最終更新日:2026/4/24

(株)大宮中央青果市場

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 物流・倉庫
  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

流通や価格をコントロールしながら、さいたまエリアの「食の安定供給」を支える!

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“青果市場の仕事”の醍醐味・魅力とは?

埼玉県さいたま市周辺の多くの小売店・量販店に、新鮮な野菜や果物を届けている大宮中央青果市場。安心安全な食を届ける卸売業の仕事に興味を持って同社に入社し、営業として成長を続ける若手社員たちに話を伺った。

■田原さん(写真左)
2023年入社
果実部 第二課 

■尾張さん(写真中央)
2024年入社
野菜部 第二課 

■佐藤さん(写真右)
2019年入社
野菜部 第一課 係長

コミュニケーション力が磨かれる仕事。取引先からの依頼に応えるやりがいも実感!/田原さん

大学では福祉の分野を学んでいましたが、就職を考えたときに、より大きな枠組みで人々の暮らしを支えられる流通業界にも興味を感じるように。中でも地元・埼玉で約200万人の食を支えられる当社の仕事に魅力を感じて、入社を決めました。

入社後は新人研修を経て、果実部への配属が決定。配属後は早速、流通量が少ない品目から担当していますが、OJT研修として先輩が付いてくださるので、なんでも相談しながら進めています。この1年で自分なりに成長を実感しているのは、コミュニケーション力と価格設定です。毎日多くの取引先と電話で連絡を取りますが、入社当時は言葉遣いが不安で、緊張感を持って対応するよう心がけていました。徐々に取引先の方との距離が縮まり、打ち解けて会話ができるようになった実感があります。

毎日の流通価格は、過去データを参照しつつ、その年の栽培状況を調べた上で産地と直接話して決定していきます。最近は、自分で立てた見込み金額でGOサインをいただける機会が増えてきました。「毎日これだけ売り上げた」ということが明確に数字としてわかることも、この仕事のやりがいだと思っています。

果物の知識は仕事を通じて勉強しており、具体的にはアボカド、柿、干し柿やキンカンなどを担当しています。アボカドは通年収穫できますが、大半が海外産なので輸入部と商社を媒介して仕入れており、運搬船の状況に影響を受けることがしばしばあります。一方、柿などは国内産が大半で、季節性が高い果物です。収穫期の終わり頃に大量の入荷依頼をいただいた際には、いつもの産地にお願いしたり、先輩の担当産地からも協力していただいて、商品集めに尽力しました。ご希望の納期までに商品を揃えることができ、取引先から厚い感謝をいただいたことが心に残っています。

現在は、ひとり立ちに向け、先輩から販売方法や提案の仕方を学ばせてもらっています。この先、流通規模の大きな品目を任せてもらうためには、産地や取引先との信頼関係の構築が最重要だと思うので、今まで以上に密にコミュニケーションを取り、連携を図っていきたいです。

入社前は朝が早い仕事であることが少し不安でしたが、昼休みが長く、しっかり休憩ができるため、安心して業務に取り組めます。火曜の午後休には大好きな野球のナイター観戦に出かけてリフレッシュしており、オフの予定を楽しみに日々の仕事を頑張っています!

先輩社員のワークスタイル

「一昨年は産地への出張で佐賀や静岡に行きました」と語る田原さん。レンタカー店でアルバイト経験があり、出張時には運転技術も役立っているそうだ。

誠実に取り組めば大丈夫。自分で考え、行動できるやりがいは計りしれない/尾張さん

私は元々第一次産業に関心があり、大学では金融学を専攻しながら産業全体の仕組みを学びました。在学中には農業に触れる機会もあり、実際に体験する中で「食」に強く惹かれたことをきっかけに就職活動を開始。将来的には就農も視野に入れ、生産者に最も近い仕事を探す中で青果市場の役割に魅力を感じた他、大宮の街に親しみを感じたこともあって当社を志望しました。

入社後は先輩の下で業務を覚え、半年後には品目を任されます。私は流通量の少ないミョウガとシシトウを担当することになりました。これは新入社員の慣例でもあり、まずは扱いやすい品目からスタートします。そんな中、先輩から引き継ぐ形でミニトマトも任されるようになりました。ミニトマトは年間を通して供給量が非常に多く、商品単価も高い主要品目。生産地もたくさんあり、ピークが重なったり、大雨や猛暑などが収穫量に影響したりと状況は日々変化します。「どこで、どれくらい買い付けるか」「販売価格はどうするか」など、最初は手探りの連続で失敗もたくさんありましたが、先輩に教わりながら経験を積むうちに、今では自分の裁量で判断できるようになったのです。大きな品目を任されている今、日々の業務の中で自分の成長を実感しています。

生産者から供給される野菜をうまく分配して最終的に消費者に届ける。一見、難しい仕事のようですが、入社して感じるのは、実はとてもシンプルなビジネスモデルだということです。買付の場合は「安く仕入れて、高く販売する」、委託の場合は「需給の釣り合う適切な価格で販売し手数料をいただく」この基本的な仕組みを軸として、生産者や仲卸業者を中心とするお客さまの双方へ利益が出るように、交渉や調整を行うことが私たちの大切な役割。そのため、取引先と密にコミュニケーションを取って状況を把握するなど、誠実に対応していけば誰にでもできる仕事だと思っています。もっとも、最初は私も不安でいっぱいでしたね。販売先や量を決めるのが難しく、悔し涙を流したこともありますが、常に意識の高い先輩が支えてくれました。こうした恵まれた環境の中で自分で考え、行動できることに大きなやりがいを感じます。

今後の目標は、ミニトマトをはじめ担当品目の販売量の拡大。すでにミニトマトは昨年より販売量が増加しているので手応えも充分です。今よりも経験値を上げて、どんな野菜でもうまく販売できる人材に成長します。

