最終更新日:2025/6/12

(株)森エンジニアリング

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング
  • 設備工事・設備設計
  • 建設

基本情報

本社
群馬県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

社会を支えるために必要とされる喜び。先輩たちが語るインフラ整備の仕事や会社の魅力

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アットホームで風通しの良い社風も当社の自慢です!

高速道路や橋梁、上下水道をはじめとした社会インフラ整備において重要な役割を果たす森エンジニアリング。その最前線で活躍する3人の社員に、仕事の内容やその魅力、これからの目標などについて伺いました。

R.Mさん(写真左)
2014年入社
総務部

S.Sさん(写真中央)
2010年入社
技術部

E.Wさん(写真右)
2019年入社
技術部

自分が図面として描いたものが、「かたち」となる感動(Sさん)

私は技術部にて、下水道設備に関する設計業務に携わっています。
具体的には、ゲリラ豪雨などの自然災害を想定した水路設計や水路を地中に埋設するためのボックスカルバートを用いた暗渠設計などがメインで、工事を行うための図面作成やそれに伴う数量計算などにも携わっています。

こうした業務に加え、研修担当として後輩の指導を行うことも私の大切な仕事のひとつ。当社は文系理系を問わず、広く門戸を開いて採用を行っており、私の所属する技術部にも文系出身の新入社員が入社してきます。その指導にあたっては、基礎知識のない未経験者として、専門用語の説明から行うことを心掛けています。一通りの用語を理解してもらった後、設計技法をはじめとした技術的な基礎の習得に取り組んでもらうのです。基礎固めに重点を置いた研修なので、土木の知識のない人であっても十分に内容を理解することができ、しっかりとした基礎を身に付けることが可能。重要なのはあくまでも本人の学ぶ姿勢や意欲であり、そうしたものがあれば、文系理系関係なく、十分にエンジニアとして成長することができる環境があります。

今年で入社15年目。これまでいくつもの公共工事における設計業務を手掛けてきました。
その中でも特に印象に残っているのが入社5年目に担当した道路設計。工業団地内に敷設する道路の設計を主担当として任され、自分が図面として描いたものが工事を通じてかたちになっていく過程を目の当たりにすることができ、大きな感動を覚えましたね。
仕事を通じて得られるやりがいを肌で感じてもらいたいという思いから、なるべく自分が手掛けた現場に後輩を連れていき、見学してもらうようにしています。それによって、建設業における設計の仕事の魅力を少しでも感じてもらえたらうれしいですね。

今後の目標としては、幅広い案件に対応できるよう、資格の取得にも力を入れていきたいと思っています。技術士の資格を取得することで、より多くの案件に対応できるようになり、仕事の幅も広がっていきます。現在、RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)の資格を持っているので、技術者としてのスキルアップを図る意味でも、会社に求められている先述の資格を取得したいですね。これからが本当の挑戦だと思っています。

私のモチベーション

「設計には、全く同じものは存在しません。毎回新しい知識とノウハウが蓄積され、自身の成長へとつながっていくことが、私のモチベーションとなっています」(Sさん)

「地域に貢献したい」そんな思いで森エンジニアリングの門を叩く(Wさん)

就職活動では「地域に貢献できる仕事」というテーマで業界・企業研究を行い、その中で不動産やIT、金融機関をはじめ、さまざまな業界の企業を訪問しました。当社もその中の一社でした。会社訪問の際、先輩社員がCADを使って作成した公共施設の図面を見せてくださり、「この設計図が工事を通じてかたちとなり、地域の人々の役に立っていく」という説明を受け、これまで訪問したどの企業よりも強い感動を覚えました。私は文系出身で土木や設計の知識はありませんでしたが、会社説明会で先輩社員が「知識よりも意欲が大切。やる気があればしっかり教えます」という力強い言葉をくださったことで入社を決めました。

現在は技術部に所属し、上司であるSさんの下で、主に下水道に関連した設備や施設の設計を行っています。図面を作成する際には、現地の調査や測量を行い、設計に必要な情報を把握することからスタート。そこで得た情報や求められる仕様を元に、CADを用いて設計図面を作成していきます。
まだ先輩のサポートを必要とする場面も多く、全てを自分一人でこなせるまでには至っていませんが、それでも自分が関わった設計が工事を経てかたちとなっていく様を見るのは感動しますね。反面、最終的にはそこに水が入って構造物が隠れることになるので、運用に入ると自分が手掛けたものが見られなくなるという切なさを感じることもあります(笑)。

「わからないことがあれば、なるべく早めに自分で調べたり先輩に聞いたりして解決していく」というのが、私が仕事をする上で心掛けていることです。専門性の高い仕事だけに覚えることが多く、わからないことを放置してしまうと、仕事が滞り結果として全体に迷惑が及んでしまいます。そのため、少しでもわからないことがあれば、すぐに確認するようにしています。先輩も常々、「わからないことがあれば、どんどん聞いてほしい」と言ってくださるので、安心して質問することができますね。

今後の目標としては、ひとつの案件を自分一人でこなせるようになりたいと思っています。そのために多くの経験を積み、そこで得た知識や経験を確実に自分のものにしていくことが重要。そして、今後も設計技術者としてスキルを磨き、いつかは自分が一から作成した図面がかたちとなって地域に貢献する場面を見てみたいですね。

