最終更新日:2025/12/4

石井工業(株)

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計

基本情報

本社
千葉県

取材情報

記事で読む社会科見学

地域を支える建造物を作り上げ、希望あふれる未来を開拓する

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社会に貢献する仕事に挑む先輩社員たち

建築と土木の両面から事業を営む石井工業では、地元・千葉県を中心とするエリアで多彩な建造物を形にしてきた。営業、土木、建築の3人の先輩から、同社の工事がいかに社会に寄与しているのか、話を伺ってみた。

K.Hさん
建築部 係長
2015年入社

M.Mさん
土木部 工事長
2013年入社

S.Kさん
営業部 次長
2011年入社

【K.Hさん】見知った街に、自分の手掛けた建築が残る。達成感の大きな仕事

私が所属する建築部では、官民を問わない多様な建築工事に携わっています。学校の改修工事を手掛けたかと思えば、この数年で当社の主力となったyess建築にも携わるなど、一つのジャンルに特化せず、幅広く経験できるのが建築系の施工管理者にとって醍醐味となっています。

私は専門学校で建築について専攻してきました。とはいえ現場では知らないことも多く、特に大きな壁となったのは職人さんたちとのコミュニケーション面でした。私よりもはるかに年上でベテランの方々と、どうやって話をしていくべきか戸惑ってしまったんです。少しでも距離を縮めようと、朝昼晩と長い時間を一緒に過ごす中で、臆することなく懐に飛び込んで会話していくことを意識し、確かな人間関係づくりに繋がっていきました。

新人時代、学校の大規模改修を担当したその直後に、社内でほとんど実績がなかったyess建築による倉庫工事に携わりました。前例がないだけに先輩たちも手探りで進めざるを得ませんでしたが、ここで試行錯誤してきたおかげで、今の当社の看板となる技術の土台が築かれたのだと思います。

私が初めて所長となった案件も、yess建築による物流倉庫兼事務所の建築でした。現場では私1人の社員に対し、毎日10数人の職人さんがやってくるため、責任の重さを痛感させられました。所長ともなると、協力会社と予算の交渉も行わなくてはなりません。難しい部分でもありましたが、忌憚のない意見を交わしながらお互いに納得できる地点を探っていくうちに、次第に楽しいという感覚になっていきました。

毎回のように異なる案件にかかわってきましたが、更地に新しい建物ができあがる全てのプロセスが見られるのは、この仕事の何よりの醍醐味だと実感しています。本社のある香取市に近い場所での工事が多いので、地元出身の私にとっては家族や友人に「自分が建てた」と言えるのも面白みの一つです。今後は所長として堂々と案件をこなせるようになるのを目標にしています。そのためには資格取得を目指すのはもちろん、何より重要な現場でチームワークを高めるためにも“報連相”を徹底して仕事を進めていくつもりです。

先輩から一言

「案件の合間には1週間から10日程度のリフレッシュ休暇が取得できます。残業も少なめで、オンオフのメリハリをつけて働くことができています」(K.Hさん)

【M.Mさん】ICT施工にも挑戦。土木分野でその名が知られた存在になりたい

土木部では道路や橋梁といった公共工事を中心とする案件を手掛けています。国、県、市町村から幅広く受注しており、主には会社のある千葉、茨城の工事を行ってきました。私は入社以来、国交省管轄の工事に携わっており、圏央道や東関道といった高速道路、河川の整備などにかかわってきました。

工事の中でも当社が担っているのは施工管理という業務です。実際に手を動かしてモノづくりをしてくれる協力会社のみなさんを支えながら、工事の安全や品質、スケジュールなどをまとめ上げていくのがその役割。当社の場合、“元請け”という立ち位置で受注していますので、施主である国との交渉なども最前線に立つことになります。

初めて所長という立場になったのは橋台の下部工事の現場です。先輩の指示を仰いでいた時代とは異なり、最初から最後まで自分が責任を負うため、いつも以上に毎日、緊張感をもって仕事に臨んでいました。協力業者の作業が滞りなくできるように工程を綿密に作り、材料の過不足がないように入念に調整していく。そんなことを意識して、なんとか無事に完成へ導けたときにはホッとした気持ちに包まれました。当時は入社7年目。比較的早い段階で所長となれたため、改めて頑張っている人間にはチャンスを与えてくれる会社だと感じた一件でした。

新しい試みへ積極的にチャレンジする会社でもあります。国交省では今、『i-Construction』の旗印のもと、建設現場のICT施工の導入を積極的に進めています。当社でも3次元で現場の点群データを取り、パソコン上の設計図にそれらデータを取り込んで工事を進めています。従来、土を掘ったり、道路を固めたりするとき、設計図に合わせて現場に「丁張り」という目印を作る作業が欠かせませんでした。しかし、ICT化された今、3次元データを機械に入れれば、熟練者ではなくとも図面に描かれた通りの形を簡単に実現することができます。人手不足における作業効率の向上が求められる今の土木業界において、もはやICT施工は不可欠な存在となっています。

これまでにいくつかの道路工事に携わりましたが、開通した後にクルマで通ると、生活にかかわるインフラ作りに役立てたのだと実感を得られます。これからもさまざまな工事を手掛けることで実績を積み、関係者が私の名前を見たときに一目置かれる存在になりたいですね。

先輩から一言

「ざっくばらんに何でも言いあえるのが当社の良さ。私が若くして所長になったように、どんどんチャンスを与えてくれるのでモチベーション高く仕事に臨めます」(M.Mさん)

