最終更新日:2026/5/15

(株)日本デザインセンター

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 広告制作・Web制作
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

考える力を駆使して、あるべきデザインの形を導き出す

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自らの個性を生かし、クリエイティビティを発揮する社員たち。

日本デザインセンターでは、幅広い領域を強みにクライアントの価値を追求している。デザイナー、エディター/プランナー/コピーライター、プロデューサーの先輩3名に学生時代と現在の仕事について伺った。

【デザイナー】
カ ユウナンさん(写真左)
第1制作部
大学院基礎デザイン学科修了/2023年入社

【エディター/プランナー/コピーライター】
百目鬼 竜治さん(写真中央)
原デザイン研究所
造形学部基礎デザイン学科卒/2020年入社

【プロデューサー】
宮本 梨乃さん(写真右)
プロデュース部
国際教養学部卒/2023年入社

【デザイナー】デジタル領域で活躍。オープンな心で新技術に触れ、創造のヒントを見つける

中国の大学に通っていたとき、日本のデザインに関する書籍や展示に興味を持ったことから、2年間にわたって日本の美術大学の大学院に留学。デジタルをテーマにしたデザインの研究に携わっていました。当社のことは、もともと大学院の先輩たちが入社していたため存在を知っていましたが、公式サイトの作品集を見たときに、日常で目にして心惹かれたデザインや広告の多くがここで手掛けられていることを知り、私もこの中で頑張りたいと憧れの気持ちをもって入社を決めました。

配属されてからはWeb系のデザインをメインに携わっていますが、学生時代から様々な領域に挑戦していた経験を生かし、他のチームのアートディレクターとともに仕事をする機会も多くあります。最初に携わった仕事であり、最も印象に残っているのが、空港関連会社のモーションロゴのプロジェクト。こちらはロゴのデザイン理念を表現するため、平面の図形を三次元空間で再構築し、回転や移動を加えて動画として制作。特定の手法にこだわらず、デザインコンセプトを軸に進めていくことを重視しました。また、モーションロゴは静止のデザインとは違い、数秒でクライアントの思いを豊かに伝えることができるため、美しさだけではなく、デザインの意図を明確にすることも意識しました。

仕事の中で大変なのは、プロジェクトごとに考え方を切り替えなければならないこと。Webやグラフィック、モーションなど領域によって方向性が異なるため、うまく発想を転換させることに、はじめは時間がかかりました。複数の領域を学ぶことは新しい言語を習得することに似ていて、徐々に思考の幅が広がり、表現方法にとらわれることなく最適な形を見つける力が身につくことで、創造的なアイデアに集中できるようになってきていると感じます。毎回新たなことに挑戦しているため、常に新鮮な気持ちで取り組み続けられていますし、メンバーと高いクオリティを目指して議論を交わすなかで思いもよらなかった面白いアイデアに出会えることもあり、刺激をもらっています。

Webという媒体はグラフィックや動画、インタラクティブ性など多様な観点が求められるため、デザインにしかできないアプローチで人々の体験をデザインし、クライアントの課題を具体的に解決できると考えています。これからも好奇心とオープンな姿勢を保ち、情熱をもって探求し続けていきたいですね。

(カ ユウナンさん)

先輩から一言

Webチームではデザインの初期段階から案件に加わり、コンセプトを理解した上で表現を考えています。ユーザーの体験を全体的に捉えて仕事をできることが面白いです。

【エディター/プランナー/コピーライター】文章やデザインの領域を越えて、マルチな活躍を目指します

大学時代は、プロダクトデザインやタイポグラフィ、パッケージや書籍の制作など幅広くデザインを学んでいました。当社に惹かれたのは、デザインに多角的に関われると思ったからです。あらゆる領域に幅広く興味があり、また、何か一つの分野に特化した強みがあるわけではなかったことも重なり、各領域を横断する間口の広さに魅力を感じました。

入社後は「エディター/プランナー/コピーライター(epc)」として、コピーやWebサイトのテキスト作成、書籍の編集など幅広く携わってきました。大学時代は文章を書く経験がほとんどなかったため、入社当初は簡単な文章にさえとてつもなく時間を掛けていたと記憶しています。どうアウトプットすればいいのかも分からないところからのスタートだったため、とにかく本を読み、言葉のことだけを考えて試行錯誤をしていました。当社はアウトプットの機会が数多くあるので、出力を繰り返すなかで徐々に自分のスタイルが定まってきたなと感じています。

転機になったのは、とある伝統施設の100周年の新聞広告を担当したときのこと。上司から「著名なコピーライターたちのことを思い浮かべ、彼らならどんなコピーを書くかを考えながら数十パターン用意してみて」とアドバイスされました。意味内容は同じでも、表現の仕方を変えると文章の印象が大きく変わると気づくきっかけになったので、印象に残っています。

現在は徐々にデザインもやらせてもらえるようになり、企画の土台となるリサーチから、最後のデザイン設計まで、一貫して関わる機会が増えてきました。昨年、生活雑貨を扱う企業が海外向けに香水の販売をする案件に携わった際は「この企業がなぜこの商品を作るのか」という前提から捉え直し、コンセプトの設定やネーミングの作成、パッケージデザインへの落とし込みまで一貫して携わりました。

当社は、何を作るのかというゴールを初めから固定することなく、「クライアントにとって一番価値のあるものはなにか」を制限を設けずに考えることができる環境です。文章やデザインの領域を問わず、考えや想いを形にする術を複合的に磨いていきたいと考えています。

