十全化学(株)

工場スタッフとして、マネジメント業務に従事しています。私の業務は主に３つです。製造品目ごとの工程管理、製造に使用する設備の管理、製造に従事する作業者の管理になります。1つ目の製造品目ごとの工程管理では、製造指図記録書の指図通りに作業者が作業に従事できるように、事前にコミュニケーションを取り、注意点を共有し安全・安心の品質を持つ原薬を提供できるように務めています。2つ目の製造に使用する設備の管理では、工程使用中の設備についてはリアルタイムで異常がないか、自ら現場に行き確認する業務を行っています。使用していない設備についても定期的に点検を行ってもらった結果を確認し、設備が今後も安全に使用していける状態かどうか精査しています。3つ目の製造に従事する作業者の管理では、作業者１人１人とコミュニケーションを取り、業務に限らず悩んでいることがないか、悩みがある場合は一緒に解決できるように取り組んでいます。

工場での仕事の一番のやりがいは、チームで団結して課題を乗り越えたときの達成感です。安定生産を心がけることは大前提ですが、機器の故障や製造工程のミスオペなどはどうしても起きてしまうものです。その際に、１人１人が解決のために考え、迅速に行動できるようになっていくことが大切であると日々感じています。また、課題を乗り越えた達成感だけでなく、チームとしての成長や後輩の成長を感じることもやりがいであり、嬉しく感じる瞬間でもあります。時には、課題が重なりチームの雰囲気が落ち込んでしまうこともありますが、小さなことでも「ありがとう」と感謝を伝え合う風土を大切にできる職場でやりがいをもって働くことができています。

就職活動では、医薬品製造メーカーを中心に考えていました。その中で１番に内定を頂けたためというのが正直な理由です。ただ就職活動では、内定を頂くことも大切ですが、エントリーしてから実際に職場を見たり、面接を受けたりする中で自分が働くイメージを膨らませていけるかどうかが重要です。私はエントリーの段階では多くの企業を考えていましたが、就職活動を進めていく中で上記の理由で数社に絞りました。十全化学のはじめの印象は、勢いのある熱いところだなというかんじで、会社の立地も良く通勤も気持ちよくできそうだなと思っていました。最終的に面接で社長とお話する機会があり、自分をこの会社で成長させたいなと思ったこともあり、ここで働こうと決めました。

富山には大学進学を機に来ましたが、非常に住み心地の良いところだなと日々感じています。特に富山のお寿司は絶品です。県外の方はぜひ食べてみてください。また、駅前を中心に開発も進んでおり、街の発展を通勤中に横目で見て愉しんだりしています。富山といえば、雪が気になる方もいるでしょう。でも慣れるとそれほど気になりませんよ。

十全化学では、自ら目標を持ち、自らを鼓舞し続けられる人材が愉しく仕事ができる環境が整っていると思います。そのような方にお勧めの会社です。医薬品製造メーカーと聞くと専門的な用語や知識が飛び交う固い職場をイメージされるかもしれません。たしかにそのような瞬間もありますが、基本的にはチームで和気あいあいとコミュニケーションを取りながら仕事をするような職場です。一緒に課題解決に向けて愉しく議論できるような仲間が増えてくれると嬉しいです。最後に、就活では自分の言葉で話すことが大切だと思います。飾らない自分で前のめりに頑張ってください。