最終更新日:2025/12/15

社会福祉法人落穂会

業種

  • 福祉サービス

基本情報

本社
鹿児島県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

利用者も職員も、豊かな人生を送る落穂会の魅力

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働きやすい職場環境の整備が、利用者への最適な支援につながる

1958年に「知的障害児施設 あさひが丘学園」を開園し、60年以上にわたって障害をもった方を支援する社会福祉法人落穂会。経営者、現場職員、人事担当それぞれの立場から制度や社風について語っていただきました。

■水流 かおる(写真中央)
副理事長 センター長 統括副施設長

■榎 麻友(写真左)
こどもサポートセンターあさひが丘

■直田 竜馬(写真右)
人事担当

【水流副理事長】職員が最大限の力を発揮するための環境づくりに全力を注いでいます

「残業なく定時で帰れる」「毎年6連休が取得できる」「手当が充実して給与水準が高い」といった当法人の福利厚生や各種制度の背景には、施設・サービスを利用する方への想いがあります。だれもが「生まれてきてよかった」と思えるような豊かな人生を送ってほしい。当法人が展開する事業はすべて、この想いから始まっているのです。人と人が向き合い、寄り添うことで成立する私たちの仕事において、理想とする障害者福祉が実現できるかどうかは、職員一人ひとりの誠実な仕事にかかっています。だからこそ、職員が仕事に全力で取り組み、最大限のパフォーマンスを発揮するための環境を整えることが経営者の使命であると考えています。

多様な研修制度の土台には「利用者への情熱がある職員を育てたい」といった想いがあります。どんなに知識や技術を磨いても、何のために仕事をしているのかという土台が固まっていなければ、知識や技術が十分に生かされることはありません。この考えに則り「人間性の中に専門性が溶け込んだ職員」を育成するための教育環境を整備。新人をマンツーマンで支えるチューター制度や年次ごとの体系的な研修プログラム、福祉に限らず防災など多様なジャンルから毎月テーマを定めて掘り下げる職員会議など、さまざまな学びの場を用意しています。

豊かな人生を送ってほしい、という想いは利用者に対してだけではなく、職員に対しても同様です。管理者になることだけがキャリアアップの道ではなく、マネジメントが得意な人もいれば、現場で利用者と関わることで最大限の力を発揮する人もいます。また、管理は苦手だけどマネージャーにチャレンジしてみたいという意欲をもった人もいます。一人ひとりが希望するキャリアを実現できるように、人事考課制度や評価後のフォローアップを丁寧に行っています。

充実した福利厚生も、さまざまな制度も、すべては〈だれもが「生まれてきてよかった」と思える共生社会を創造する〉という理念を実現させるため。私たちの想いに共感して仲間に加わった職員が、何のためにこの仕事を選んだのかという原点を忘れることなく、迷わず全力で仕事に没頭できる環境が落穂会にはあります。

職員が語る落穂会

「人事考課制度では年次や役職ごとに細かい評価項目があり、『誠実であること』を最上位に設定。人に寄り添う温かな心をもった職員を評価しています」(水流副理事長)

【榎さん】働きやすい人間関係や制度のおかげで、心にも時間にも余裕ができました

新卒で社会福祉法人へ入職し、児童発達支援を行う事業所で働いていました。その後、病院の相談員を経て当法人へ転職。働き始めて驚いたことは、役職者の方に対しても名前で呼んでいたことです。例えば、水流副理事長であれば「副理事長」でも「水流さん」でもなく、みんなが「かおるさん」と呼んでいます。職員同士の距離がとても近く、分からないことを聞けば丁寧に教えてもらえるため、新しい職場にすぐになじむことができました。珍しいなと思った制度として、タバコを吸わない人に毎月1,000円が支給される健康手当が挙げられます。現場から挙がった意見が採用されたと聞き、一人ひとりの意見を尊重する落穂会らしい制度だと感じています。役職や年次を問わずに話しやすい人間関係があり、私も子どもとの遊び方などを積極的に提案しています。やりたいことに取り組めているのでモチベーションも高まりますね。

私の仕事は子どもが相手なこともあり、どうしても病気にかかりやすい環境です。その点、落穂会では入職して2か月後から有給休暇が取得でき、1時間単位で利用できるため安心感があります。また、高水準の基本給に加えて社会福祉士の資格手当や処遇改善手当などの手当が整備されているため、給与面も充実しています。普段から忙しい職員をみんなでサポートする雰囲気が根づいているため、残業せずに定時で帰ることがほとんどです。仕事終わりにまっすぐ帰宅するのではなく「温泉に寄ってリフレッシュしてみようかな」と思えるような、時間と心の余裕ができました。

児童発達支援センターでは、数年間しか同じ子どもと関わることができません。人生のほんの短い期間ですが、子どもたちに「私と関われてよかったな」、そして「生まれてきてよかったな」「生きるって楽しいな」と思ってもらえるよう、子どもと同じ目線で接することを心掛けています。私だけではなく同じ職場の仲間も、理事長など役職者の方々も、みんなが同じ想いを共有しているため信念がブレることなく働き続けることができています。また、当法人にはさまざまな施設や事業があり、多様な経験が積めるという点も魅力だと感じています。そのチャンスを生かしながらキャリアを重ね、自分が経験したことを子どもたちに伝えたいと思っています。

