最終更新日:2025/6/1

技建工業(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • インテリア・住宅関連
  • 住宅

基本情報

本社
福井県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

後世に残る建物を創る、現場管理のプロ集団

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挑戦と失敗から得た“現場力”が大きな自信とやりがいに

より早く、より確実に、より安全に。求められた以上の完成度を生み出す確かな仕事

「建築トータルサービス企業」を目指す技建工業では、仕事に対する向上心や志を持った社員が多く、若いうちからどんどん大きな仕事を任せてもらえるのも特長。建築現場の要となる現場管理職に携わる社員3名に、これまでの経験談や仕事のやりがい、今後の目標について伺った。
●太田誠さん/入社5年目。入社4年目から一人で現場を任される、社内での期待度ナンバーワンの若手社員。
●枝本和樹さん/入社13年目。卓越したコミュニケーション力を持つムードメーカー。
●菅原雄一さん/入社20年目。厳しい現場でスキルを磨いてきた経験値は会社一。

“束ねる”ことの難しさを実感すると同時に、仕事の楽しさも感じ始めています。

当社では新入社員のうちからどんどん現場に出て、トライ&エラーを繰り返しながら成長していくのが特徴。私も「もし損失が出てもカバーしてやるから、思い切って失敗してこい!」という上司の言葉に支えられ、入社2年目でまず職人の段取りや材料の手配など現場管理の一部を任され、4年目からは現場全体を一人で管理するようになりました。仕事を任された当初はプレッシャーや不安も大きく、「間に合うか」「失敗しないか」「漏れがないか」「計画通りいくか」など、仕事の事ばかり考える日々。失敗して職人さんから怒られることも多かったのですが、周りのアドバイスから視野が狭くなっていた自分に気づき、分からないことや疑問は上司や先輩、現場の職人さんや関係会社の方などに聞いて学びながら、何とか完成まで携わることができました。
一人で任された現場をやり遂げられたことは自信にもつながり、発言や行動も思い切りよく出来るようになりました。自分の発言や行動で多くのお金や人が動く現場管理の仕事は責任も重大ですが、自分が考えた計画通りにスパッと次の工程に行けた時の達成感は何とも言えない喜びです。職人さんから「やりやすかった」と声をかけてもらえることもモチベーションアップにつながっています。
今後は完成時がゴールではなく、建ててから1、2年後の劣化や欠損も視野に入れつつ、長い目で見てより丈夫で美しい建築物を作ることができるよう、先を見据えた工程管理にも力を入れていきたいと思っています。さらには「太田じゃないとこの物件はできない」「君がいたら大丈夫」と言ってもらえる人材になれるよう、自身のさらなるスキルアップにも積極的に取り組んでいきたいです。
(工事部/太田誠)

現場管理者に向いている人は?

負けず嫌いで、何でも自分でやりたい人。一度決めたことを最後までやり遂げられる責任感の強い人が現場管理者向きだと思います。(太田さん)

持ち前のコミュニケーション力で、自分らしさを活かした仕事に取り組んでいます。

“地図に残る仕事”に魅力を感じ、建築業界に入って12年。これまでの仕事では様々な失敗や挫折も経験してきましたが、周りのサポートと元々明るく前向きな性格で気持ちをリセットしながらスキルアップしてきました。私たちの仕事は管理業務なので、実際に自分たちが建物を建てるわけではありません。それだけに、現場に携わる人がよりスムーズに動けるよう、職人さんから様々な知識を教えてもらったり、動きを見て仕事を覚えるなど、コミュニケーションをとることが重要。私は現場の近隣住民の方にも積極的に挨拶や声かけをし、工事の音や振動などで迷惑をかける際のお詫びも丁寧にお伝えするよう心がけています。また、一つの建物が完成するまでには多くの工程の積み重ねが必要となるだけに、わずかな支障が後々大きなトラブルにならないよう、早めの対処も意識しています。
これまで数々の現場に携わってきましたが、何もないところから大きな建物が立ち上がり、完成した時の達成感は何度味わっても新鮮で幸せを感じる瞬間。家族と一緒に出かけた先で自分が携わった建物を見かけ、子供に自慢できることもこの仕事ならではの喜びだと感じています。
当社もここ5、6年で会社の規模がまたたくまに大きくなり、自社の成長を肌で実感しています。ここまで成長し続けているのは、社員一人ひとりの意識が高く、切磋琢磨しながら自然と能力が高まっていく環境があるからこそ。私もその一員としてますます努力を重ねながら、いつかは規模の大きい建物や人がたくさん集まる人気施設を手がけられるように頑張っていきたいです。
(工事部/枝本和樹)

現場管理者に向いている人は?