【S.Kさん】経緯と誠意をもってお客さまに接して、信頼を育み続ける

石井工業は千葉県・茨城県を中心とするエリアで、建築工事と土木工事の両面から事業を営んでいます。現在、学校や消防署、公的施設などの「公共建築工事」案件から、物流倉庫や工場の新築、レストラン、商業施設、神社などの「民間建築工事」案件まで、幅広く行っています。私は2016年に土木部から営業部へ異動し、『yess建築(システム建築)』を中心に物流倉庫や工場の新築の受注に携わってきました。近年では延床面積で7000m2超、受注額で10億超の比較的大規模案件も手掛けるようになっています。
今や当社の主力となった倉庫・工場建築ですが、私が営業部に異動した時点ではまだ石井工業は『倉庫・工場建築』では知名度もなく、スタッフも実績も少ない状態でした。異動して間もなくは石井工業の100年以上の実績とシステム建築のメリットを説明する営業を中心としてましたが、経験が少ないだけにカタログ説明をするだけの提案になりがちで、巨額の投資をして倉庫や工場を建てようとする経営者様、事業責任者様に底の浅さを見透かされ失注することもいくつかありました。そうした失敗を糧に、建築・法令の知識、他社の動向、効果的な設計・提案ノウハウ等の情報収集を真摯に努め、次第に施主様に認められ、頼られるようになってきました。

私が自信を大きく持てた案件があります。当社としては異例の17億円超の大型案件で、そのお客さまとしてもこれだけの大型投資は初めての経験でしたが、「御社と当社の社風が合うことが確認できたので、お任せすることに決めました。」と言っていただき、契約に至りました。この時のお客様は当社を非常に気に入っていただき、わざわざ東京から何度も打合せにご来社いただいたことも印象的でした。

当社が手掛ける案件は、数億規模の大きな投資になることがほとんどです。施主様はいのちを懸けて設備投資に臨んでおり、私も本気で敬意と誠意をもってお客さまに接し、施主様が建築後に後悔しないよう心掛けてきました。

お客様のとても大事な仕事を任せていただけることが、営業としての大きなやりがいです。今後若手育成に力を入れていくことで、10年後、20年後も成長を続けられればと思います。

先輩から一言

「次長職の私にも部下たちが言いたいことをストレートにぶつけてきます。上司にも気軽にモノが言える風通しのいい会社だというのは昔から変わりません」(S.Kさん)

企業研究のポイント

■インターンシップや会社見学といった機会は有効活用してください。参加したときにもっとも注目すべきは、その会社の社風です。働き続ける上で社風が合わないのが一番辛いと思いますので、社員たちがどんな空気感をまとって働いているのか、しっかりと見るようにしてください。建設業はコミュニケーションによって成り立っているだけに、社風面は重点的に見ておきたいところです。
<K.Hさん>

■企業のことについて深く知りたいのであれば、自分の目で確かめるのが一番です。直接その会社に出向いて感じたことこそが、あなたにとっての“答え”になると思います。また、建築業界というと専門学科出身だけで構成されると思われがちですが、未経験者も活躍している企業も増えています。モノづくりに興味を持つ多くの学生にチャレンジしてほしいと思います。
<M.Mさん>

■建設業は人が生きる上で欠かせないインフラ作りに携わる業種。少子高齢化が進む日本においても、将来にわたって必要になる業種ですので、少しでも多くの学生に企業・業界研究をしてほしいと思っています。ぜひこの機会に、身の回りの建物にも興味を持って調べてみてください。どうしても“住宅”というイメージを持たれがちな業種ですが、当社が得意とする物流倉庫をはじめ、多様な建設が日本経済を動かしていることに気付いてもらえればと思います。
<S.Kさん>

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従業員数約65名とコンパクトな組織のため部署を超えたコミュニケーションもしやすい。社長をはじめ経営陣とも気軽に会話できるという。

マイナビ編集部から

明治時代末期の1904年に創業された石井工業は、千葉県を中心とするエリアで建設事業を営み続けてきた。コンパクトな組織ながらも道路や護岸といった土木工事から、学校、工場、倉庫などの多様な建物を作る建築工事まで、総合建設業として幅広い技術に対応している。

地域から信頼されている訳。東日本大震災発生時にはいち早く香取市界隈の復旧に尽力し、自衛隊が駆けつけるより早く道路復旧を行って安全の確保に努めたという。地域に密着して事業を営み、120年もの長い歴史を紡いできた同社らしいエピソードである。

取材に応じてくれた3名は建築、土木、営業とそれぞれ異なる分野で活躍しているが、言葉の端々から共通して見えてきたのが「人」を大切にしている姿勢である。どんな建造物も一人だけの力で形にできるものではない。多くの関係者がつながり、連携してこそ初めて成り立つ世界なだけに、お客さまや協力会社に対しても非常に親身になって接しており、社員に対してもそれぞれの意志を尊重し、成長をがっちりと支えていく文化が根付いている。

近年は全くの専門外から同社の扉を叩く社員も多い。「人」に対して真っすぐに向き合う同社だからこそ、何も不安を感じることなく、未経験者がゼロから安心してスタートを切れるのだろう。2023年には千葉事務所の開設により千葉市にも基点を置いて活躍の場を広げている。

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千葉県香取市にある本社のエントランスロビー。自社施工のデザイン性の高いお洒落な空間が広がっている。石井工業の技術の高さが垣間見られる物件である。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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