最終更新日:2026/1/16

ハミルトン(株)

業種

  • 空間デザイン
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
千葉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

楽しく飽きず、人々の記憶に残る! 理想の「モノづくり」を堪能

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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ハミルトンフィロソフィを原動力に、プロフェッショナルへと成長

テーマパークや遊園地などのアミューズメント施設から百貨店のディスプレイまで、様々な造形物を通して「記憶に残る空間」を演出するハミルトン(株)。メンテナンスと設計で活躍する社員2名と社長にお話を伺った。

■K.K.さん
メンテナンス部/2023年入社
インテリア学科卒

■O.R.さん
設計部/2018年入社
システム科学技術学部 建築環境システム学科卒

■落合由行さん
代表取締役
政治経済学部 経済学科卒

やりたいことを追求して巡り会えた当社で、モノづくりの基礎力を鍛えています!

私は学生時代にデザインや模型装飾などの3DCGやCADの技術を習得。好きな分野だからこそ夢中になれ、コンクールなどにも積極的に参加して沢山の表彰を受けました。この経験から「やりたいことをやることが一番」という信念が生まれ、デザイン系のモノづくりができる会社で探していたところ、当社に出会いました。

入社後に新人研修で造形の基礎を学んだ後は、メンテナンス部に配属となり、テーマパークのアトラクション全般の補修に携わっています。メンテナンス部では、来園客が足を踏む乗り物の乗降口や、FRP製(繊維強化プラスチック)の座席の欠損した部分を削り出したり、新たに貼込みをするなどの作業に従事。仕上がりには新品同様の高いクオリティが求められるので、決して手を抜かないのはもちろん、次の段階の塗装に渡す日程を考え、完璧さとスピードの両方を達成できるよう頑張っています。どのクオリティまで仕上げればいいかという見極めは、やはり長年の経験でしか得られないので、完成検査では上司に隈なくチェックしていただくようにしています。そこで、「いいね!」と褒められた時は一気に肩の力が抜けますね。

私は繊細な作業を任せていただけることが多いです。当初は先輩とペアを組んで作業を行っていましたが、小型のアトラクションから徐々に任されるようになり、1年目の最後には独り立ちをしました。現在は、教育する側として新入社員を教えています。1年前の自分を思い出しながら、一人ひとりが抱える仕事の不安を解消するとともに、気持ちの面でもサポートするように心がけています。

これまでで特に嬉しかったのは、大人気のアドベンチャー系アトラクションを数回ほど1人で任されたことです。私たちの仕事は機械では決してできない「手仕事」です。人の目で確認し、手で直すため、「私のことを信頼してくれている」と感激しました。入社直後と比べて、任される仕事がどんどん増えていくことが私の大きなやりがいです。メンテナンスは全ての基本となるので、さらに経験を重ねていき、いずれは製作や設計などのモノづくりの部署で活躍していきたいです。
〈K.K.さん〉

社員・社長からひと言

「若手が多いので話しやすいフランクな職場です。職人気質の先輩もいますが丁寧に教えてくださり、何事もみんなで協力してやり遂げる意識が根づいています」(K.K.さん)

ずば抜けた技術力が当社のスタンダード。感嘆の声が上がると喜びもひとしお

設計は、意匠図と呼ばれるラフスケッチをもとに、お客さまの要望を可能な限り反映した図面をつくり、さらに製作用図面をはじめ鉄骨や金物用の図面など、全ての工程ごとに詳細な図面を作成する仕事です。入社した頃は2DCADでのデータ作成がほとんどでしたが、徐々に3Dが増えて、今では逆転しています。基本は2Dから3Dを起こすのですが、3Dソフトの扱いに習熟した今は、3Dから始めることも珍しくありません。また2D作図にはオートキャドを導入しており、図面のわかりやすさ・美しさが格段に向上しました。

ほかにも最新の3Dプリンターやスキャナーなど、高性能な機械が揃っています。大学時代から図面を描いていましたが、最新のソフトや機械を扱うのはもちろん初めてでした。最初は苦戦したものの、社員間の交流が活発なので、操作のコツなどの情報を設計部全体で共有し、個人のスキルとともに全体のレベルも上がっていきました。

印象に残っている仕事は、入社1年目の終わりにテーマパークの新しいアトラクションに設置する造形物を丸ごと任されたことです。新入社員には大きな仕事でしたがタイミングが合い、周囲からずいぶん羨ましがられましたね。1年ほどその仕事にかかりきりで、作成した図面は200以上。他社との打ち合わせも全て3D図面で行ったので大変でしたが、その分スキルが一気に向上しました。取り付けにも立ち会い、寸法の指示だけではなく作業も手伝ったので、パソコン上の図面だった造形物が現実のカタチになる達成感を味わえました。もちろん一番の感動は、アトラクションが無事にオープンした時。続々と来場する観客から「すごいね」「キレイだね」と感嘆の声が上がり、涙が出るほどうれしかったです。

当社の強みは最新のソフトや機械の充実に加え、社員の技術力が高いこと。長年のお客さまが納品物に求めるクオリティが非常に高く、ご要望に応えるうちに、ハイレベルが“当社標準”となりました。それを実感するのは、新規のお客さまの仕事を担当した時などで、「求めるレベルをはるかに超える仕事をしてくれた」と感謝されることがよくあります。今後も予想を超えるクオリティの造形物を提供しようと日々精進しています。
〈O.R.さん〉

社員・社長からひと言

「新人の頃は意匠図を見て『こんなモノが作れるの?』と思ったことも。経験値が上がるにつれ、どんなに奇抜な造形物でも設計が想像できるようになりました」(O.R.さん)