(百目鬼 竜治さん)

先輩から一言

「あなたはどう考える?」と求められる機会が非常に多い会社です。日常のあらゆる瞬間が、クリエイティブに繋がっていくようで、毎日が新鮮に感じられます。

【プロデューサー】信頼を重ねながら、クライアントとクリエイターをつないでいます

私は、人と人が交流する場をつくることに学生時代から興味を持ち、地域活性やブランディングなど、クリエイティブの力で何かを成し遂げたいと考えていました。デザインや広告業界をいろいろ受けた中で、当社は学生を一人の人間としてしっかりと見てくれており、真っすぐに人に向き合い、対話する姿勢が伝わってきたことが入社の決め手となりました。

プロデューサーは、クライアントと社内のクリエイターの間に立ち、双方の要望などを調整しながら円滑に物事を進めていく役割を担うほか、プロジェクトの進行管理や見積もり交渉も行います。入社1年目はひとりの先輩に付いて、その方が担当している案件に同行しました。クライアントとの交渉やプロジェクトの進行方法を実践で学びました。

2年目以降は、2025年に開催された大阪・関西万博のプロジェクトや化粧品会社の広告ビジュアル、お菓子のパッケージデザインなど、複数の案件を担当。展示会ブースの内装制作では、海外スタッフと英語でやりとりする機会もあり、学生時代に培った国際的な環境での経験が生きています。

一見、デザインそのものとは距離のある仕事に思われるかもしれませんが、プロジェクトのメンバーとして制作物についてフラットに意見を求められることも多く、デザインへの理解が深まる場面もあります。当社は美術・芸術系大学出身かどうかや、知識の有無に関わらず意見を伝える場があるため、わたしも気づきや考えをしっかりと伝えることを大切にしています。

自分の強みを生かしながら、プロジェクトの企画から制作完了まで一貫して携わり、プロジェクトを通じて人と人をつなぐ仕事ができることにやりがいを感じています。いずれは、私と一緒に仕事をしたいと思ってもらえるようなプロデューサーになりたいです。クライアントにもチームにも、また組みたいと言ってもらえるよう、良いクリエイティブを生み出すために、目に見えない信頼関係を多くの人と築きたいと思います。

(宮本 梨乃さん)

先輩から一言

プロジェクトごとに多様な業界の知識や視点が結びつくことで、新たなアイデアが生まれることもあります。常に「どうすればより良くなるのか」を考えながら進めています。

学生の方へメッセージ

■自己分析をしていると自分の苦手ばかりが頭をよぎりがちですが、ネガティブなことばかり考えることは辛いことです。だからこそ就職活動では、自分の一番強いところを探し出して、そこを最大化していくことを心掛けてください。世界に向けて“私の強みはコレ!”と自信を持って言えるものに、ぜひたどり着いてほしいですね。オープンマインドと平和な気持ちを忘れずに頑張ってください。
<カさん>

■知識も経験も、全くゼロの状態からエディター/プランナー/コピーライターになったので、文章が書けるようになったのはここ最近のことです。未経験の職種を目指すのは少なからず勇気がいることだと思いますが、働く中で学ぶこともできますし、自分の好きな領域に携われることのほうが重要だと思うので、ぜひ、臆せず挑戦してみてください。まずは、自分の好きなことがどこにあるのか、自分について思考を深めることが大切だと思います。
<百目鬼さん>

■日本デザインセンターで働いている私たちは、自分の考えや行動する理由をしっかりと表現しながら仕事に取り組んでいます。クライアントにクリエイターの考えを伝えるときや、意見を述べる場面など、多くの場でしっかりと言葉にすることが求められます。学生のみなさんも面接などで自分の興味や行動の理由を聞かれたときには、対話を意識して、言葉を準備することを心掛けてみてくださいね。
<宮本さん>

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取材に応じてくれた3人の先輩たち。職種は異なれど、クリエイティブに対してそれぞれが深く考え、適切な形にするべく思考を張り巡らせていることが伝わってきた。

マイナビ編集部から

国内の大手メーカーの出資のもとで1959年に設立された日本デザインセンターは、日本のクリエイティブを進化させるべく、広告プロモーション業界を走り続けてきた。学生の皆さんも同社のホームページを見れば、きっと馴染みのある商品やサービスを見つけることができるはずだ。洗練された印象的なデザインの数々は、チームが1からクライアントのことを考え抜いた努力の結晶であることに、取材を通して気づかされた。

同社では、プロジェクトの開始時点であえて何を作るのかを決めきらず、まっさらな状態から考える姿勢を大事にしているという。これは幅広い領域を扱う同社ならではの特徴といえるだろう。制約を持たず納得のいくものを作るクリエイター、より良い制作物を求めるクライアントの双方にとって、理想的に機能している様子が伺えた。

今回の取材に登場してくれた先輩たちは、美術・芸術系大学出身者であるかどうかに関わらず、各人の持つ強みと入社後の学びを掛け合わせ、自分にしかできない仕事に邁進していることが印象的だった。これも同社の挑戦を後押しする懐の深さと社員の主体的な姿勢があってこそだといえる。また、部署や職種を超えて、社員一人ひとりの知見や視点をシェアする社内勉強会も積極的に行われているそうだ。今後も飛躍を続ける同社にぜひ注目していただきたい。

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銀座4丁目にある本社オフィスの風景。デザインに対して真摯な姿勢で向き合うクリエイターたちが自由自在にアイデアを形にできる空間が広がっている。

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