最終更新日:2025/6/1

(株)URシステムズ

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング
  • 通信・インフラ

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東京都

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UR都市機構をシステム面から支え、日本の街づくりに大きく貢献するIT企業!

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キーパーソンにインタビュー

■システム運用部 運用企画課 課長
田辺志乃さん/2003年入社

■システム運用部 運用業務課 課長
川口友紀さん/2004年入社


UR都市機構とその関連会社のシステム開発や運用管理を担う「URシステムズ」。一般にはあまり知られていない存在の同社だが、実は多彩なITソリューションを通して、世の中に大きく貢献している。キーパーソンに話をうかがい、同社がどのように社会と結びついているのかを探った。

システムの開発から保守、運用まで。ITのワンストップソリューションでUR都市機構の事業をサポート

UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)のグループ会社として、多彩なITソリューションを展開する当社。システム開発やWebサイト構築、クラウド構築、運用管理といった事業を通じ、40年以上にわたってUR都市機構とその関連会社の発展を支えてきました。

当社は、UR都市機構を支えるシステムの開発・保守・運用のワンストップソリューションを提供。UR賃貸住宅の入居者募集から契約、入居者管理、保全工事、退去手続きまで、あらゆるシーンで私たちが手がけたシステムが活躍しています。当社はITに関する豊富なノウハウと技術によって、都市の発展と街づくりに貢献していると言えるでしょう。

また近年は、UR都市機構のビジネスインフラの高度化、複雑化に対応するため、デジタル企画課やデジタルイノベーション課など、新たな組織を設立。安定した経営基盤の上にあぐらをかくことなく、着実に発展を続けています。

当社で働く魅力は、安定した経営基盤を背景に社会貢献度の高い仕事に携われること。影響力の大きい大規模プロジェクトに関われる機会も少なくありません。また、私たちが手がけているのは、企画段階からプロジェクトに深くコミットすることができ、自分のアイデアを生かすチャンスが豊富です。技術者の9割以上が、自社内で働いているのも特長。プロジェクトごとに客先を渡り歩く働き方ではなく、通い慣れたオフィスで気心の知れた仲間と一緒に働けます。そのことが、平均勤続年数13年という社員定着率につながっているのかもしれません。
(田辺志乃さん)

先輩たちの横顔

システム運用部、企画総務部の勤務を経て、現在は再びシステム運用部で活躍の田辺さん。同社には、技術者の枠を越えて活躍できるチャンスが広がっている。

運用管理を通してシステムの「当たり前」な稼働を支え、URブランドを守る仕事

システム運用部は、UR都市機構に導入されているあらゆるシステムの安定稼働を維持し、システムの使用に関する問い合わせへの対応や、障害が発生した際の復旧作業、不具合が発生した際の改善提案などを行います。つまり、UR都市機構のシステムの「当たり前」な状態を保つ仕事です。

私は主に、住宅管理部門のシステム運用を担当。全国に約70万戸あるUR賃貸住宅では、日々、入居や退去が繰り返されています。その情報を逐一更新していくのは重要な仕事のひとつ。たとえば、入居時の契約、退去時の精算等についてシステムを利用してUR都市機構の窓口担当の方が作業を行います。私はその情報が滞りなく処理され、データの集計や他の業務へのデータ連携が着実に行われるよう運用しています。他にも退去後の保全工事・リニューアル工事の発注管理や、家賃等の請求業務・滞納管理などの運用を担当。リニューアルとは、古いタイプの部屋の居住者が退去された後に、間取り改善や設備の取替えを行うもので、それぞれの部屋に対してどのような変更を行ったかを管理するのにもシステムが利用されます。

住宅管理部門のシステムを利用しているのは、主にUR都市機構の「住まいセンター」で働く人々。私たちが更新する情報に誤りがあれば、入居希望者や居住者と直接向き合う彼らの業務に支障をきたしてしまいます。そして、入居希望者や居住者に不利益をもたらすリスクもあるので、私たちの仕事はクライアントの先にいる一般ユーザーとも深い関わりがあるのです。そういった意味で、URブランドの信頼を守る重要な仕事だと言えるでしょう。

UR都市機構のシステムを知り尽くしたプロとして、クライアントサイドでの運用に関するアドバイスを行うことも少なくありません。UR都市機構のスタッフから相談を受けたときなどは、自分が信頼されているという実感でうれしい気持ちになります。

また、私は入社4・8年目に産育休を取得しました。職場復帰を果たしてからずっと時短勤務で業務にあたっています。そうした状況でリーダーに任命され、今年課長に抜擢されました。このように当社はライフステージが変化してもキャリアアップを果たせる職場です。多くの先輩たちが産休・育休を経て復帰しているため周囲の理解がありとても働きやすいです。キャリアも子育てもあきらめることなく活躍できる当社でなら、安心して長く働けるでしょう。
(川口友紀さん)

先輩たちの横顔

川口さんは、2人の子どもを育てる母親。周囲の協力を得ながら仕事と家庭をしっかり両立させ、課長という責任あるポジションを任されている。

企業研究のポイント

企業研究を行う際に会社の知名度や規模ばかりを重視していると、自身の選択肢を狭めてしまうでしょう。ですから最初のうちは広く企業情報を集めるようにしてください。そうすることで、一般的にあまり知られていない当社のような存在を知ることができます。当社には、若手のうちから重要な仕事を任されるチャンスがたくさんありますから、早くから大きなやりがいを味わうことができ、スピーディに成長していけるでしょう。

また、せっかくやりたい仕事に就けたとしても、職場環境がよくなければ長く続けることはできません。事業や仕事の内容だけでなく、会社の福利厚生や勤務制度にも注目してみてください。当社は、完全週休2日制で残業は月平均21時間、有給休暇取得日数の年平均は13日と、抜群のワークライフバランスを実現。また、育児や介護をバックアップする制度もしっかり整っています。福利厚生や勤務制度は、社員を大切にする会社かどうかを見きわめる重要な指標になるので、企業研究の際は忘れずにチェックするようにしましょう。「自分がやりたい仕事かどうか」という視点とあわせて、「長く付き合っていける会社か」という視点で会社選びをすれば、自分にぴったりな1社が見つかると思います。

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技術者の9割以上が、他社へ出向することなく自社内で働いている。他のプロジェクトメンバーと情報共有がしやすく、一体感は抜群だ。

マイナビ編集部から

「URシステムズ」は、ITソリューションの提供によってUR都市機構とその関連会社の事業をサポートする会社。40年以上にわたって培ってきた実績とノウハウを強みに、安定性の高い経営を続けている。

クライアントが限られているとはいえ、社員が携われる業務の領域は実に幅広い。システム開発やWebサイト構築、クラウド構築、運用管理など、多彩な活躍のフィールドが用意されている。また、会社運営に欠かせない基幹システムから、「家賃管理システム」「宅地管理システム」「住宅の保全・管理システム」といった各種業務システムまで、さまざまなシステムを扱えるのもポイント。技術者としての可能性を大きく広げていける会社だと感じた。

同社は若手に積極的にチャンスを与えていく社風。早い段階から大きな手応えを味わうことができるだろう。また、子育てをしながら働いている川口さんは、時短勤務をしながらリーダー、主任、課長代理、課長と順調にキャリアアップ。誰もが平等に活躍できる職場だということがはっきり伝わってきた。

福利厚生も充実しており、高水準の働きやすさを実現している同社。企業研究を深めれば深めるほど、同社の大きな魅力を理解できるに違いない。

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都市の発展と街づくりを支えているUR都市機構。その最前線で使われるシステムの開発や運用を通して、同社は社会に大きく貢献している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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