最終更新日:2025/6/1

ユーミーコーポレーション(株)

業種

  • 建設
  • 住宅
  • 不動産
  • 不動産(管理)
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
鹿児島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

仕事だけでなく、自分時間もしっかり楽しめるから挑戦できる・成長できる

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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理想の働き方を具現化する3人の先輩にインタビュー!

建築や不動産、自社ブランドマンションのFC展開など幅広い事業を手がけるユーミーコーポレーション。DX化をはじめ環境整備が加速する同社で自分らしく活躍する先輩3名に、仕事の面白さや同社で働く魅力を伺った。

■植村 剛さん(施工管理職)
 所属:建築事業本部 建築部 
 入社:2012年/工学部卒
■池田 崚哉さん(営業職)
 所属:不動産事業本部 賃貸営業部
 入社:2021年/法学部卒
■樺島 由夏さん(設計職)
 所属:FC事業本部 設計部
 入社:2016年/工学部卒

DX化による業務効率化の加速と現場裁量のスケジュール管理で、自分時間&家族時間もしっかり確保

【建築部】の施工管理職として、建設現場における工程、安全、品質、原価管理を行っています。入社後1~2件は先輩のアシスタントとして業務の流れを覚え、3~4現場目からは先輩のサポートを受けながらひと通りの業務進行を経験。独り立ち後は、自社ブランドのユーミーマンションをメインに、介護福祉施設や児童福祉施設、商業店舗などの民間新築工事や学校建築などの公共工事にも携わってきました。

なかでも特に思い出深いのは、数年前に担当した学校建設現場です。総工費約70億円、地元の大手ゼネコン14社が協業するビッグプロジェクトで、当然そこに集まるのは歴戦の猛者ばかり。既に社歴10数年を数え、数々のプロジェクトを経験してきた私も、そこでは一番下っ端です。組織の枠を超えて現場を共にする中で、業界の大先輩たちの技術やノウハウに触れる機会も多く、単独案件を重ねているだけでは得られないとても貴重な経験ができましたね。
また一方で、十数年のキャリアの中で私自身に培われてきた知見・スキルの確かさを再確認する機会でもありました。というのも、自社設計・自社施工のユーミーマンションは、低層建築から高層ビルやタワーマンションまで幅広い建築物に用いられる鉄筋コンクリート(RC)構造。そこには、ありとあらゆる現場に共通して求められる「建築の基礎」が余すところなく詰め込まれています。そんな“基礎知識の塊”のような自社物件で施工管理の“体幹”を鍛えつつ、官民さまざまな受注案件を通じて応用力の枝葉を広げてこられたことは、とても大きな財産と感じています。

自社ブランドの施工管理に携わる魅力は、技術力の研鑽だけではありません。工事内容に共通点が多いので、経験を積めば積むほど先読みしやすく、当然業務の段取りもスムーズになります。近年、各種書類の電子化をはじめとした社内DX化が加速する当社では、効率的なスケジュール管理によってワークライフバランスがさらに向上。趣味のゴルフは時々有給休暇を使って平日に楽しみ、週末は家族の時間を大切にできるのも、そんな恵まれた環境があるからこそ。子どもの入学式や参観日などには通常の有給休暇とは別に特別有給休暇が付与されるのも、2児の父である私にはうれしい限りですね。(植村さん)

先輩たちの仕事術

自社物件では毎回同じ業者さんと仕事ができるので、現場のノウハウを教わったり多少無理を聞いてもらったり。若手の頃から本当によく助けていただきましたね。(植村さん)

任される喜びとチームプレーの心強さに支えられながら、お一人おひとりに「最適な住環境」をご提案

「社会の仕組みや動向をより深く理解したい」と法学部で学んだ私が不動産業界を志したのは、住まいが私たちの暮らしに欠かせない「衣食住」のひとつだから。不動産の取扱いには法律知識も求められるため、学生時代の学びも大いに生かせると思いました。