職員が語る落穂会

「落穂会では乗馬クラブを運営し、利用者への支援にホースセラピーを取り入れています。あまり経験できないことなので、私も携わってみたいと思っています」(榎さん)

【直田さん】職員の優しさに支えられ、一人ひとりが望むキャリアを実現できる環境です

落穂会理事長の水流 純大が「鹿児島県知的障害者福祉協会」の会長、副理事長の水流 かおるが「一般社団法人 全国児童発達支援協議会」の副会長を務めているという点が当法人の大きな特徴です。障害者福祉に携わる全国の組織と密に交流することで得られた情報を現場に伝え、利用者へのよりよい支援へつなげています。また、トップ2人の人脈を生かして障害者福祉の最前線で活躍する講師を招き、特別な研修を受けるチャンスも豊富です。年次を重ねても学び続けられるような仕組みづくりに取り組んでおり、約2,000本にもおよぶ知的障害に関する動画を視聴できるスペシャルラーニングもその一例。クラウドサービスなので、希望者は無償で好きな時に動画を視聴することができます。

当法人では子どもも大人も、入所施設も通所施設も、障害者福祉を網羅した事業を展開しているため、勤務する施設を移ることで幅広い経験を積むことが可能です。また、日々の仕事での些細な悩みからキャリアに関する希望まで、何でも相談できるように月に1度上司との面談を実施。さらに、人事との面談を年3回、異動希望を年に1回出すこともできます。育休を取得したり、時短勤務制度を利用して育児と仕事を両立させながら課長を務める職員がいたりするなど、ライフステージの変化に応じた働き方を多様な制度によって支援しています。

私はいくつかの企業で営業職を経験した後、当法人で初めて福祉の世界に飛び込みました。働きやすさを日々感じていますが、その大きな理由は人の優しさにあります。利用者に対するのと同じように、職員同士も思いやりの気持ちをもって接しており、上司も親身になって相談にのってくれます。また、給与水準の高さも特筆すべきポイントです。職員にアンケートをとったところ、多くの職員が入職の理由の一つとして給与の高さを挙げていました。このような好待遇が実現できている背景には「福祉は人が人を支える仕事であり、人がすべてである。だからこそ職員にしっかりと還元する」という理事長の想いがあります。この想いを根幹に据えて、さらに利用者や職員が生き生きと過ごすことができる法人の運営を続けていきます。

職員が語る落穂会

「住宅ローン手当が支給されるので、30代を中心に多くの職員が自分の家を建てています。私もこの制度を活用してマイホームを購入しました」(直田さん)

企業研究のポイント

学生さんのなかには「福祉の仕事に興味はあるけれど、自分にできるだろうか……」と心配になる方も多いと聞きます。しかし、当法人では多くの職員が未経験から入職し、働きながらスキルを高めています。企業研究を行う際には専門性の有無だけで道を狭めることなく、やってみたいという気持ちを大切にしてください。そして、新人に対しての研修が充実しているかどうかといった点に着目すると、よりチャレンジしやすくなるのではないでしょうか。

社会人になると何らかの壁にぶつかるものです。その壁を乗り越える力となるのが「なぜこの仕事を選んだのか」という初心です。最初のワクワクした気持ちをもち続けることができれば、辛いことがあっても頑張れるでしょう。この観点から言えば、企業の理念に共感できるかも企業研究におけるポイントになると思います。

職場見学やインターンシップなどの際には、遠慮せずに先輩社員とたくさん話してください。企業研究のなかでも職場の雰囲気や人間関係は重要な要素。先輩社員との交流は、その企業の雰囲気を感じ取れる貴重なチャンスです。

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入職前の学部は多様だが、どの職員にも共通している点は「誰かの役に立ちたい」という気持ち。落穂会では入職時点での知識や経験よりも、人に寄り添う心を大切にしている。

マイナビ編集部から

落穂会の研修制度や休暇制度、働き方改革にまつわる取り組みなど、さまざまな角度から制度や社風についての話を聞くなかで、取り組みのすべてが〈だれもが「生まれてきてよかった」と思える共生社会を創造する〉といった理念の実現を目指したものであるという点が興味深かった。職員が全力で仕事に集中できる環境を経営者が整え、職員はその想いに応えて利用者に全力で、誠実に向き合う。その結果、ハンディキャップをもった利用者が豊かな人生を送れるようになる。そんな好循環が生まれていると感じた。

さらに、多様な取り組みのベースに理念があることのメリットは、単に休日や給与といった待遇面だけにとどまらない。「理事長も現場の上司も、利用者に『生まれてきてよかった』と思えるような人生を送ってほしいと心から願っています。その想いに共感して働くことができているため『私の頑張りは間違っていない!』と感じることができ、力が湧いてきます」といった若手職員の言葉からも、トップから若手までが理念のもとで想いを一つにしていることの強みや働きやすさが垣間見えた。

福祉業界の職場環境や福利厚生のイメージがつかない方やハードルが高いと感じている方にこそ落穂会のことをぜひ知ってほしい、そう感じた取材だった。

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落穂会の名前の由来はミレーの名画「落穂拾い」。障害を抱えた人が社会から取り残されないように、一人ひとりに目を向けた支援をするという想いが込められている。

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