最終更新日:2026/4/24

古川信用組合

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域のニーズに応えて約70年。「ふるしん」の愛称で親しまれる金融のアドバイザー

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一から金融知識を身につけ、地域の方々と親しく触れ合う日々

福祉系の専攻から一転、思いもよらなかった金融業界に飛び込んで8年。自分が活躍できる環境を見つけ、得意なことを活かしながら地域の企業などに金融サービスを提供し、係長へと昇進するまでの経緯を伺った。

(写真中央)
本店営業課 係長
野村 愛泉さん
生活科学部 心理福祉科卒業/2017年入組

地方都市の方が自分には合っている。そんな気づきから大学4年の夏に方向転換し、信用組合の仕事と出会う。

学生時代は、金融業界で働くとは思ってもいませんでした。大学では心理学と社会福祉学を学んでいましたし、祖母と同居していたこともあり、漠然と高齢者を支えるような仕事を考えていたからです。働く人のメンタルケアや職場環境の改善をサポートする産業カウンセラーにも興味を持ち、就職活動もそれらの分野の企業・団体を中心に進めていました。首都圏の法人から内定もいただいていたんです。ただ、都市部の法人などを訪問するなか、あることを痛感。それは、自分は人混みが苦手ということでした。都会ではなく地方都市の方が自分には合っているのではないかと思い、方向転換することに。4年生の夏前に改めて就職活動を行い、出会ったのが古川信用組合でした。大学で学んだ分野にはあえてこだわらず、その結果、当組合に目が向いたわけです。

私にとっては、実家のある茨城県から適度に離れた宮城県ということと、福利厚生の良さもポイントでした。完全週休2日制で年間休日が多いことにも惹かれましたが、「地域の企業やそこで暮らしている方々のニーズにお応えする」という信用組合の役割にも魅力を感じたんです。地域密着の金融機関なので、地元の方々、特にご高齢の方と接する際に、大学で学んだことや自分の「高齢者の方々を支えたい」という思いを活かせると感じたことも、決め手になりましたね。

お金を扱い、1円のミスも許されないという仕事なので、最初はとても緊張した記憶があります。そんななか、先輩にはアットホームな感じで迎え入れていただき、また、お客さまも温かい方ばかり。安心して働ける環境だと実感しました。入組後はまず窓口(預金)からスタートしましたが、先輩が常に隣にいてくださり、指導をいただけたので、思ったほど抵抗感はなかったですね。大学時代にハンバーガーチェーンでアルバイトをしていたので、接客に慣れていたことも大きかったかもしれません。最初は定期預金と定期積金の違いもわからず、商品知識が身に付くまでは大変さも感じましたが、家に商品に関する資料を持ち帰って勉強するうちに、預金の預け入れ・払い出し、振り込みなどの業務知識も身についていきました。

信用組合の仕事、やりがい

信用組合は、組合員が助け合うことで成り立っている地域密着型金融機関です。一人ひとりのお客さまの状況などを理解しながら、そのお役に立てることにやりがいを感じます。

自作のパンフレットと手紙で提案。お客さまの立場で考え、自分の得意なことを活かした取り組みで契約に!

入社2年目には、渉外係を担当。主に個人事業主のお客さまを担当し、売上金等の集金、定期積金の集金といった業務や、融資のご相談に応じたり、預金額のアップをご提案するといったセールスに携わることに。これも慣れるまでは大変でしたが、先輩から「そのお客さまはどんな方で、どのような商品をお勧めすると良い」といったアドバイスをたくさんいただきました。そのうえで何度か訪問を繰り返すうちに、自然と自分の提案スタイルができあがっていった感じです。お客さまを訪ねると「頑張っているね」と温かく言っていただけることが多かったですね。

担当していたなかで、今でも印象に残っている方がいます。それは、ある資産家のお客さま。訪問して預金商品をお勧めするのですが、商品のメリットになかなかご納得いただけず…。悩んだ結果、そのお客さま専用のパンフレットを作成し、「お願いします」とお手紙も添え、お渡しました。既存のパンフレットだけでは理解しづらい部分もあると感じていたので、要点をわかりやすくまとめ、自作のイラストも添えたんです。そして後日お持ちしたところ、ご契約いただけました! 「野村さんの熱意を感じた」と言っていただけて、うれしかったですね。お客さまの立場になって何が必要か、自分にできることは何かと考えて行動した結果だと実感しました。この考え方は、今でも私の"仕事に向かう姿勢"の軸になっています。

渉外係を2年間担当した後は、仙台市内の支店に異動。1年間の窓口業務を経て、その後2年間、今度は融資渉外を経験しました。おもに法人向けルート営業をしながら、融資のご依頼をいただくというのが業務の中心。開設から間もない支店だったので、新規開拓営業も行いました。いくつもの金融機関があるなか、新たな融資契約をいただくのは簡単ではありませんでしたが、非常に勉強になりましたね。当時感染が広がっていた、新型コロナウイルスに関する支援金の手続きについての相談も多かったです。その対応を通して、地域の方々から頼りにされていることを改めて感じました。

