最終更新日:2025/6/13

(株)SHIFT【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • ソフトウエア
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  • インターネット関連
  • 商社(ソフトウェア)

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

新卒若手PMOと最終面接官を務める管理職に聞いたSHIFTのキャリアアップとは

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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未経験からキャリアを切り拓く。SHIFTで実現する成長と可能性

品質保証サービスを中心に飛躍的な成長をつづけるメガベンチャー「株式会社SHIFT」。同社で活躍中の従業員2名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについてお話を伺った。

■第一事業本部 通信ネットメディア事業部 クロステックサービス部 教育グループ
五十嵐 恵さん(2017年キャリア入社/工学研究科修了)

■第一事業本部 通信ネットメディア事業部 クロステックサービス部 教育グループ
田中 空さん(2021年入社/工学部 建築学科卒)

一人ひとりの努力や仕事の成果を正当に評価し、成長を後押ししてくれる会社です(五十嵐さん)

学部・修士課程を通して、学生時代は生物学を専攻。HIVの感染を抑制するタンパク質の解析など、生物免疫学の研究に取り組んでいました。研究の過程でさまざまな分析装置を扱うなか、機器の仕組みやシステムに関心を持つようになり、企業研究ではIT業界を志望。システム開発会社で約3年間、基盤システムの開発・運用に従事したのち、2016年にSHIFTに入社しました。転職の決め手は、「これまでの実績」よりも「SHIFTでは、どのようなチャンスが得られるか」「どのように成長できるか」を丁寧に説明してくれたこと。そして、人事担当者の温かい人柄や、会社全体の風通しのよさに強く惹かれました。ソフトウェアテストに関する専門的な知識・スキルはありませんでしたが、「この会社で新たな挑戦をしたい!」という強い思いが入社の決断につながりました。

2017年に入社後は約1年間、メディア企業が提供するSNSアプリ等のテストの実行・設計を担当。業務に必要な知識・スキルについては、上司やチームメンバーのアドバイスを受けながら、教育・研修制度を積極的に活用することで着実に習得しました。また、上司に対し、「プロジェクトマネージャー(PM)として活躍したい」という思いを伝えつづけたところ、「チャンスがあれば挑戦してみようか」という言葉とともに、ステップアップに必要な実践力や姿勢についても具体的なフィードバックをもらうことができました。こうした助言をもとに努力を積み重ねた結果、入社2年目にはPMに昇格。数年間、お客様との折衝やプロジェクトの進捗・コスト管理やメンバーの管理に携わりました。

その後、長年お取引いただいているお客様から、ソフトウェアテストに加えて、要件定義をはじめとする上流工程の仕事まで幅広くご依頼いただけるようになり、プロジェクトの拡大に貢献。その成果が高く評価され、複数のPMを統括する「マネージャー」に昇格。現在は「グループ長補佐」として、マネージャーの業務に加え、最終面接官など人事領域の仕事にも携わっています。SHIFTには、新卒・中途を問わず、社員一人ひとりの成果や努力を正当に評価し、成長を後押しする環境が整っています。若手社員には失敗を恐れず、「どんなことでも挑戦してみよう!」という積極的な姿勢で果敢にチャレンジしてほしいですね。SHIFTは挑戦する人を全力で支え、可能性を最大限に引き出してくれる会社です。

従業員が語る、仕事のやりがいや会社の雰囲気

「テスターやPMの頃は上司やお客様からの『ありがとう』がモチベーションになっていましたが、管理職となったいまは若手の成長が一番のやりがいです」(五十嵐さん)

入社4ヶ月目でPMへ。3年目からはPMOとして活躍(田中さん)

学生時代は建築学を専攻。主に耐震など構造系の研究に取り組んでいました。企業研究をはじめた当初は建築・不動産業界を中心に会社選びを進めていましたが、さまざまな業界・企業を検討するなかで、ITの知識・スキルの汎用性の高さに気づき、この業界を志望することにしました。数ある企業のなかでもSHIFTを選んだ理由は、「品質保証サービス」という明確な強みをもっていること。一般的なSIerよりも業務内容が具体的でわかりやすいと感じたことです。さらに、会社の成長率の高さやワークライフバランスの充実ぶり、そして、人事担当者の気さくでフラットな人柄に魅力を感じたことも大きかったですね。

2021年に入社し、約2ヶ月間の新入社員研修では基本的なビジネスマナー・スキル、ソフトウェアテストの基礎を座学・実践を通じて学んでいきました。初めは苦労する場面もありましたが、SHIFTでは誰でも同じレベルの仕事ができるよう、ソフトウェアシステムの仕組みやロジックを体系的に整理しています。システムの概要さえわかれば、テスト工程でやらなければならないことも自然と把握できるようになっているので、必要な知識・スキルをスムーズに身につけることができました。また、入社直後から自己研鑽を積み重ね、社内のキャリアアップ制度「トップガン」のテスト設計者、PM(プロジェクトマネージャー)の検定に研修期間中に合格。このことが配属後のキャリア形成の基盤となりました。

研修修了後は動画配信システムのテストプロジェクトの現場に配属され、テスト実行や設計に携わっていましたが、2ヶ月が経過しPMのポジションに空きが出た際、上長から「チャレンジングな仕事になるけど、トップガンもパスしているし挑戦してみない?」とお声がけをいただきました。「それならば是非」と意欲を示し、1年目の7月からはPMとして、お客様との折衝や進捗管理、メンバー管理を担うことになりました。入社2年目には、医療系システムのテストプロジェクトの立ち上げに挑戦しつつ、PMO(プロジェクトマネジメントオフィサー)の「トップガン」に合格。3年目の2024年からは「PMO」として、教育系システムの保守・運用に関する課題管理や自動化の提案など、より高度な業務に携わっています。入社当初からこれほど多くのチャンスを提供してくれる会社は他にないと感じています。