在籍する【不動産事業部 賃貸営業部】は主に賃貸物件をお探しのお客さまへの物件のご提案や、内見のご案内などを行っています。お客さまの希望・ニーズのヒアリングから物件の提案・案内、契約までを担当者がワンストップで行うのが基本ですが、住まいに求めるお客さまのご要望もさまざまなら、物件情報も極めて膨大。自分ひとりの知識量ではカバーしきれないことも少なくありません。そんなとき心強いのが、同じ店舗内の上司や先輩たちの存在。こちらの接客の様子を気にかけながら、さりげなく提案のフォローをしてくれたり、ちょっとした世間話を挟んで場を和ませてくれたりします。営業職というと成果主義に紐づく個人プレーのイメージを持つ人もいるかもしれませんが、「YOU&ME(ユーミー)」の理念の下でお客さま満足を追求する当社はチームワークも抜群です。

そんな中で私が思うこの仕事の一番の魅力は、一期一会の出会いから、それぞれの人生の一端に深く触れられること。きっかけは住まいのご相談ですが、お引越しの理由からお仕事のこと、趣味や将来の生活プランに至るまで、これほど深くプライベートなお話をお聞きできる仕事はなかなかありません。
お問い合わせやご来店いただいたお客さまへの応対がメインではありますが、お約束のない時間帯には取り扱う物件を訪問して周辺の商業施設や生活環境をチェックしたり、写真を撮影したりといった情報収集を行うこともあります。それが私の考えたコメントとともにWeb上にアップされ、お問い合わせに繋がったときは、自分の想いがお客さまに響いた実感も大きく、とてもやりがいを感じます。

1~3月の繁忙期は慌ただしい日々が続きますが、その一方で、客足が落ち着く5~11月は土日祝日も含め比較的自由に休みが取れるのも大きな魅力。GWや年末年始などの大型連休には家族や友人と予定を合わせて、趣味のキャンプや温泉巡りを存分に楽しんでいます。(池田さん)

先輩たちの仕事術

常々意識しているのは学び続ける姿勢。入社5年目で店長に就任し、先日は念願の宅建資格も取得。知識と経験を磨いて、賃貸のスペシャリストを目指したいです。(池田さん)

フルタイムワーク&育児に奔走しながら一級建築士試験をパスした、勉強時間確保の“秘訣”とは

【FC事業本部 設計部】では、全国のフランチャイズ加盟社から依頼を受けた当社の自社ブランド物件「ユーミーマンション」の設計を行っています。主な業務はお施主(オーナー)さまへの提案に向けた計画設計と、実際に施工するための実施図面(意匠図や構造図、設備図など)の作成です。

自社ブランド物件といっても、立地や周囲環境、地域特性など、設計条件はその都度異なり、お施主さまからいただく要望も実にさまざま。ユーミーマンションが採用する壁式RC構造の“売り”である低コスト・高品質と、お施主さまの要望を両立するのはときにとても困難ですが、だからこそ、最後までやり遂げたときの達成感は格別です。「お客さまがとても満足されている」と聞くと、「次はさらによいものづくりを」というモチベーションも高まりますね。

また、設計職には本来もうひとつ、大切な仕事があります。それは「設計監理」と呼ばれる工事内容の確認作業です。いわゆる「施工管理」とは別に図面通りに工事が進んでいるかを確認するもので、取得している資格によって取り扱える建造物の大きさが異なります。そこで、私も業務の幅を広げるため「一級建築士」の資格取得に挑戦し、2024年、ようやく念願を果たすことができました。

