最終更新日:2026/8/24

(株)ゆうホールディングス(ゆう薬局グループ)

  • 正社員

業種

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 化粧品
  • 日用品・生活関連機器

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域で暮らす人々と触れ合い、真に求められているサービスを提供したい!

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高齢化・過疎化が進む地域において、新しい薬局の在り方に挑戦

京丹後市にある弥栄ゆう薬局は、ユニークな活動を行う調剤薬局。広い待合室での写真展開催、農業科学生が育てた農産物販売などを通して、地域活性化を目指す。そんなところに魅力を感じた2名にインタビュー。

■岡田 果子さん(写真右)
一般薬剤師 2022年入社
弥栄ゆう薬局勤務

■吉松 友里さん(写真左)
管理薬剤師 2022年入社
弥栄ゆう薬局勤務

薬剤師の役割を超え、地域の一員として多くの人たちと触れ合う毎日が楽しい!

病院よりも調剤薬局の方が、患者さんと密接に関わりながら長く経過を見守っていけると感じ、調剤薬局を中心に就職活動をしました。なかでもゆう薬局に入社を決めたのは、他にはない特徴のある地域活動を行っていたからです。ゆう薬局カフェを開催するまいづるゆう薬局のインターンシップに参加して地域の方々と触れ合ったとき、私も生活全体に関わりながらサポートしていきたいと思い、あえて都市部ではなく京都北部での勤務を希望し、現在弥栄ゆう薬局で地域の方々と日々、お話することを大切にしながら、業務に励んでいます。

総合病院の門前薬局である弥栄ゆう薬局には多くの患者さんが訪れます。特に高齢者の割合が高く、1人でお越しになる90代の方、親の介護をする70代の方など地域の高齢化を目の当たりにしました。当初からみなさんに受け入れられ、2回3回と顔を合わせていくうちに薬だけでなく、プライベートな話をするようになりました。例えば、疾患の原因をお聞きすると「孫のマラソン大会の練習に付き合ったら膝が痛くなった」「11月のカニ漁の解禁で忙しく働いていたら腰痛が悪化した」など、地域のいろんなことを知ることができるので、毎日を楽しく過ごしています。

店舗では週1回、地元で人気のクレープ屋さんの出張販売を行っています。クレープを買いに来た学生さんに「ここのクレープはおいしいよね」と声をかけられたり、自分たちで育てたお米や野菜を販売する農業科の高校生と会話をしながら、地域の一員としてみなさんと関わることで、普段薬局を利用されない方々が足を運ぶきっかけになっていると感じます。

私は在宅医療の患者さんを受け持ち、定期的にご自宅に訪問するなかで、私生活を知り理解することで、より患者さんと近い距離でサポートができています。ある患者さんは、退院したばかりで筋力が低下していたせいか、当初は口数が少なく、お薬も1日に4回処方されていました。徐々に体力や病状が回復するにしたがい、数か月後には薬が1日1回になりました。元気になっていく様子を感じられ「車を運転して新しい薬局に行ってみたい」と笑顔で会話できるくらいになり、一緒に喜びを分かち合いました。そんな日々に大きなやりがいを感じています。
(岡田さん)

これからの目標

「まずは薬剤師としての業務をしっかり覚えることが第一。これからは自らいろんなイベントを提案していき、地域の人たちとの交流を深めていきたいです」(岡田さん)

全世代を対象に、地域と連携しながら自分のやりたいことにチャレンジできる。

京都市から車で約2時間、京丹後市は日本海に面した町です。高齢化が加速する一方で、病院などの医療機関が少ない地域のニーズに応えるために2022年5月、弥栄ゆう薬局は開局しました。調剤薬局に留まらず、地域のコミュニティの場としての役割を担い、地域活性化を目指していることが大きな特徴です。
これまでに行政や学校、地域の飲食店などと連携し、さまざまなイベントを開催してきました。広い待合室で写真展を開催したり、地元の食材の販売などを行っています。また、ドライブスルー方式で処方箋の受付、お薬のお渡しできる薬局は、当社初の試み。足腰の不自由な高齢者が多く、冬は大雪に見舞われるため、利便性を考えて導入しました。同行する家族やヘルパーさんから「車に一人で待たせることなく、薬を受け取れるから安心」と喜びの声をいただきました。私たちスタッフも安心して対応できます。

特に好評だったのは、世界認知症デーにちなんで京丹後市と連携して開催した下坂 厚さんの写真展です。若年性アルツハイマー型認知症と診断されたにもかかわらず、意欲的に創作活動を行う下坂さんの作品や生き方に多くの方が感銘を受けていました。このときに認知症サポーター養成講座を開催し、医療・介護従事者をはじめとする多くの方々に参加いただき、大きな成果を挙げ、薬局の知名度アップにつながりました。

そのほか、店舗から外に出て、幅広い年代を対象にした地域貢献活動にも取り組んでいます。2022年から全国の公立高校では、探求学習がスタートし、ゆう薬局からは3人が講師として招かれ、調剤薬局の役割や薬剤師の仕事についての講義を行いました。また、私は「SRHR(性と生殖に関する健康と権利)」をテーマに、地域のコミュニケーションセンターと連携して高校生・新社会人を対象に講演活動を近々実施する予定です。性は家族や教育機関が踏み込みづらい分野ですが、妊娠・中絶・出産などの問題を一人で抱え込まないように支援し、会社からもこの取り組みを認めてもらっています。このように薬局の売り上げや利益よりも「地域のために」を優先する当社。普段、病院や薬局を利用しない年代も対象に、自由に自分のやりたいことに挑戦できる風土が魅力です。
(吉松さん)

これからの目標

「住民の方々に店舗のスペースを貸し出し、一緒にいろんなイベントや活動を実施し、どの年代の方も気軽に立ち寄れる薬局を目指していきます」(吉松さん)

