【佐々木】企業研究をするときには、会社の良い面だけでなく、良くない面(=課題)も知ることを意識し、インターンシップや職場見学などで先輩に直接聞いてみることをおすすめします。どこまで答えてもらえるかはわかりませんが、課題を把握し、解決に向けて取り組みを進めているなら何らかの回答が得られるでしょう。少なくとも私なら正直にお答えしますよ。
【柴田】私は、最初に入社した会社でできるだけ長く働きたいと思い、「一生働ける会社」という基準で企業研究を進めました。その上で、事業内容や仕事内容と同じくらい大切にしたのが、どんなところで、どんな人たちと働くかということ。会社説明会では、先輩たちが働く様子を自分の目でしっかりと見て、転勤や社員寮の有無などの条件も事前にきちんと確認しました。
【森】私が思う企業研究のポイントは、自分がそこで働いている姿をイメージすること。どんな場所で、どんな働き方をしたいのか、自分の将来像に合った会社を選ぶことが大切だと思います。ですから、会社見学会やインターンシップなど、人事担当者や、自分が働きたい仕事をしている先輩たちと話せる機会に参加して、その人たちと自分が合うかどうか、そこに自分が馴染めるかどうかをしっかり考えてみてください。