先輩社員のワークスタイル

「昼休みが長く取れるので好きなことができます」と尾張さん。自身は自宅が近いため、昼休みに帰宅し、ランチタイムに映画を楽しむこともあるそうだ。

需給予測には情報収集が欠かせない。尊敬する先輩の存在が目標に/佐藤さん

学生時代は農学部で植物を専攻し、「食」と「流通」に関心があったことから当社を志望しました。入社後はさまざまな品目を担当しながら経験を積んでいます。1年目は流通量が少なめのクレソンからスタートし、2年目にはカブを担当。季節需要が高い商品を扱いながら、営業としての基本業務を身に付けました。先輩からは「いつでも相談して」と言っていただけましたが、新人時代には、担当品目を任された責任意識から一人で問題を抱え込んでしまったことも。先輩が気付いてくださって乗り切ったのですが、この一件以来、こまめな報告や相談を心がけるようになりました。

3年目になると、ニラ、小松菜、青梗菜など1年中需要のある葉物野菜を担当するように。土物野菜に比べると足が早く、天候の影響を受けやすい商品なので、需給予測においては日々の情報収集が欠かせません。市場へのアンテナを張り、分析力と判断力を磨きながら試行錯誤しています。また、供給が少ない時期には「需要に対してどう調達するか」、供給量が多い時期には「販売先をどう見つけて売り切るか」を考えて動くのが、生産者と小売の間に入る私たちの役割です。双方のご要望に100%応えられないときもありますが、仕入れ先と販売先の双方に貢献でき、感謝の言葉をいただける瞬間に一番のやりがいを感じます。

この仕事のベースになるのは、取引先の皆さんとの信頼関係です。最近は「この人には、こう交渉してみよう」といった柔軟な対応ができるようになりましたし、日々助け合い、一緒に難局を乗り切る仲間という気持ちで接しています。元々コミュニケーションが得意なタイプではないのですが、場数を踏むほど交渉力や説得力が鍛えられている実感があるので、今後もしっかり経験を積んでいきたいです。

また仕入れ量や収益額など、毎月の計画に基づいた目標数字も常に意識しています。目標は高めに設定されているので、クリアできたときは達成感が大きいですし、頑張った成果が報酬や評価にストレートに反映されることもモチベーションになっています。入社4年目に主任に昇格して以降は任せられる仕事量が増え、効率も意識するようになりました。先輩たちは自分の個性を活かした仕事の仕方をしており、それぞれの良いところを吸収させていただきながら成長できている実感があります。尊敬する先輩と肩を並べられるくらい売上を伸ばしていくことが、今後の目標です。

先輩社員のワークスタイル

日曜休と2日間の午後休という勤務体系について「慣れると5連勤より働きやすいです」と佐藤さん。出勤日も長めの昼休みを活用し、外食やジョギングを楽しんでいるそうだ。

学生の方へメッセージ

当社の営業職は、一般企業の営業職とは異なります。担当する農作物の価格を自由に決められる裁量権があり、経営者的な感覚を養うことができるのです。市場のセリが午前6時30分から始まるので、朝が早いのですが、その分、昼休みは2~3時間取得可能。午前中はセリや担当する農産物の価格決め、取引先との電話対応が中心で、午後は出荷状況を見て、翌日の販売量を決めるという仕事の流れになります。

当社が求める人材は、コミュニケーション能力や行動力、創造力を仕事に活かせる人。取引先とは基本的に電話でのやり取りになりますので、信頼関係を築けるコミュニケーション能力が最も大切です。また、1年目から担当品目を持っていただきますので、自分で考えて動きたい、裁量権を持ってやりがいを感じたいという人が、大いに活躍できるでしょう。

就職活動は、それまで生きてきた人生を振り返る良い機会。どの企業を受けるか、どの職業が向いているかなど、さまざまな悩みがあると思います。私自身もそうでした。しかし、周りに流されないで、自分自身としっかり向き合っていけば、必ず納得のいく就職活動ができると思います。体調に気を付けて頑張ってください。(採用担当 山田さん)

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「生産者側と購入したい量販店などの間に立つ仕事なので、両者が納得できる取引にする必要があります。そのためにはコミュニケーションが重要です」と語る山田さん。

マイナビ編集部から

小売店で当たり前に野菜や果物を買えるのは、青果物の流通を支える多くの人たちが存在するからこそ。流通の根幹にあるのが青果市場だ。今回取材した大宮中央青果市場もその一つ。新鮮な青果物を安定して供給するには、仕入れ先と信頼関係を構築し、需要と供給のバランスを取りながら適正価格で販売することが欠かせない。これを全て担っているのが同社の営業職だ。

同社では新入社員研修を終えるとすぐに配属。OJTで先輩から学び、本人の成長スピードに合わせて担当品目を任される。経験が物を言う仕事柄、最初は難易度が低い品目を担当し、経験値に応じて難易度が高い品目に移行する。または、その品目のスペシャリストとしてキャリアを積んでいく。若手のうちは経験が浅いため当然ミスをしてしまうことも。しかし、そこに対しては寛容で、失敗ありきで社員の挑戦を優先し、社員の成長を促す。売上が伸びたときは大きなやりがいを感じられるだろう。

社風はアットホームで、ワーク・ライフ・バランスも重視し、有給取得計画の提出が毎月のお決まり。小売店より安く青果物を購入できるのも青果市場ならではだ。青果物のニーズは無くならないため安定して働けるのも魅力。食が好きな人や早起きが得意な人は説明会への参加をお勧めする。

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埼玉県さいたま市周辺の200万の人たちに、新鮮な青果物を安定的に適正価格で提供することが大宮中央青果市場の役割。食を支える前線で、社員の使命とやりがいは大きい。

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