最終更新日:2025/7/22

埼玉建興(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • 住宅

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

先輩100人100の就活

必要なのは、自分がどんな仕事をしていきたいかという明確な意志を持つこと

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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社会人への準備は、焦らず、自分らしさを大切に

埼玉建興の若手社員に学生時代の過ごし方を伺いました。

K.Nさん(2016年入社・建設部門)
A.Cさん(2018年入社・建設部門)※取材時点 現在は、人材開発部

学生時代から施工管理の仕事を希望

私は現在入社10年目で、希望していた施工管理の仕事に就いて毎日現場で奮闘中です。実は私は、就職試験を2社しか受けていないんです。周りの友達が一生懸命活動をしている間も、自分はマイペースに構えていました。がむしゃらに頑張るのも一つのやり方だとは思いますが、私のようにじっくりと時間をかけながら自分自身がピンと来るのを待つという方法もあるとみなさんにぜひお伝えしたいですね。
私が建築の道を志したのは高校生の時で、「ものをつくる仕事がしたい」という思いからでした。父親が解体業をしていたことから、「自分はつくるほうの仕事がいいな」と考えていたのです。大学の建築科に進みましたが、思い返せば、大学では将来のことを具体的に深く考えることができていなかったかなと思います。ただ、一つ確かだったのは、「自分は室内にこもって図面を描くより、体を動かすほうが向いている」ということです。もともと私は、サッカーをやったり、音楽のイベントに行ったりと、外に出るほうが好きなタイプで、大学の授業も、設計よりも施工のほうが楽しいと思うことが多かったです。
大学に入る前は「建築」という大きなくくりで漠然と考えることしかできませんでしたが、実際に体験していくうちに、自分が何に向いているか分かったことも多かったので、何事も決めつけず、まずは何でもやってみるべきですね。それに、室内での仕事が向いていないといっても、設計の授業を受けたことが後に役に立っていますし、無駄なことは何もないと思います。

休日の過ごし方

「休みの前日は終電で都内へ向かい、音楽イベントへ。翌日の始発で帰ってきます」とKさん。「仕事がきついイメージがあるかもしれませんが、遊ぶ体力は残っています!」

自分の感性と合う会社なら、入社面接だって自然体でいられる

私の就職活動は、少し特殊なケースだったかもしれません。最初に受けた会社に落ちてしまった時に、がっくり来てしまいました。他にいい会社はないかと考えていると、ふと、自宅の目の前にある会社が気になりました。それが、今私が働いている会社です。私は当時、会社の向かいに住んでいたのです。
家の目の前にある会社なので、子どもの頃から存在は知っていましたが、何をしている会社かはまったく知りませんでした。私が希望していた職種の会社だと気づいたのは入社試験を受けるほんの少し前で、説明会では、ここで働いている弟の友達のお父さんが声をかけてくれたりと、なんだか家族的な印象でした。エントリーシート等はなく、最初の試験は1対1の面接。1時間以上かけてじっくりと話を聞いてもらうことができました。私は施工管理の仕事に就きたいと心に決めていたのですが、やりたい仕事が自分の中ではっきりしているということが評価されたようです。面接の内容は半分以上が世間話のようなラフな会話でしたが、今から思うと、コミュニケーション能力を見られていたのかもしれません。
施工管理はたくさんの人と接する仕事なので、コミュニケーション能力は欠かせませんが、話し上手である必要はなくて、言うべきことを言うこと、わからないことは教えてほしいと言えることなどが大事です。信頼関係なしにできない仕事だと思います。
自分の就職活動を振り返ると、努力というより、何か感性が合っていたとしか思えません。なにより、自分に合う会社が一番自然体でいられる場所だと思います。
(Kさん)