私のモチベーション

「自分が設計したものが完成し、人々が利用する姿を想像しながら仕事をしています。それが、私にとってのモチベーションとなってくれます」(Wさん)

社員の事情に合わせて柔軟な働き方を提案してくれる会社(Mさん)

現在、私は総務部の経理チームで会社の売上管理をメインとした業務に携わっています。
以前は施工管理部門に所属し、クライアントとの窓口業務や、さまざまな問い合わせへの対応、請求処理などの業務に携わっていました。そんななかで出産・育児を経験し、職場へと復帰。その際、会社の提案により、対外的なやりとりがなく、復帰前と比較して負荷の少ない業務に携わることができたおかげで、無理なく家庭と仕事を両立することができました。その後、2人目の子どもが生まれ、育休を経て職場復帰した際も、同じように負荷が少なく残業などが発生しにくい現在の業務へと配属されました。このように、社員の事情に合わせて最適な働き方を提案してくれるのが、当社で働く大きなメリットのひとつです。

現在の経理業務は、以前の施工管理部門とは環境も業務内容も上司も全く異なる仕事。これまで接点の少なかった人と仕事ができたり、新しい業務を通じて、施工管理部門とは異なるスキルや知識を身に付けられたりする点にやりがいを感じています。
また、以前の施工管理部門とやりとりをする機会や、お金の動きや書類の見方、人員配置などにおいて施工管理部門の経験を生かせる場面が多いこともやりがいのひとつとなっています。

仕事をする上で心掛けているのは、「仕事は一人でやるものではない。みんなで協力し合うことではじめて成立するもの」という意識を持つこと。施工管理部門での仕事はもちろん、現部門での仕事は会社全体のお金を扱うので、特に全体を見渡す視野と仲間との連携が大切になります。責任も大きな仕事なので、「報連相(報告・連絡・相談)」ということも常に強く意識して業務にあたるように心掛けています。

今後の目標としては、より仕事の幅を広げ、先輩や同僚と同じ目線・レベルで業務を進めていけるよう簿記の資格を取得したいと思っています。これからも家庭と仕事を両立し、長期的視野で成長を目指していきたいですね。

私のモチベーション

「愛する家族のために働くことや、仲間同士で助け合い和気あいあいとした雰囲気の中で仕事ができることが、モチベーションにつながっています」(Mさん)

企業研究のポイント

当社が手掛ける下水道や道路、橋梁などのいわゆる社会インフラは、社会を支え人々の豊かな暮らしを実現するために欠かせないもの。同時に、近年多発する地震や洪水、土石流などの自然災害から都市を守り、社会機能を維持する上でもなくてはならない役割を果たすものです。特に高速道路における工事の管理(監督業務)や高速道路の機能を正常に保つための点検は、全国各地を繋ぐインフラを安全に使用していくため、重要な役割を担っています。
「人々の役に立つ仕事を行ってみたい」といった気持ちが強い人にとっては、非常に大きなやりがいや使命を感じられる仕事となることでしょう。
また、道路や橋梁、下水道などの社会インフラは「かたち」となって人々の役に立つものであることから、ひとつのプロジェクトをやり終えた際には、非常に大きな達成感を味わうことができます。そうした仕事のやりがいは「誇り」へとつながり、より大きな成長へのパワーを生み出してくれるのです。
もし、この記事をお読みになり、土木建設業界を志してみようと思っていただけたなら、ぜひ、そんな社会貢献ができる仕事で活躍する自分をイメージしながら、企業研究に取り組んでほしいと願っています。

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社会と人々の豊かな暮らしを支える上で、なくてはならない役割を果たす森エンジニアリング。そうした社会貢献や地域貢献を強く感じられることが同社で働く魅力だ。

マイナビ編集部から

「自然と未来を見つめ、技術と創造を通じて地域貢献に努める」を理念に、1990年に創立した森エンジニアリング。以来、地域に根差した建設コンサルタントとして、高速道路や橋梁、河川、上下水道など、社会資本となるさまざまなインフラの整備に取り組み、数多の実績を築いてきた。

同社は技術革新にも積極的に取り組んでおり、近年はドローンやレーザースキャナーを用いた測量や4Kカメラを用いた空撮動画など、最先端のIoT機器を駆使した技術確立を進めている。そのほか、構造物の長寿命化事業や点検事業など、新たな領域にも事業展開し、高度・多様化するニーズに全方位的に応えられる体制を築きつつある。

今後は、防災や減災への取り組みなども政府主導で推進されていくなかで、社会資本となるインフラ整備に携わる同社が担う役割は、より一層大きなものとなっていく。
そういった意味で「社会貢献」「人の役に立つ仕事」などを重視する人にとってはもちろん、安定した会社で長期的な成長を目指したいと思っている人にとっても、うってつけの会社だと言えるだろう。アットホームで風通しの良い社風のなか、じっくりと腰を据えて成長を目指せる会社だと感じた。

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「アットホームで人が優しい会社」と、社員の方々が口を揃えて語る同社の社風。困ったときはみんなで助け合う文化などもあり、長きにわたって安心して働ける環境がある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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