最終更新日:2025/7/24

ネッツトヨタ静浜(株)

業種

  • 専門店(自動車販売・自動車関連)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)

基本情報

本社
静岡県

取材情報

先輩100人100の就活

働く自分の姿を想像してみよう!

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それぞれの就職活動の軌跡

トヨタの新車・中古車ディーラーとして、静岡市から浜松市・湖西市までのエリア内で合計18店舗を運営しているネッツトヨタ静浜。2019年入社の同期3名に、当時の自分の就職活動を振り返ってもらいました。

■2019年4月入社の同期3名組
左:渡辺ひさし/サンストリート浜北店 カーライフ・アドバイザー
中:高須 百香/沓谷店 カーライフ・アドバイザー
右:青木 里奈/御前崎佐倉店 フロアスタッフ

「人との出会いを大切にしたい」

高校時代からアルバイトをしていたラーメン店のオーナーに気に入られ、名古屋の大学に進学してからも帰省するたびに店を手伝っていました。大学2年の時、オーナーから「店を任せたい」と誘われ、接客の仕事が自分に合っていると感じていましたし、店の経営にも興味があったため、卒業後は浜松店の店長になることを予定していました。
そのため就職活動は一切していなかったのですが、ある時にふと、本当に自分のやりたいことなのかと自問しました。そして今しかできないこと、自分にしかできないことをしたい、という思いが次第に大きくなり、就職活動を始めました。しかし、既に大学4年生になっていました。あまりに遅すぎるスタート。苦戦するのは覚悟の上でした。

就職先を絞り込むに当たってまず考えたのが「人と接する仕事に就きたい」ということでした。そこで昔からクルマが好きだったこともあり、自動車ディーラーに的を絞りました。また、私の両親はブラジル出身で、周囲の外国人も含め車両の購入に関し、日本の商習慣に馴染めず苦労している様子を見ていたため、そのように困っている人たちの助けになりたいという気持ちもありました。
数ある自動車ディーラーの中から当社を選んだ理由は、トヨタ車ディーラーの安定感と社員教育が充実していること。そして最も大きかったのが採用担当者の存在でした。ぜひ来て欲しいと熱心に誘われ、「自分が責任を持つから任せてくれ」の一言が最後の決め手となりました。

入社後2カ月間、新入社員研修が行われました。内容は社会人マナーに関する研修やトヨタの歴史、業務の流れなど。トヨタ博物館やレース観戦にも行きました。研修は楽しかったですね。特に仲間ができたことは大きかったと思います。それぞれ別の店舗に配属されましたが、2カ月間一緒だったので、今でも連絡を取り合ったり遊びに出掛けたりと仲良くしています。何より皆が頑張っていると思うと、仕事の励みにもなります。

これまでを振り返ると、本当に人に恵まれていると感じます。これからも人との出会いを大切にし、営業担当として・人間としてもっと成長したいと考えています。ちなみに高校時代から7年間お世話になったラーメン店のオーナーには、就職したいと正直な気持ちを伝えたところ「頑張れよ」と快諾。今でもいいお付き合いをしています。
<渡辺ひさし>

我ら花の2019年組!?

目標は営業成績でトップになること。そのため人間関係を何より大切にしています

「就職活動成功のカギは自分の意志を貫くこと」

就職活動を始めた当初は、化粧品業界の販売スタッフを志望していました。理由は人をキレイにする仕事は面白そうだと思ったこと。最新コスメをいち早く使用できることも魅力に感じていました。しかし、実際に企業研究を進め現実と照らし合わせると、自分を活かせる仕事や会社が他にあるのではないかと思い、化粧品以外の業界にも目を向けるようになりました。
ただしどこでもいいというわけではなく、じっとしていることが苦手なのでデスクワーク中心の仕事ではないこと、人と話すことが好きなので何らかの形で人と接する仕事であること、そして自宅から通えること。これら3つを条件としました。

そうして就職先を絞れば、自動車ディーラーの営業が候補となるのは自然な流れでした。正直なところ、クルマについてあまり詳しくはありませんでしたが、普段の生活やレジャーなどいろいろな場面で役に立つ商品であるため、面白そうだなと思いました。
合同説明会で複数の自動車ディーラーと接し、3つの条件に合う企業として、当社の他もう1社を受験し、どちらも内定をいただきました。それぞれに魅力はあったのですが、最終的には普通車を扱っていること、福利厚生などの環境面・制度面での充実度が決め手となりました。私の場合かなり早い段階で内定が出たため、就職活動で苦労したという感覚はありませんが、自分の長所や性格を認識した上で自分を活かせる仕事に就きたいという意志を貫いたことが、いい結果に結びついたのではないかと思っています。

2カ月間の新入社員研修後、6月に沓谷店に配属。絶対条件だった自宅から通勤しています(笑)。当社が扱っている車種は、小型車からファミリーカー・スポーティカーと幅広いため、客層もバラバラ。若い方から年配の方まで、老若男女のお客様に対応しています。相手によって対応の仕方を変えるなど、柔軟性が必要となりますが、それが面白く私に向いていると思っています。
お客様と接する際に気をつけていることは、できるだけお客様の話を引き出すこと。クルマ好きのお客様の場合、あえて知らないふりをすることも。そうして、お客様が話しやすい雰囲気づくりを心がけています。
<高須 百香>

我ら花の2019年組!?

