最終更新日:2025/6/3

松本建設(株)

業種

  • 建設

基本情報

本社
富山県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

生活インフラを支える土木工事などを通じて、地域社会に貢献しています!

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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一般土木から最新技術まで。幅広いスキルを習得できる環境です。

大正12年(1923年)創業の老舗「松本建設(株)」。一般土木工事で培った技術やノウハウを生かし、近年はジェットスプレー工法など新しい取り組みも始めています。

今回は、入社9年目と3年目の先輩社員2名にインタビュー。同社の施工管理の仕事内容とやりがい、これまでのシビレる現場、将来の夢などについて、たっぷり語っていただきました。

(写真左から)
●林 陽光さん(企画事業部/2017年入社/環境・建築学部出身)
●高畑 柚那さん(企画事業部/2023年入社/農業環境科出身)

工事現場の司令塔である現場代理人の経験を通して、大きく成長しています!

入社7年目まで施工管理者として、当社が担当する一般土木や河川工事の現場で測量や写真撮影、CADなどの業務に携わっていました。ほかにも工事全体のスケジュール管理、資材の手配など幅広く経験を積む中、8年目には現場代理人に就任。現場代理人とは、工事現場の司令塔のようなものです。主に発注者や協力会社とのやり取りを通じて、工事のスムーズな進捗をサポート。その際、周囲とのコミュニケーションが重要となるのですが、単に情報を伝えるだけではなく、相手の立場に寄り添うことで、認識のずれを防ぐよう心がけています。

現場代理人として初めて担当したのは、水路を取り壊して再構築する現場です。発注者である県の農林振興センターや実際に作業を行う協力会社はもちろん、5工区を3社で分担したため他社との調整も重要な任務でした。2024年9月から2025年3月までの工期の内、後半の2月に記録的な大雪が降るなど、スケジュール管理にはひと苦労。厳しい環境下での工事となりましたが、協力会社のベテラン職人さんと密に連携することで、無事に完遂することができました。

施工管理の経験を通して、コミュニケーションの大切さは理解していたつもりです。しかし水路工事の現場でその認識がさらに鮮明になり、必要性をより強く感じることができました。今では仕事の話だけではなく、雑談の時間も大切にし、周囲からたくさんの情報をキャッチ。現場を俯瞰する現場代理人としてのスキルを磨いています。今年の4月からは、同じく県の農林振興センターから発注された水路の新設を担当しています。前回の現場で得た貴重な経験を胸に刻み、周囲とさらにスムーズに連携を取ることで、一体感のある現場を実現したいと思います!
(林 陽光さん)

「松本建設(株)」の魅力!

「人材基盤強化の一環として、社員教育にも力を入れています。私は現場代理人に就任する際にマネジメント研修を受け、リーダーとしての心構えを習得しました」(林さん)

先輩や上司だけではなく、協力会社のベテラン職人もサポートしてくれます。

当社に入社する決め手となったのは、同じ学校のOB・OGが入社している安心感です。入社後、まずは3か月間の新人研修に参加しました。そこで測量やCADの基礎スキルを習得しながら、本社駐車場の舗装工事の立ち会いを経験。初めて協力会社の職人さんと関わりましたが、緊張する私にやさしく声をかけてくれたのが印象に残っています。ほかにも新人研修の期間中は先輩や上司のサポートを受けながら、コミュニケーションの大切さを学びました。6月には調整池の現場に配属となり、測量をメインに工事の進捗を記録する写真撮影や書類作成などを担当。当社は2工区を任されていたため、工区によって書類を綴る場所が異なるなど苦労しましたが、その分幅広く知識を吸収できたように感じています。

2年目には、後輩の新人研修の指導役に挑戦。1年前に私が教えてもらったように、測量やCADのスキルを一から指導しながら、本社駐車場の舗装工事を通して現場の雰囲気を味わってもらいました。教えるという経験を通して、これまでなんとなく理解していた部分や、曖昧になっていた知識が明確になり、業務をより深く理解するためのいいきっかけとなりました。一方で、自分自身で理解していても、それを言葉で説明することの難しさも痛感させられました。

その後、林さん(※上記参照)が現場代理人を務める水路の現場へ配属になり、ここでも同様に測量や工事の進捗を記録する写真撮影、書類作成などを担当しました。1年目はすべて先輩が付きっきりでサポートしてくれましたが、この現場では基本的に一人だったため分からないことだらけ。ですが林さんに聞けばなんでも応えてくれるほか、私が困っていたら協力会社のベテラン職人さんが相談に乗ってくれるため、安心して業務に取り組めました。この現場を通して自分で考える力が養われるなど、成長を実感しています!
(高畑 柚那さん)

「松本建設(株)」の魅力!