同じ方向にベクトルを合わせる。それが、良い仕事につながり社員の幸せをもたらす

私は2011年の大震災による様々な影響をきっかけに、「従業員がいるからこそ会社が成り立つ」という想いを改めて、深く感じました。そして、経営理念を「全従業員の物心両面の幸福(しあわせ)」に改め、これを実現するにはどうすればいいかを突き詰めて、「良い仕事をすること」に至りました。一人ひとり良い仕事をすれば受注が増え、その利益を社員に還元するとともに、企業の納税義務を果たし社会に貢献することにより誇りを持って働けます。もちろん寄附活動にも力を入れていますが、適正な納税が最大の貢献です。

考え方は人それぞれですが、当社はモノづくりの会社ですから、モノづくりに関しては社員が同じ方向にベクトルを合わせることが良い仕事をするために大切だと感じています。そこでモノづくりの根幹となる考え方を全78項目に示した「ハミルトンフィロソフィ」の共有・浸透に取り組んでいます。「火中の栗を拾う」「逃げない覚悟を持つ」といった項目を順番に朝礼で読み合い、意見や感想を述べる時間を10年近く続けています。決して強制ではなく、仕事に悩んだときに「当社ではこうあるべき」というフィロソフィ(哲学)を思い出して役立ててほしいのです。勉強会を始めてから「仕事に前向きになった」「ベクトルを合わせる大事さがわかった」などの声を聞くようになり、社内の雰囲気もハツラツとしています。

モノづくりが好きな人が集まる当社。なかには「経験がないから不安」と言う学生さんもいるかもしれませんが、設計や製作、補修のメインとなるFRPを学生時代に学ぶ機会は少なく、ほとんどの社員がゼロからのスタートです。さらに、丁寧なOJTで、入社後に知識を身に付けられるので全く問題ありません。もちろん検定も全面的に支援しており、ハードルが高い1級(一級強化プラスチック成形技能士)の取得者も多数います。さらに、玉掛技能やクレーン5t未満、フォークリフト5t未満などの作業で必要とされる資格や技能作業主任者取得にも会社負担で取り組んでいただけます。

さらに設計の強化に向け、高性能の5軸NCルーター機をはじめ、新しい機械をいち早く導入して機械化を進めています。ですから「設計の技術に触れたい」「スケールの大きな仕事がしたい」という元気な社員が数多く活躍していますね。全員に共通するのはモノづくりへの愛。それさえあれば、かならず大きく成長できる会社です。
〈落合社長〉

社員・社長からひと言

「社員間のコミュニケーションを深めるため、親睦会を定期的に開いています。参加は任意ですが常に9割以上の社員が集まり、楽しく交流しています」(落合社長)

企業研究のポイント

どんな企業を研究するにしても、着目してほしいのは経営理念です。経営理念とは決して耳障りのいいスローガンではなく、企業の考え方を端的に表したものです。事業展開や社内組織、働く環境・制度など、企業の取り組みの全ては理念を土台に築かれており、会社設立の目的や意義を理解・共感したうえで入社するとミスマッチが防げるでしょう。また事業内容などは時代に応じて変化しますが、その企業が何を目指しているかという方向性は理念から読み解けます。腰を据えて働きたいなら、その企業がどの方向性に向かっているかを重視してください。

そのうえで、モノづくりが好きな学生の皆さんには、「モノづくりの何が楽しいか」を掘り下げてほしいと思います。当社の自慢は、何より「つくって楽しい」こと。テーマパークの造形物に1つとして同じものはありませんので、決して飽きることなく楽しんで取り組めます。また、当社はディスプレイ業界にも進出しており、手掛けるショーウインドーなどは誰もが知るハイブランドが中心です。華やかなモノづくりに求められる美意識やセンスが磨けるのはもちろん、テーマパークも含めて人々の記憶に残るモノづくりの醍醐味が味わえます。良い仕事をすればするほど「物心両面の幸せ」が得られる。企業研究にて、そんな当社を理解していただければ幸いです。
〈落合社長〉

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社長との距離が近く、若手社員も相談ができる当社。社員一人ひとりが目指すキャリアの実現を応援しているため、充分に経験を積んだうえで次のステップに移ることも可能。

マイナビ編集部から

同社の主要顧客のひとつは、誰もが知っている有名なテーマパークの運営会社。長年にわたりアトラクション全般の製作やメンテナンスを担当し、その高い技術力と誠実な仕事ぶりから強固な信頼関係を築いている。少数精鋭の同社だが、近年は遊覧船など大型造形物の案件でも直に依頼がある。また、ショーウインドーなどのディスプレイ事業もハイブランドの造形装飾がメインで、ハイレベルなモノづくりが経験できる。

取材では、改めてモノづくりについて考えさせられた。なかでも印象的だったのが、メンテナンス部のK.K.さんの「手仕事」という言葉だ。製作の細部はもとより、補修や保守の細やかさも人でしかなしえず、K.K.さんは「世界にひとつの造形を扱う当社ならでは」と誇らしげに語ってくれた。落合社長が「同じモノづくりでも楽しい・飽きない・記憶に残るという魅力がある」と繰り返すように、人による違いが大きく、だからこそ方向性を合わせるために理念やフィロソフィー、行動指針が重要になるのだろう。いわば心の部分から「クリエイティブなモノづくりのプロ」を育成する会社である。「従業員の物心両面の幸福」という理念から福利厚生も教育制度もハイレベルで、個性豊かな社員たちがいきいきと働いていると取材を通して感じた。

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高性能機械の導入により図面をそのまま立体化するなど設計手法も変わりつつある。新たなチャレンジに意欲的で、「これをやり遂げる」という有言実行の社員が活躍している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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