企業選びをするうえで大切なのは、自分の目で現場を見ることに尽きます。パンフレット、Webサイトなどを通じて得られる情報は限られていますから、実際にその会社に訪れて、可能であれば職場見学や現地でのインターンシップにも参加し、働いている人の雰囲気や職場の空気感を体感してください。現場にいる社員たちが何を大切にして働いているのか、ご自身で確かめてみましょう。
薬剤師の職場というとさまざまな選択肢がありますが、どこが自分に合っているのか、悩んでしまう人も多いでしょう。病院で専門性を高めたいのか、薬局で地域医療に関わりたいのか、ドラッグストアで幅広い業務を経験したいのか――自分の価値観や将来像を明確にしておけば、入社後のギャップも小さくなると思います。
ただ、自己分析は一人で進めるのが難しいのも事実、友人やキャリアセンターの方など、身近な人に相談してみるのも良いでしょう。私自身、キャリアコンサルタントの資格を取得して、学生の皆さんに向けた自己分析セミナーなどを開催しています。そうした機会を活用するのも一つの方法だと思いますよ。
人事担当者は「自社に入ってほしい」という気持ちだけでなく、「学生さんの納得のいく就職をしてほしい」という思いを抱いています。遠慮することなく相談すると、きっといいアドバイスが得られるはずです。