最終更新日:2025/7/10

(株)ホーム創建

業種

  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)
  • 建設
  • インテリア・住宅関連

基本情報

本社
北海道

取材情報

先輩100人100の就活

決め手は「この人たちと仕事がしたい」という思い。人間関係を最重視して入社しました

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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誠実な会社には、誠実な人たちが自然に集まってきます

北海道帯広市を中心に、顧客から厚い信頼を集めている(株)ホーム創建。同社で活躍している3名の先輩社員に、それぞれの就職活動を振り返ってもらうとともに、現在の仕事内容などについて話を伺った。

【写真中央】
工事課/佐々木 海南さん(2024年入社、教育文化学部 芸術学科卒)

【写真左】
営業課/奥 周悟さん(2021年入社、建築学科卒)

【写真右】
工事課/久江 颯羅さん(2021年入社、建築学科卒)

好きな分野を絞り込んで「建築」の世界へ。企業のカラーを知るために積極的に会社見学に参加しました

大学時代は芸術学科を専攻し、主に美術やメディアデザイン、建築や服飾美術など幅広い分野を勉強していました。私の大学生活はちょうどコロナ禍と重なり、活発的に活動できなかったのですが、授業には積極的に取り組んでいましたね。中でも興味を持って熱心に学んでいたのが、建築と服飾。系統は全く異なりますが、両方に魅力を感じて、3年生の夏頃から建築系と服飾系の2本軸で企業研究を始めました。企業研究をしていく中で、お客様と長くお付き合いができる点や、人間関係が良い点などから当社に入社を決意しました。

就職活動の際は、大学のキャリア支援センターの存在が心強かったです。私は自分の長所やアピールポイントを把握できずに悩んでいたのですが、スタッフの方が私の話すエピソードの中から長所を見出してくれて、自己PRを書くことができました。また、面接で聞かれやすい質問や、「この企業ではこういう質問をされやすい」というようなキャリア支援センターだからこそ持っている情報も教えてくれたので、しっかりと対策をすることができましたね。

その後はウェブ開催のインターンシップも体験しましたが、画面越しに会社の雰囲気を感じ取るのは難しかったので、積極的に興味がある企業数社の会社見学に参加しました。それぞれの会社によって、本当にカラーが違いましたね。当社の場合は社員みんなが明るく接してくれて、とても良い印象を受けました。「家のお引き渡しを始まりと位置付け、お客様と一生のお付き合いをする」という姿勢にも共感を覚えて、志望を固めました。

現在は工事課に所属し、住宅工事の現場管理をしています。先輩のサポートを受けつつ、一人で現場を任され始めたところです。予算や工程、安全の管理など、仕事は多岐に渡るため難しいのですが、その分完成したときは達成感があります。何もなかった場所に住宅が建っていく過程を目の当たりにできるのは心が躍ります。お客様に感謝していただいたり、お引き渡しの際のセレモニーで、「一緒に写真を撮ろう」と言っていただいたりしたことも、深く心に残っています。早期に独り立ちをして現場管理をこなせるようになることが、今の一番の目標です。
(佐々木 海南さん)

会社の好きなところを教えてください

「誰とでも仲良く話せて、雰囲気の良い会社だと思います。部署を超えて飲み会をしたり、最近は若手社員が集まって遊んだりしています」(佐々木さん)

新卒で2回の就職活動を経験。社会人生活を経たからこそ、人間関係の良さがやりがいにつながると分かります

私は、"新卒"で2度の就職活動を経験しています。1度目は大学の経済学部を卒業し、不動産会社に営業職として就職しました。その後、建築の道を志して会社を辞め、専門学校で設計を学び、2度目の"新卒"として地元に戻ってきました。設計事務所を営んでいる父の影響もあり、自分の中でどこか建築に強く惹かれる思いを抱えていたんです。また、お客様と長く付き合いたい私にとって一生の買い物に携われる建築業界が合っていると感じ、2度目の就職活動では住宅設計の仕事に絞って探しました。

当社を選んだ最終的な決め手は、「この人たちと働きたい」という直感。会社勤めを1度経験したからこそ、やりがいを持って楽しく仕事をするためには人間関係が大切だと考えていました。もちろん入社前に全てが分かるわけではないのですが、インターンシップを始め、何度か会社を訪問するうちに、当時の社長も含めて先輩社員や上司、他部署の方々と話をして、一人ひとりの人柄の良さに感銘を受けましたね。当社は「建てて終わりではなく、住宅のホームドクターとして引き渡しから本当のお付き合いが始まる」と考える会社です。私もそういった誠実な姿勢で仕事をしたかったので、仕事に対する温度感も一致しました。

入社5年目になった今、図面を書くだけではなく、お客様の要望をヒアリングして間取りを提案し、見積もりをつくるところまで任せてもらえるようになり、先月は初めて設計を担当した平家住宅をお引き渡ししました。私より少し年上の30代のご夫婦で、これから子どもが産まれて3人家族になるという人生の貴重なタイミングを間近で見ることができ、この達成感はひとしおです。

最近は、私とほぼ同年代のお客様と打ち合わせをする機会も増えてきました。私もいつか家を建てたいと考えているので、「自分ごと」のような感覚で一緒に家づくりができることにやりがいを感じています。今後は設計だけではなく、営業や資金計画、さらに工事の知識も身に付けてできることを増やしていき、お客様の家づくりにトータルで関わっていけるようになることが目標です。
(奥 周悟さん)