「どの先輩もやさしい人ばかりで、分からないことがあればすぐに相談に乗ってくれます。早く施工管理者として独り立ちをして、先輩に恩返しがしたいです!」(高畑さん)

先輩2名が語る「キャリアビジョン」と「当社の強みと職場の雰囲気」。

若いうちからさまざまな現場に挑戦できるのが、当社の魅力です。私自身、入社1年目は富山県を中心に経験を積みましたが、2年目に関東エリアの大規模な護岸工事に参加する機会に恵まれました。地元の現場と勝手が違うことに困惑しながらも、関わるスタッフの多さやスケールの大きさを実感し、ワクワクしたのを覚えています。苦労することもありましたが、無事に終わった瞬間の達成感は最高でした!今後もたくさんの経験を積み、知識や技術の練度を高めることが目標です。そのように前向きに考えられるのも、風通しのいい職場のおかげ。同じ現場を担当する社員はもちろん、本社の社員ともなんでも話せる環境に居心地のよさを感じています。
(林 陽光さん)

今年の4月からは法面の崩壊を防止する工事現場に配属されましたが、発注者がこれまでの現場と異なるため、書類作成など新しい知識が求められます。新しい知識やスキルの習得をたいへんに感じることもありますが、すべては自分の成長のため。今後も現状に満足することなく、常にスキルを磨き続けたいと思います。直近の目標は、7月に実施される2級土木施工管理技士の第一次検定に合格すること。そして来年には1級取得をめざしたいです。モチベーションになっているのは、資格の勉強に必要な教材の支給や外部の講習会に参加させてくれるなど、会社からの手厚いサポートです。ゆくゆくは林さんのように現場代理人として、1つの現場を任せてもらうのが大きな夢です!
(高畑 柚那さん)

「松本建設(株)」の魅力!

若手スタッフも多く、社内は常ににぎやかな雰囲気。仕事では社員一人ひとりが密にコミュニケーションを取りながら、責任感と使命感のもとさまざまな工事現場を支えている。

企業研究のポイント

企業研究ではまず、公式HPから事業内容や待遇などを調べると思いますが、少しでも気になった会社があればインターンシップに参加してほしいと思います。実際に足を運び、画面越しでは分からない職場の空気感、先輩社員の人柄などを肌で感じてください。私も地元企業のインターンシップに参加しましたが、中でももっとも職場の雰囲気がよかったのが当社です。ここであれば頑張れる!そう感じて、迷わず決めました。大切なのは、その会社で働くイメージができるかどうか。一般土木から河川工事、砂防工事、新幹線工事と幅広く手掛ける当社は、現場ごとに雰囲気は異なりますが、一緒に働く社員の人柄のよさは私が保証します!
(林 陽光さん)

長く働き続けるためには、良好な人間関係が築けるかどうかが重要だと思います。そのため、企業研究では職場の雰囲気や先輩社員の人柄に注目してほしいと思います。特に施工管理は、コミュニケーションスキルが欠かせない仕事です。そのため、当社はどの社員も接しやすく、いつでも相談できる関係性が自慢。また、当社には育休を取得されている先輩もいるなど、ライフステージが変わっても働き続けられる環境が整っていますよ!
(高畑 柚那さん)

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道路や河川、橋梁などの土木工事を中心に、新幹線工事、一般建築、舗装工事など、幅広く手掛けているのが当社の強み。現場ごとに新しい知識やスキルを吸収しよう!

マイナビ編集部から

富山県や関東エリアのインフラ整備に貢献する「松本建設(株)」。一般土木工事で培った豊富なノウハウに加え、近年は新しい技術である「ジェットスプレー工法」を導入することで、新規受注を獲得している。2023年には100周年を迎え、働き方改革を実施したり、社員のユニフォームをリニューアルしたり、有給休暇取得や残業削減を促進したりと、社員のためのさまざまな取り組みを進めている。

今回インタビューに応えてくれた先輩方が口を揃えたのは、同社の職場環境のよさ。仕事で常に社内外の人とコミュニケーションを取っているためか、どの社員も明るく面倒見がいい人ばかり。若手社員にとっては、いつでも相談できる環境が心強いと高畑さんは教えてくれた。

ほかにも同社では「スポーツエールカンパニー」という制度を通して、チームワークの強化に注力して取り組んでいる。地元のスポーツ大会に参加するほか、近隣のジムに通う費用の助成金も支援してくれる。林さんは趣味を兼ねて、現場に懸垂器を持ち込んでいるそうだ。「懸垂器がきっかけとなり、会話が弾むこともあります!」と笑顔で教えてくれた。建設業に対してはさまざまなイメージがあるかもしれないが、同社であればワークライフバランスを実現しながら、周囲のサポートのもとで大きく成長できると、取材を通じて感じた。

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富山県と関東地域で事業を展開する同社。高速道路の拡幅、新幹線の高架橋整備、河岸整備など大規模な公共土木工事には困難も伴うが、それ以上に大きなやりがいが得られる!

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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