明るい対応ができ、負けん気が強くてコミュニケーション能力が高い人。辛い時には次の現場や先の明るい未来を想像しながら頑張れることも大切です。(枝本さん)

厳しい現場だからこそ、柔軟な発想力と対応力が何より大切。

入社以来20年間、現場管理の仕事に携わってきて実感することは「建築は“人”がするもの」だということ。建てるもの、造る人によって仕事の進め方や現場の雰囲気が全く異なり、そこではこれまで勉強した知識が全く役に立たないことも多々あります。これまで精神的にも体力的にも厳しい現場を多く経験してきた私にとって、チームとしてのバランスを整えながら納期に向けて良い流れを作っていくことが現場管理の最も大切な仕事であり、そのためには様々な条件に“合わせる”柔軟性や、様々な方向から物事をとらえられる視野の広さが必要だと感じています。
そうした柔軟性や視野の広さを身に着けるためには、とにかく現場経験を積み重ねることが重要。私も入社当時は先輩と一緒に様々な現場を経験し、厳しい中にも丁寧に仕事を教えてもらったことが今の仕事や考え方に活かされていると実感しています。一人で現場を担当するようになってからも、最初のうちは工事全体の流れがつかめなくて工程がうまく進まず、職人さんが予定通りに仕事を始められなくて怒られたことも。ただ、失敗を次に生かしながら経験を重ねるうちに作業の流れがよくなり、自分自身でも成長を実感できることが仕事の楽しさや喜びに変わってきました。当社はある程度実力がついた社員には思い切って仕事を任せてくれる社風なので、仕事のやり方を自分なりに工夫して進めていけるのも、やりがいにつながっています。
これまで様々な建築に携わってきましたが、自分が手がけた建物が完成し、何十年も大切に使っていただけること、いつまでも目にすることができることが、この仕事の醍醐味だと感じています。今後は個性的なデザインや造りの建物や、特殊な工法で建てる建築物など、難易度の高い建物にも挑戦してみたいと思っています。
(工事部/菅原雄一)

現場管理者に向いている人は?

現場管理は何十社にも気配りし、より良い方法を模索しながら進めていく仕事。柔軟な発想を持ち、すぐ気持ちを切り替えて次に行ける人がいいですね。(菅原さん)

企業研究のポイント

まずは、企業を知ることがポイントです。
会社の知名度や規模にとらわれず、社員の働き方や業務内容をしっかりと知ることが大事です。さらに、皆が知っている情報に満足せず、みなさん自身が知っている・体験している情報を得ることも重要です。
例えば、「社内の風通しがよく、立場や社歴に関わらず誰もが気軽に話せるアットホームな雰囲気なのか?」。これはホームページやパンフレットの情報からは分かりにくいと思います。やはり、実際にその企業の社員と触れ合い、社内の雰囲気を肌で感じることが一番の近道です。まずは気になる会社に足を運び、資料やホームページでは伝わらない社風や働きやすさを体感してみてはいかがでしょうか?

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後世まで形に残る建物を手がけられるのは、建築会社ならではのやりがい。携わった建物の数と共に成長できる醍醐味をインターンシップでも経験してほしい。

マイナビ編集部から

福井県を中心に、近年ランドマークとなるような大型建築も数多く手がける技建工業。「建築を通じた地域貢献」と「全従業員の物心両面の幸せ追求」を経営理念に掲げるこちらでは、社員それぞれが自らの個性やキャラクターを活かし、自分なりのスタイルで仕事を進めていける社風が特長だ。携わる案件ごとに建物の規模や納期、工程などが全く異なるという仕事の性質上、現場管理者に求められる調整能力や管理能力は非常に重要。それぞれの担当者が自分の強みを活かしつつ、現場の職人や関係会社、クライアントなどとコミュニケーションを取りながらスムーズに、かつ確実に作業が進められるよう創意工夫を重ねる姿からは、上司や会社に対する信頼感と仕事への情熱が伝わってきた。

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福井県内および近県を主なテリトリーとし、様々な建築物に携わる技建工業。「100年企業」を目指し躍進を続ける成長力にも期待が高まる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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