信用組合の仕事、やりがい

入組後、まず配属になるのが窓口業務。預金の預け入れ・払い出し、振り込み、税金の収納など、金融機関としての基本業務を担いつつ、地域の方々と触れ合っていきます。

2年前に結婚&今春、係長に昇進。立場やライフスタイルが変わっても、同じように働ける環境があります。

窓口業務、個人・法人向けの営業と、信用組合の主業務をひと通り経験し、入組7年目には現在勤務する本店に異動。2年間窓口業務に就いた後に昇進し、2025年度からは営業課係長として渉外業務を担当することになりました。役職がつき、責任者として現場をみながら、当組合のシェア拡大を推進するという仕事にプレッシャーも感じていますが、これまでの経験が役立っています。新規営業では、お客さまに自分のことをよく知ってもらわなければ踏み込んで話を聞いてもらえません。そこで、私はまず自分の顔を覚えていただけるよう自己紹介カードを作成し、営業に回っています。「野村さんだから(話を聞くよ)」と言っていただけることが、営業の第一歩。自分なりのツールをつくるというのは、前述した2年目の経験が活きていますね。

仕事上の責任が大きくなり、部下の指導を担う立場になり負担も増えてきたのが正直なところ。それでも入社時に感じたアットホームな雰囲気は変わらず、中堅と呼ばれるようになった私にも、先輩は「最近どう? 疲れてない?」と気にしてくださいます。そんな時は「疲れました~」とちょっと甘えたり(笑)。一人で何かをため込むということもなく、平静な気持ちで働くことができています。また、お客さまから感謝の言葉をいただけた時はやはりうれしいですし、特にお客さまの事業を支える融資業務に携わるようになってからは、「本当に助かったよ」「また、相談させてね」と言われることに、やりがいを感じています。

2年前に結婚しプライベートでも大きな変化がありましたが、以前とまったく変わらずに業務に向き合えています。金融機関は忙しいイメージを持たれるかもしれませんが、残業時間は平均で月10時間以内。定時で終業することが多く、帰ってからゆっくり夕食の支度ができるんです。産休・育休を経て職場復帰している先輩も多く、私も同じように、今後ライフスタイルが変わっても仕事を続けていきたいと思っています。「ふるしんさんは、顔を見せにきてくれるからね」。そういって頼っていただけることを強みに、今後もお客さまのニーズに応えていきたいですね。

信用組合の仕事、やりがい

融資のご相談に応じたり、定期預金・定期積金の提案をしたり、営業活動を行うのが渉外係の仕事。お客さまの話を聞き、その方にメリットのある商品などを勧めていきます。

学生の方へメッセージ

近年、企業研究を行うために「自分の軸を持とう」と、よく耳にするようになりました。軸を持たなければダメなんだ、でも自分の軸を見つけられない…と不安を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。やりたいことがある、というのがベストかもしれませんが、そうでなければ視野を広げてみてほしいと思います。
私自身は、高齢者をサポートするような福祉分野に関心はあったものの、必ず福祉分野がいいと思っていたわけではありません。内定もいただいていたものの、4年生になってから大きく方向転換したんです。それは、自分の強みを活かせるところはどこだろうと考えた結果でした。どこで働きたいか、というのもその一つ。都会よりも地方で、接客のアルバイト経験を活かし、高齢者をはじめ地域の方々に役立つ仕事がしたいと思った結果、当組合に出会いました。
不安もありましたが、今思えば自分の直感を信じて良かったと感じます。その企業はどこを拠点とし、誰を相手に、どんな貢献をしているのか。仕事内容以前に、そういった観点から「いいな」と思えるところを探してみるのも手です。あまり気負わず、自分と向き合うという気持ちをもって企業研究をしてほしいですね。
(野村 愛泉)

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職場環境、現場の雰囲気を知ることも、企業研究の大切なポイントです。職場見学やインターンシップなどの機会があれば、積極的に参加してみてください。

マイナビ編集部から

組合員の相互扶助を目的とし、組合員の経済的地位の向上を図ることを目的とした、組合員の出資による協同組織の非営利法人。これは、信用組合の定義である。地域の中小企業・小規模事業者や個人事業主が出資して組合員となり、預金を基盤に必要な時に助け合うことをその目的としており、組合員の利益を第一に経営していることが特徴だ。

古川信用組合は、本部を置く宮城県大崎市をはじめ、県内の中心エリアに支店・出張所を構えている。この地域の企業、そしてそこで生活する人たちと常に向き合い、ニーズに応える「しんくみ」として親しまれてきた。
預金の預け入れ・払い出し、振り込みなどに対応する窓口(預金)係のほか、担当地区の企業・個人を訪問して売上金等の集金から融資・資産運用に関するコンサルティングを行う渉外係、資金の貸付や事業支援のためのアドバイスを担う融資係など、幅広い仕事を通して地域に貢献している。

今回お話を伺った野村さんは、地域の人たちとの日常の接点である窓口業務を皮切りに、渉外、融資といくつもの業務を経験しながらスキルを高めてこられている。お客さまから頼りにされるのがやりがいにつながるのだと、言葉の端々から伺えた。
自らも地域の一員として、地域に根付いていけることが当組合の魅力。地域貢献に興味がある方は、是非古川信用組合をチェックしてみてほしい。

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古川信用組合は1956年創立。預金・貸出・為替をはじめとする業務をとおして高度経済成長期を支え、その後の地域の発展を支えて約70年。「ふるしん」の愛称で知られている。

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