃さ、充足感を知って欲しい

学生時代は建築学科で学んでいたのですが、スターツと取引関係があった父から「とても良い会社だ」と聞き、説明会に足を運んでみることにしました。施工管理と営業の2職種で選考を受け、両方とも受かったのですが、まず取り組んでみたいと考えた営業職を志望しました。

現在は都心エリアの部長として、都心に2つある営業所の責任者をしております。仕事内容は、担当エリア内における建設需要のマーケット分析、賃貸マーケットやエリア特性の分析、営業戦略の立案など多岐にわたります。また、こうして立てた戦略を実行していくため、月単位・週単位・日単位の行動目標を打ち出していかなければなりません。もちろん、私自身も営業の最前線に立ち、メンバーと共にそれらを実践し、建設受注に向けて動いています。このほか、メンバーに同行してのプレゼンテーション、さらにメンバーの育成も重要な仕事です。若手のメンバーも非常に多いため、日々のOJTや研修活動を通じて建設営業の進め方を教え、全体の底上げを図っていかなければなりません。

スターツCAMで営業に取り組む面白さは、建設営業のことだけを考えて動かなくても良いところです。事実、これまで受注した案件を振り返っても、いろいろな入口があって、最終的に建設受注に至ったものが多いですね。税金対策や相続について検討しているオーナー様を、スターツ証券から紹介してもらうことで実現した案件や、より効率的な賃貸住宅系を検討しているオーナー様を、スターツピタットハウスから紹介してもらった案件などがあります。はじめから“建設”という答えを前提にしていないところに、当社における営業の醍醐味、面白さが凝縮されていると思います。こうして知り合ったオーナー様とは、一生涯のお付き合いをしていくことができます。

印象深かったのは、新人時代に担当したあるオーナー様との取引です。入社1年目の頃に知り合って以来、コツコツと情報提供を続けていました。そして5年が過ぎた頃、賃貸住宅の建て替えの依頼をいただくことができました。その後も大型の取引をいただくようになり、今では家族ぐるみのお付き合いをしています。
(スターツCAM(株) 赤坂 武宣)

【赤坂さん】学生時代は建築を学び、街づくりや、大きな仕事をしたいという想いで就活を行っていた。休日は家族と過ごしたり、趣味のマラソンをしてリフレッシュを図る。

一味違った、不動産営業の醍醐味。グループ内で案件を共有し、知見を出し合いながら提案を練り上げる。

営業マンとして幅広い舞台で活躍したいという想いで就職活動をしていた中で、スターツの「多事業展開」「グループシナジー」に魅力を感じました。

入社後は、メンバー経験を経て責任者を務めております。責任者の仕事は、営業施策の立案からメンバーの育成まで多岐にわたりますが、特に痛感しているのは、人材を育てることの大切さです。部署に在籍している大勢のメンバー一人ひとりの考え方に合わせて、どのように育成していくかを常に考え続けています。また、1年間で部署をどのように成長させるかということについて、常にメンバーとコミュニケーションをとり、目標に向かってみんなで頑張ろうという雰囲気を作り出すことも、重要な仕事の一つと言えます。

スターツで仕事をする面白さ、やりがいというのは、グループのシナジー効果を生かし、幅広い提案ができる点にあると思います。たとえば、不動産を売却したいと考えているオーナー様とのお話では、グループ会社のスターツ証券の担当者にも加わってもらい、ライフコンサルティングという側面からアドバイスします。また、スターツCAMの営業メンバーがつかんだ情報から、土地や建物の売却を検討中のオーナー様がいらっしゃることを知った場合、2社で連携して対応していきます。この場合も、単にオーナー様の意向を伺うだけでなく、グループ各社のメンバーが持つ知見・ノウハウを集結させて、最良の方法を探っていくことになります。

強く印象に残っているのは、スターツ証券から紹介されたお客様の案件です。2棟の物件の売却をお考えだったのですが、グループ各社で売却先を募ったところ、当初の想定より2割近くも高く販売することができました。仲介だけで終わるのではなく、販売後の売却資金のコンサルティングや物件管理に至るまで、全てワンストップサービスで対応させていただくことができたという点で、忘れられない仕事となりました。
(スターツCAM(株) 赤坂 武宣)

スターツグループが展開する不動産仲介ブランド「ピタットハウス」。そのネットワークは全国約630店舗に広がっています。

不動産オーナーの悩みを多角的に検証。グループ各社と結束し、お客様に喜んでもらえる解決策を示す

両親が銀行員だったことから、金融や不動産業界に興味がありました。スターツ証券の話を聞くうち、社名に「証券」と付いていても実際はFP6分野を横断的にソリューションするファイナンシャルプランニングの会社であるということが分かり、興味が湧いてきました。株式だけに限らず、住宅ローンや生命・損害保険など多岐にわたる商品を取り扱うことができ、幅広い金融知識が得られる点にひかれ、入社を決意しました。