従業員が語る、仕事のやりがいや会社の雰囲気

「やりがいを感じるのはスピード感をもって仕事を進め、お客様も想像しない成果を上げることができたとき。そして感謝の言葉をいただけたときですね」(田中さん)

キャリアアップを支える制度と、今後の目標(五十嵐さん/田中さん)

■誰もが自分らしいキャリアを実現できる会社へ(五十嵐さん)
当社には、試験に合格すれば上位職へアサインされ、キャリアアップの機会を得られる「トップガン」という制度があります。テスト設計者やプロジェクトマネージャー、PMO、シニアPMOになるための検定など、幅広いレイヤーを対象とした試験が設けられており、若手のうちからキャリアアップのチャンスをつかむことができる環境です。理想の成長曲線を描くことができる会社といっていいでしょう。
私自身の今後の目標は、個々のメンバーに寄り添い、それぞれの思い描くキャリアの実現を後押しできる役職者として成長をつづけていくことです。当社では、会社を挙げて残業時間の削減に取り組んでいるほか、子どもが小学校5年生に上がるまで利用可能な「時短勤務制度」など、仕事とプライベートをしっかり両立しながらキャリアアップを目指せる環境が整っています。すべての従業員にとって働きやすく、自分らしいキャリアが実現できる会社づくりに貢献していきたいですね。

■「社内公募制度」も大きな魅力!(田中さん)
私自身も「トップガン」を活用してプロジェクトマネージャーやPMOへのキャリアアップを実現してきましたが、実力・実績を証明しづらい新卒社員にとって、この制度を利用しない手はないと思います。また、社内公募制度を活用し、自分の理想のキャリアを切り拓いていけるのも当社の大きな魅力です。なお、公募されるポジションによっては、トップガンに合格していることが推奨要件となるケースもあります。その意味でも、若手社員には能力開発室が主催する社内勉強会や私が立ち上げた「トップガン」の勉強会などに積極的に参加してスキルアップを図り、キャリアアップのチャンスをつかんでいただきたいと思います。
私自身の今後のキャリア目標については目下、検討を進めているところです。五十嵐さんのようにマネージャーへのキャリアアップを目指してみたいという思いもありますが、別の部署で新たな仕事にチャレンジしてみたい、あるいは、トップガンを所管する能力開発室で仕事をしてみたい気持ちもあります。どの部署のメンバーもウェルカムといってくれているので、希望を持って仕事に取り組むことができますね。

従業員が語る、仕事のやりがいや会社の雰囲気

「ライフステージに合わせ、働き方を柔軟に選択できるのもSHIFTの魅力です」(五十嵐さん)「気さくな上司や先輩が多く、自分の意見を伝えやすい雰囲気です」(田中さん)

企業研究のポイント

企業研究を進めるうえで何よりも重要なのは、自分にとって大切なこと、絶対に譲りたくない“軸”を明確にすることだと考えています。やりたい仕事や給与水準、働き方など、何を“軸”にするかは人によって違いがあって然るべきですが、皆さんには「自分はなぜ、それを“軸”にしたいと考えるのか」「その“軸”を本当に志望企業で実現できるのか」ということを見つめ直していただきたいと思います。
当社にはキャリアUP制度「トップガン」や社内公募制度といったキャリアアップ制度など、実力次第で多彩なキャリアを実現できる環境が整っています。こうした背景もあって、「成長できる環境に身を置きたい」という志をもって入社した若手社員が多数活躍していますが、彼らには「『頑張りたい』『成長したい』という意欲はどこからくるのか」「自分の目標を実現するために、SHIFTという会社をどのように活用していきたいのか」ということを徹底的に考えてもらっています。企業研究では“運と縁”も重要な要素ですが、自分に本当にマッチする会社を選んでいただきたいですね。

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コーポレートロゴには、ソフトウェアを通して「Made in Japan」品質をもう一度世界へ発信するという、確固たる誓いが表現されている。

マイナビ編集部から

2005年の創業以来、ソフトウェアの品質保証・テストサービスを中心に飛躍的な成長を続ける東証プライム上場のメガベンチャー「株式会社SHIFT」。IT業界に詳しい方のなかには「テストといえばSHIFT」といったイメージをおもちの方も少なくないかもしれないが、同社はソフトウェアテストを通して得られたナレッジを最大限に活用し、ITコンサルティングやAIソリューションの提供、自社プロダクトの開発・外販など幅広い領域で事業を展開。顧客企業のDX推進を強力にバックアップしている。
今回、同社で活躍中の従業員にお話を伺い感銘を受けたのは、若手の育成に対する熱量の大きさだった。例えば、田中さんは入社直後から「トップガン」に合格し、キャリアアップを重ねるだけでなく、検定に向けた勉強会を自ら立ち上げるなど、入社5年目ながら若手の育成に本気で取り組んでいる。このようなかたちで意欲ある若手の成長を支えるカルチャーが根付いている点に、同社の強さの秘密が垣間みえた気がしたのである。
ITに関する専門的な知識・スキルの有無は問わない。IT業界に興味関心をお持ちの方のなかでも、実力主義の会社でチャレンジを積み重ね、自分らしいキャリアを切り拓いていきたい――。こうした志をお持ちの方に、企業研究をお勧めしたい会社である。

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本社オフィスは港区麻布台ヒルズ。全国各地に拠点を構え、さまざまな業種・業界で年間約4000件(2025年4月時点)のプロジェクトを支援している(グループ連結)。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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