私事ではありますが、3年前に第一子を出産しました。約1年間の育休を経て職場復帰する際は、「やれるだけやってみよう」と、あえて時短勤務は選びませんでした。つまり、以来フルタイムワークと育児に奔走する身。その多忙の中で「700~1000時間の勉強が必要」といわれる一級建築士試験に挑むのは、なかなかのチャレンジでした。それでも挫折することなくやり抜けたのは、仕事と家庭を“無理なく”両立できる万全の環境が整っていたからこそ。土日祝日は夫に子どもを任せて勉強に集中できましたし、近年当社で社内DXを含む業務効率化が進んでいたおかげで残業もほぼなし。同僚でもある夫と夫婦そろって定時退勤する日も多かったので帰宅後の家事・育児もスムーズで、平日でも勉強時間が確保できました。当社では日々の業務と資格挑戦、育児という3足の草鞋も十分に両立できることが分かったので、今後の夫の新たな挑戦も、妻として、同僚として、しっかり後押ししたいと思っています。(樺島さん)

先輩たちの仕事術

チームリーダーを務めた昨年、業務配分や会議内容などを精査。DX化の推進と並行して無駄を徹底的に排除したことで、より仕事に集中できる環境が整いました。(樺島さん)

企業研究のポイント

世の中はどんどん動き、変化しています。企業で働くにしろ、いつか独立するにしろ、世相やニーズに敏感でいることは損になりません。今から少しずつでもいいので、地域・日本・世界の動向にアンテナを張り、情報をインプットする習慣をつけておいてください。ネットニュースや動画配信、SNSで得られるものだけでなく、新聞まで目を通すのが理想。一気に全部は大変なので、まずは希望する業界から始めるとか、漠然と地元で働きたいと考えているなら地域の新聞を取り寄せてみるとか。そこからやりたい仕事、進みたい道が見えてくることもあるでしょう。
また、業務では往々にして自ら考えて行動することが求められます。これも普段から、物事を掘り下げて考えたり、相手の気持ちを想像したり、自分ならどう動くかなどシミュレーションしたり。アルバイトやサークル活動などでも、ルーティンになっていることは無いですか? ちょっと深読みするクセを学生時代から養っておくときっと役立つはず。“やらされる仕事”だと面白くありませんが、自分で考えて行動できるようになると、きっとやりがいや自信に結びついていくと思います。
当社は年次・経験に縛られず、様々な視点から生まれるアイデアや意見を吸い上げる土壌があります。デジタルネイティブ世代の皆さんが持つ強みやしなやかな発想を、当社で積極的にアピールしてもらえたらうれしいですね。(本社役員 兼 人事責任者/池田さん)

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人事の責任者でもある池田さんは、「意見を出しやすく、具現化しやすい社風。成長意識の高い人も満足できる環境が整えられていると思います」とアピール。

マイナビ編集部から

施工管理、営業、設計の異なる舞台で活躍する3人の先輩たちが、それぞれの仕事の面白さや環境のよさ、そして理想のワークライフバランスを実現している様子を語ってくれた今回のインタビュー。その力強い後押しとなっているのは近年積極的に推し進めてきた社内DX化だが、その背景には、現場の声に迅速に反応する上層部の柔軟さや風通しのよい組織風土があることもうかがい知れた。ただ、今回のインタビューで分かったのはそれだけではない。むしろよりひしひしと感じたのは経営層の社員に対する慈愛の深さだ。

実は施工管理職の植村さんは、3年前に生まれた長男に小児がんが発覚。社会保険等の関係もあって会社に報告することになった。すると同社はほどなくして、特別な傷病を抱える社員家族への特別給付金制度を新設。植村さんの報告を受けて、とあえて伝えられることはなかったが、「あたたかな想いが伝わってきて、経済的にだけでなく精神的にもとても救われた」と植村さん。

そんな同社を見て思ったのは、選社時にしっかりと見定めるべきは「社員のために動ける組織かどうか」。その想いがあれば働き方も環境もいくらでも変えていける。実際、同社では、DX化だけでなく人事制度や福利厚生も随時ブラッシュアップされ、2025年度には年間休日も拡充されたところだ。理想の舞台を見つけるために大切なのは「今どうか」ではなく、これからどうなっていくかをしっかり見極めることだ。

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2024年に内装リノベーションが行われた3階オフィス中央には、樺島さん立案の憩いスペースが設けられ、フリーアドレスと合わせて働き方の自由度も大きく高まっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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