上司や先輩が優しくサポート。福利厚生や設備も充実しているので安心して働けます

地元の神戸市から京丹後市に引っ越しましたが、会社からご用意いただいた住居に同期と隣同士で入居し、家賃も負担してもらったりとさまざまな支援を受けています。また、プライベートでは同期と2人で運転の練習をするなど、充実した社会人生活をスタートすることができました。弥栄ゆう薬局は薬剤師4人を含めて10人体制。わからないことを質問すると先輩方から丁寧に教えていただけるので、今までに不安を感じたり、悩んだことはありませんね。患者さんや地域の方々どなたも優しく、同期といつも「いい人ばかりだね」と話しています。
人と関わることが好きな私は、ゆう薬局を選んで本当に良かったと思います。仕事を通じて実感したのは、薬剤師は意外とお話をきく仕事であること。薬のことだけでなく、患者さん自身のことを知ることでよい関係を築けますし、より元気になっていただいているように思います。学生のみなさんには大学だけでなく、アルバイトなどを通じていろんな年代の方と交流関係を広げてほしいです。そして地域に貢献したい方、人と関わることが好きな方であれば、ぜひゆう薬局に足を運んでみてください。
(岡田さん)

開局して間もない弥栄ゆう薬局は、経験の浅いスタッフが多いため、日頃から一人ひとりに声をかけて相談に乗ったり、連携するように心がけています。岡田さんのように若い薬剤師が戸惑うことなく、元気いっぱいに活躍している姿を見ると嬉しくなります。
総合病院の門前薬局には毎日、多くの患者さんがお越しになります。複数の診療科に通院する高齢者の方の割合が高く、服用される薬は多岐にわたるため、飲み忘れや飲み間違えなどの原因にもなっています。それを防ぐため弥栄ゆう薬局では、一包化機械や自動分包機、カメラ付きの自動監査機を導入しました。これまで目視で行っていた監査業務を自動化することで、人的ミスを防ぎ、業務負担の軽減にもつながっています。新人薬剤師もゆとりを持ち、安心して仕事に取り組みながら、患者さんへの服薬業務に時間を使うことができます。このようなスタッフが安定した薬局運営の体制で働くことができ、地域の方々からは気軽に立ち寄れる薬局を目指していきます。
(吉松さん)

これからの目標

2022年5月にオープンした弥栄ゆう薬局。行政をはじめ、地域の教育機関や医療機関、住民の方々と交流を図りながら、一緒に必要なものを考えて創り上げていく方針だ。

学生の方へメッセージ

薬学部の学生のみなさんの就職先は、病院と調剤薬局に大きく分かれると思います。調剤薬局である当社には、医薬分野の専門性を高めるだけでなく、地域や患者さんに寄り添った仕事がしたいという方が多いことが特徴です。さらに京都に根ざした事業を展開しているため、地域の課題やニーズに合った店舗づくり、サービスを提供できることが強み。それぞれの店舗において、地域の医療機関や行政、住民の方々の声を直接聞き、お互いに連携を図りながら真に求められるサービスの実現を目指しています。
例えば、岡田さんがインターンシップに参加したまいづるゆう薬局では、店舗近くの平野屋商店街のコミュニティスペースで月1回ゆう薬局カフェを開催。管理栄養士監修のランチの提供、薬剤師や地域の専門職によるミニ講座を開催し、地域の人たちとの交流を深めています。この店舗には、福井県出身の新卒社員が活躍していますが、企業理念に共感して各地からIターン就職している方が増えています。
当社では、求める人物像を定めていませんが、京都に特化して地域医療や在宅医療に力を入れている特徴を理解いただき、自分のやりたいことにマッチする方に入社してほしいと考えています。「地域の人と密接に関わりながら地域に貢献したい」といった想いのある方は、ぜひエントリーをしてみてください。
(採用担当 山口 高正)

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「地域に溶け込み、患者さんをはじめとする多くの人たちと交流を図りながら働きたい。そんな志向の方がやりがいを持って働ける会社です」と語る山口さん。

マイナビ編集部から

2020年に創業70周年を迎えたゆう薬局グループは、京都府内で最も多い105店舗を展開する調剤薬局だ。しかし、規模拡大を目指すのではなく、「地域の人々の健康を支えたい」というコンセプトのもと、健康サポート機能の拡充や地域貢献活動、在宅医療にいち早く取り組み、京都に特化している点を強みに地域との関係を深めながら独自の薬局運営を行っている。

特に高齢化・過疎化が進む京都北部エリアでは、ゆう薬局カフェをはじめ、イベントや講座、料理教室など、それぞれの地域のスタッフが住民の声をくみ取り、独自の活動を推進。その輪は京都府全域に広がっている。現在、厚労省の指導のもと「健康サポート薬局」「地域連携薬局」などが制度化されているが、その以前から積極的に取り組んできた先見性と多岐にわたるユニークな活動には驚くばかりだ。

医療業界は高齢者支援のイメージが強いが、その枠にとらわれることはない。今回、取材をした岡田さんは「普段、薬局を利用しない学生をはじめ、幅広い年代の人と関わることが楽しいです」。そして管理薬剤師の吉松さんからの「過疎地域では高校を卒業すると地元を離れる方が多いため、何でも相談でき、頼りにされる先輩のような存在になりたい」というコメントが印象的だった。健康をキーワードに全世代を対象にした幅広いサポートを行う、地域との共存共生がこれからの薬局に求められる姿なのだと改めて実感した。

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京都市に本部を構える当社は、在宅医療に力を入れ、ほとんどの店舗で在宅訪問を実施。需要の拡大に対応し、薬剤師の負担軽減のために市内に在宅支援センターを設立した。

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