入社後、タックス事業部に配属となり、神奈川エリアを担当しました。タックス事業部とは、不動産オーナー様に対して、アパートやマンション経営にかかる税金の最適化に関するコンサルティング、建物の維持管理、改装を念頭に置いた経営アドバイスをするなど、不動産経営に関するあらゆるサポートを行うセクションです。さらには、将来の相続に備えた遺言書の作成など、継承に関わる業務も手掛けています。社内の証券部という部署では、株式取引に関する業務も手掛けていますが、私の場合、入社以来一貫して、不動産関連の業務に携わってきました。

この仕事の意味を噛みしめたのは新人時代、いくつもの不動産を所有しながら「手元にお金が全然残らないんだ」と言っていたオーナー様と出会ったときです。遠方に住むご子息様への相続も悩みの種だったようで、私のほうから会社の設立や生命保険への加入など、さまざまなアドバイスを行いました。以来、私に絶大な信頼を寄せてくださるようになり、「何かあったら祢津さんに相談しなさい」とご子息様にも紹介していただけるまでの関係に発展していきました。

私の営業のほとんどは、スターツCAMやスターツピタットハウスのメンバーと連携して行っています。たとえば、スターツCAMと同行して商談する場合であれば、そもそも建物を作る目的は投資なのか、それとも相続対策なのかを確認するところから始め、建てた後の収支のシミュレーションまで提示します。建てる前から、先々に生じてくるさまざまな問題について語り、経営に関する具体的なアドバイスを示すことにより、お客様は安心して物件の建設および経営に乗り出すことができるようになるのです。
(スターツ証券(株) 祢津 宏人)

【祢津さん】スターツの連携を生かして、不動産経営をお手伝い。さらに、趣味の英会話をグループの海外ビジネスにも役立てたい。

企業研究のポイント

真摯に仕事に取り組んでいる社員の力を発揮できるフィールドはどこなのか、彼らが成長できるためにはどうしたらよいかを上司も仲間も経営陣もみんなで考えていく文化があります。
その意味では、スターツが事業の翼を広げてきた背景には『多様な社員に活躍の場を提供する』という意志もあったといえるでしょう。
グループ間での人材交流もあり、入社してから新たな自分の可能性に気づき、それが開花する場で活躍している社員も多数います。
こうした文化の根底にあるのは「社員が家族のような絆で結ばれ、長く働ける会社を目指す」という創業者であり会長の村石久二の信念です。
家族だからこそ、長く共に生きたいと願うからこそ、「切り捨て」はありえない。
また、スターツグループには若い人材であっても、責任ある仕事を任され、伸びやかに自分の思いやアイデアを発信できるオープンな文化が根付いています。大勢の人と「結ばれている」という温かい環境の中で、どんどん新たなことに挑戦することができる。
スターツグループにはそんなフィールドが広がっているのです。

学生のみなさんも、自分がどんな環境に身を置き仕事をしたいかを一つの軸にして、じっくりと企業研究してみてください。

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「スターツグループの考えに共感していただいた皆様一人ひとりにお会いしています」とスターツグループ人事開発部の皆様。

マイナビ編集部から

スターツグループは、創業以来、色褪せず、変わることのないスターツの企業理念として、「人が、心が、すべて。」を掲げている。

スターツグループは、創業から現在に至るまで、一貫して健全な経営体質を保ち、独自の事業を展開し続けている。日本中がバブル経済に沸いていた1980年代後半にあっても、決して浮かれることなく、30億円を投じて人材育成のために研修センターを建設したのである。これこそ、まさに企業理念を、そのまま体現するものである。

多くの企業が経営不振に陥るとリストラに走るが、同社は人事制度でもリストラとは無縁の姿勢を貫き通している。人材を素晴らしい個性を持つ価値ある存在として認めるからこそ、あらゆるお客様に目が行き届き、お客様の要望に的確に応えられる。こうした多彩な人材が、スターツグループの多様なビジネスを支えているに違いない。

自らの個性や能力をフルに発揮したいと考える人材にとってスターツグループは、挑戦しがいのある魅力あふれる企業だ。

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1989年設立の総敷地面積3万平方メートルの“スターツ総合研修センター”(茨城県つくばみらい市)。研修棟、宿泊棟に加えて体育館、テニスコート等も管理されている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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