休日の過ごし方

「休日は朝からずっとゲームをしています。子どもの頃からゲームが大好きなんです」と語るインドア派のAさん。最近、始めたというヨガにも夢中に。

ほんとうにやりたい職種に出会うまで、企業研究をあきらめなかった

私は大学で建築を専攻していました。作業所事務職という職種があることを知ったのは大学3年生の時でした。それまでは、施工管理に興味があるけど体力に自信がないし、構造系を専門に学んでいたので設計職は少し違うかなと思うし…と、進むべき方向がわからずに悩んでいました。せっかく今まで建築の勉強をしてきたので、学んだことを活かした仕事に就きたいと思っていました。そこで、建築業界にどんな仕事があって、自分の性格に合うものは何なのか、業界研究をして自分なりに調べていきました。そんな中で、埼玉建興には作業所事務職という仕事の募集があると知ったのです。ライフステージが変わっても長く働きたい、転勤はしたくないという思いがあったので、地元の埼玉で転勤なしで勤められることにも魅力に感じました。
試験は面接が中心でした。緊張はしましたが、志望理由がはっきりしていたので考えていたことを伝えられたと思います。企業説明会などにもよく足を運んでいたので、自分なりに進みたい道が明確になっていたことがよかったのかなと思います。就職活動というと、会社に好印象を与える答えを考える人も多いと思いますが、言葉を飾るより、自分が何に興味があって何がしたいのかを自分の言葉で伝えることが大切だと思います。何をしたいのかはっきりわからない時は、大学の就職課などに相談に行ってアドバイスをもらうのもよいと思います。私は大学の就職課で勧められて業界研究のつもりである企業のインターンシップに参加した経験があります。実際にその会社を受けるかどうかは別にして、自分の目で見て、実際に体験してみないとわからないことが多いので、考えるだけでなく行動することが大切だと思います。
(Aさん)

休日の過ごし方

繁忙期や現場の状況によっては休日出勤もあるが、連休が取りやすいように会社側からの配慮がある。休日も充実しているからこそ、より真摯に仕事に向き合うことができる。

企業研究のポイント

当社は市役所や学校、スポーツ施設、商業施設など、公共性の高い建築物も多数手掛けている総合建設企業です。環境マネジメントへの意識も高く「埼玉県エコアップ認証」を取得しており、環境保全や地域への貢献にも積極的に取り組んでいます。一方、社内に向けては、仕事と子育て等の両立を支援するため、短時間勤務やフレックスタイムといった複数の働き方を実践するなど、働き方改革に力を入れています。「埼玉県多様な働き方実践企業」として県から認定されていて、産休・育休を経て技術職で活躍する女性も増えています。
ライフステージの変化に対応できるフォロー体制や福利厚生の充実なども、無理なく長期的に仕事を続けられる大きなポイントとなります。やりたい仕事に向き合える環境があるかどうかも企業研究の材料に加えてほしいですね。

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埼玉建興が手掛けるのは「都市と文化をつなぐ創造」。「お客様に安全で安心できる建物を提供させていただくこと」をモットーとしている。

マイナビ編集部から

川口市役所をはじめ、大型の案件を多数手掛ける埼玉建興。公共施設等も手掛けており、埼玉県民であればどこかで一度は埼玉建興の施工した建物を訪れているかもしれない。地域密着企業として、地元の人たちに愛される建物をつくり上げていくことが、埼玉建興の社員たちの誇りなのだという。建設系の仕事というと、ハードワークを思い浮かべる人も多いかもしれないが、同社は現在働き方改革に取り組んでおり、休日が少しずつ増えるなど、年々仕組みが改善されている。興味がある仕事なのに「大変そう」という理由で一歩踏み出せないのはもったいない。「学んできたことを活かしたい」「地元に貢献する仕事がしたい」という人は、まずは一歩中へと踏み込んでみてはいかがだろうか。仕事を知り、社員を知り、会社を知ることで、「この仕事をやってみたい」という前向きな気持ちが湧き出てくるかもしれない。同社は若い社員が多く、「これから入社する社員には10年後、20年後に会社を引っ張っていく存在になってほしい」と期待しているという。自分の仕事に誇りを持ち、常にチャレンジを続けていきたいという人には、やりがいのある環境だ。

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若手社員が多く、社内の雰囲気はエネルギッシュ。「自分の考えをしっかりと持ち、自分の意見を発信できる人」が活躍できる社内環境だという。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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