会社の好きなところを教えてください

「社員の考えをきちんと聞いて尊重してくれます。思いやりのある人が集まっているのは、そんな当社だからこそ。人間関係に恵まれていると実感しています」(奥さん)

早くから目標を設定し、専門学校は就職のための場と捉えていました。お客様の夢を叶える仕事は誇りです

父が不動産の仕事をしている関係で、建築の仕事に興味を抱くようになり、高校3年生のときには進路を決めていました。建築系の専門学校を「就職をするための場」として捉え、2年間は就職活動を中心に過ごしていました。住宅会社に絞り込んで企業研究を行い、1年生のときから合同企業説明会に行って、その中で気になった企業のインターンシップに積極的に参加。現場見学やプランニング体験などの様々なプログラムがありましたが、私が重視したのはどんな先輩社員がいて、どんな環境で働いているのかという人間関係に注目していました。

インターンシップに参加した際に先輩たちの働いている姿を見て、プライドを持って仕事をしていることがよく伝わってきました。その後も、当社が参加する合同企業説明会や単独企業説明会にできるだけ足を運び、顔を出すようにしていましたね。内定をもらったのは、2年生になる4月。早く決まって安心した覚えがあります。

今は工事課に所属し、安全管理や工程管理、建物の品質管理などの現場監督業務に携わっています。実際に作業をするのは協力会社の職人さんで、監督は事務作業がメインになります。多いときは同時に7、8棟の現場を受け持つので、工程を管理するのが難しいですね。週に1、2度、要所要所で各現場を回って状況を確認し、最適なタイミングで材料や職人さんを手配するように心掛けています。

この仕事で一番楽しいのは、やはりお客様と接するとき。住宅の引き渡しの際に「夢が叶いました」とお客様に感謝されたときは、感動しましたね。一軒家を持つのが夢という方は多く、仕事でお客様の夢を叶えるお手伝いができることに誇りを持っています。これまでに約30棟の住宅を手掛けてきましたが、十勝管内に自分が手掛けた住宅と顔見知りのお客様が増えていくことを考えると、胸が躍ります。
今後は現場監督としてもっと経験を重ねていき、営業も工事も対応できるようになりたいです。
(久江 颯羅さん)

会社の好きなところを教えてください

「お客様ファーストの考え方が、会社全体に行き渡っているところです。お客様を招待して盛大なイベントを行うなど、お客様との距離が近いのも魅力です」(久江さん)

企業研究のポイント

企業研究の軸をまだ決めかねている人もいるかと思います。そういった方はまずは自分の好きなものや得意なことから考えてみてはいかがでしょうか。「得意なことや好きなことを生かせるのはどんな業界か」という視点で検討すると、自分が知らなかった意外な業界が浮かび上がってくることもあると思います。きっと新しい自分を見つけながら企業研究ができるはずですよ。
(佐々木さん)

私は、自分が興味のある業界を少しずつ絞りながら企業研究を進めました。なので、みなさんも興味がある業界に的を絞りながら企業研究を進めてみてはどうでしょうか。そのためにはインターンシップや会社訪問の機会を利用して、気になる企業の内側に入ってみることをお勧めします。その企業の本当の空気感を知るには、実際に働いている先輩社員たちと話をするのが一番です。なので、ぜひ様々な企業の見学会などに参加してみてほしいです。
(奥さん)

学生のみなさんに、よく話していることがあります。それはホームページを参考にして企業研究をするのも良いですが、その企業のことをもっとよく知るには、インターンシップに参加してみて社内の雰囲気を肌で感じることが大切だということです。私が当社に入社を決めたのも、インターンシップがとても参考になったことを覚えています。なので、実際に足を運べる機会があれば積極的に行動して、自分に合った環境を探してみてください。
(久江さん)

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部署の垣根を超えて交流が行われており、社員同士の仲が良いことが同社の魅力。フォローしてくれる先輩が多く、相談しやすい環境のため若手社員がのびのびと活躍している。

マイナビ編集部から

(株)ホーム創建は、十勝エリアで高い紹介受注率を誇っている企業だ。信頼は厚く、親子2代に渡って同社で住宅を新築する人も少なくない。同社が目指すのは、家を建てた後も顧客と長くお付き合いを続け、大切な家を見守るホームドクターのような存在。

同社では毎夏、OB(顧客)を招待してイベントを開催している。当初はOBに焼肉を振る舞う会だったが、毎年規模が大きくなり今では約1000人が参加する「ふれあい納涼祭」に発展。屋台の出店や餅まきなどで、おもてなしをしている。「どんどんOBが増えていくので、次はどうやって開催しようか頭を悩ませています」。そう笑いながら今回取材に協力してくれた奥さんは「お客様を招いて感謝をする機会をつくっているのは、会社の精神の表れだと思います」と言葉をつないだ。「自分が担当したお客様が来てくださって、声を掛けてもらえるのがうれしいですね」と話す久江さん。佐々木さんは、「ここまでするのは当社ならではだと思います」と誇らしげに語った。

今回、お話を伺った3名に共通しているのは「人間関係」を重視して、(株)ホーム創建に入社した点。最近、同社では若手社員が中心となって集まり、月に1度、ボードゲームやバドミントンなどで遊んでいる。もちろん任意参加で強制はなし。ちょうど取材日にも次回の企画のミーティングをする予定だと教えてくれた。職場の人間関係の良さが、はしばしと伝わってくる取材だったと感じた。

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顧客ファーストの考え方は、全社員に浸透している。同時に社員を大切にする企業風土が根付いており、仕事もプライベートも一人ひとりを尊重している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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