お客様から名指しで呼ばれ、どんなことでも気軽に相談されるスタッフを目指しています

「聞く事は恥ずかしいことではありません」

私はブライダル業界に絞って就職活動をしていました。某ホテルのブライダル部門の内定まで進んだのですが、急遽白紙になり、改めて就活を開始しました。業界に対する特別なこだわりはなかったのですが、学生時代に飲食関係のアルバイトをしていたため、接客業が自分に向いているのではと考えていました。接客業といってもいろいろありますが、以前親に付き合って近所のカーディーラーに行った際、対応してくれた女性の好印象が残っていて、ディーラーのフロアスタッフの仕事もいいかなと当社に応募しました。
当社を選んだ理由は、説明を聞きビデオを観て、固さがなく楽しそうだなと感じたことと、採用担当者の対応が柔らかく、雰囲気がとても良かったこと。もちろん楽しいことばかりでないとは理解していますが、皆さんが働いている様子を見る限り、頑張れそうな環境だと思いました。また、採用担当者の接し方から社員の成長をバックアップしようという気持ちが伝わってきて、入社を決意しました。

入社後はきめ細かな研修が組まれ、周囲のフォローもあり、スムーズに職場に溶け込むことができました。接客や電話での応対はアルバイトで経験があり、ある程度は自信がありました。しかし、カーディーラーですから取扱車種を覚えるのは当然。そしてクルマの基礎知識がないと、お客様からの要望を正しく把握できません。元々それ程クルマに詳しくはなかったため、専門用語を覚えるのに苦労しました。また、ひとつひとつの行動に高い責任を問われるのも学生アルバイトとの大きな違いです。例えばお茶出しに関しては、背後から声をかけずに必ず回り込んでお客様の視界に入るようにするなど、今まで意識しなかったようなこともたくさん教わりました。

大切なのは、分からないことがあったら恥ずかしがらずに聞くことだと思います。新人なのだから、知らなくても当たり前。先輩に聞いて確かめれば、必ず答えてくれます。ただし、自分でも勉強することが前提。勉強不足はすぐに分かってしまいますし、調べもせずに聞くだけでは知識とはなりません。日頃から勉強していれば確かめる内容が整理でき、理解度も高まり、成長に繋がります。また、そうした意欲的で積極的な姿勢は高く評価され、周りの社員にもいい刺激となります。
<青木 里奈>

我ら花の2019年組!?

ショールームでの接客に関する社内コンクールへの出場と、上位入賞が今の目標です

企業研究画面のポイント

企業研究に臨むにあたり重要なのは、雰囲気を含めその会社を知り・感じることです。資本金・従業員数・売上高といった企業スペックや、初任給・年間休日といったデータは資料を見れば分かりますが、社内の雰囲気は実際に見てみなければ判断できません。そのため合同説明会などの機会を利用し、できるだけ多くの企業と出会うことが大切になります。
そして気になる企業があったら会社見学をして、どんな人が働いているのか・社員同士の仲はどうなのかを肌で感じる。更に自分が働いている姿を想像してみる。活き活きと、楽しそうに働いている自分を思い描けたら、そこはかなり有望な会社と言えるでしょう。

企業を知る上でのポイントは、合同企業説明会などで積極的に質問することです。もちろんこれから入るかもしれない会社のことを知るためですが、加えてその会社に興味を持っていることや入社への意欲など、自らをアピールすることもできます。人事担当の記憶にも残るため、機会があったら恥ずかしがらずに、どんどん質問することをおススメします。
また、横のつながりも大切になります。友人と情報交換することで、異なる視点から企業を見ることができるのに加え、損得勘定抜きで助け合ったり、励まし合ったりできるのは学生時代の友人だけ。だからこそ友人との時間を大切にし、悔いのない学生生活を送ってください。

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2019年入社の3人。同期の繋がりが強く、東京モーターショーも一緒に見学しました。

マイナビ編集部から

初対面の人と会う時は、誰しも緊張するもの。ましてや、自分の将来を大きく左右する就職活動においては尚更だろう。
特に同社のような自動車ディーラーの場合、多くのお客様との関係づくりが重要となるため、にこやかで柔和な表情や態度は必須。相手に安心感を与えるとともに、仲間を含め多くの人を惹きつける要因となる。
また、アルバイトでも部活動でも趣味でも、自分の経験したこと、のめり込んできたこともアピール材料となる。好きなこと・夢中になったことをキラキラした目で話す姿は魅力的であり、人間性を売り込むこともできる。面接や面談などの時間が限られている場では、特に有効だと言えるだろう。

自動車ディーラーである同社は、お客様にクルマを売ることが仕事だ。しかし、だからと言ってクルマに詳しいことが必須ではない。知識は勉強さえすれば、後からいくらでも蓄えられるからだ。また、喋り上手である必要もない。営業でもフロアスタッフでも、話すことよりもお客様の話を聞くことが大切。ここでもニコニコした表情がポイントとなる。
自分の表情を意識して、しっかりアピールして欲しい。いい出会いが待っているはずだ。

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人との距離の近さが特徴。仲間意識が強いため、何でも相談しやすく、困ったときには自然と助け合う会社です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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