最終更新日:2025/6/1

(株)ベリティス

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 人材派遣・人材紹介

基本情報

本社
東京都

取材情報

知識ゼロからの専門職

知識ゼロでもあきらめる必要なし!文系出身者が多く活躍するシステム開発企業で成長

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文系出身で入社した5年目社員にインタビュー!

林 祐太朗さん
システム開発部
経済学部商学科卒/2021年入社

システム開発企業「ベリティス」に在籍している先輩社員たちの約8割が、文系出身者。まさに“知識ゼロ”から知識とスキルを身に付けて活躍している。2021年に入社した若手社員、林さんもその一人だ。入社の動機や研修・仕事の内容、これからの目標などについてざっくばらんに語ってもらった。

「知識ゼロだけどチャレンジしてみたい」。そんな思いが背中を押してくれました

大学進学時は、将来に向けた明確な夢や目標などはなく「とりあえず経済を学んでおけば、どのような仕事に就いてもきっと役に立つだろう」といった軽い気持ちで経済学部商学科を選びました。経済について広く学び、ゼミでは簿記や会計に関する研究を行って、それなりに面白さは感じたものの、「生涯の仕事にしたい」と思うまでの熱量は生まれず。3年生になって「そろそろ将来について真剣に考えなければ」と思い始めた頃、意識するようになったのがITエンジニア職でした。

どちらかといえば人前に立つのが苦手で、小学生の頃から将棋をやっていたこともあり、筋道を立てて考えるのが得意。そんな自分の性格にエンジニアという仕事は合っていると思いましたし、インターネットが社会の重要インフラとなっている今、ITの専門スキルを身に付けておけば生涯にわたり安定して活躍できると考えたのです。3年生の夏に数社のIT企業のインターンシップに参加。深い内容には触れられなかったものの「面白そう」と興味が湧き、就職活動時には、ほぼIT業界に絞って15社ほどの企業にエントリーしました。

就職活動で大切にしていたのは「自分や自分の気持ちにウソをつかない」ということ。内定が欲しいがために、エントリーシートや面接などで「自分を良く見せたい」と思ってしまうこともありましたが、その気持ちをぐっとこらえて、できないことはできない、わからないことはわからないと正直に伝えました。というのも、もし、自分や自分の気持ちにウソをついて入社してしまったら、身の丈以上の期待を背負うことになってしんどくなり、長く仕事を続けられなくなると思ったからです。文系出身でITに関する知識がなかったからこそ、その状況をしっかり理解してくれて一から成長させてもらえる会社を探しました。

当社を初めて訪れたのは、会社説明会のとき。休憩時間に、若手社員と役員がフランクに話している光景を見て、「働きやすそうな会社だな」と率直に思いました。面接でもその印象は変わらず、雑談を交えつつ笑顔で私の話を一つひとつ丁寧に聞いてくれたのがありがたかったですね。おかげで緊張することなく、素直な自分を出すことができました。自分らしく働けそうで、文系出身の先輩が多く活躍していることもわかり、安心感を覚えて入社を決めました。

仕事のワンシーン

業務はチームで担当。普段はリモートワークだが、チームメンバーが一堂に集まったときにはホワイトボードなどを活用してディスカッションすることも。

周りの上司や先輩たちのサポートもあり、わずか1年で自分でも驚くほど成長できました

新入社員研修は約3カ月間にわたって行われました。名刺の渡し方などのビジネスマナーから「コンピューターとは?」といったITの基本知識、プログラミングの基本技術まで、仕事に必要なノウハウを一から学び、研修の終盤には新入社員同士でチームを組んで、簡単なECサイトを作ってプレゼンを行いました。画面上で商品を選び、買い物カゴへドラッグ&ドロップし、会計画面に合計金額が正確に表示されたときには「自分にも作れた」と感動を覚えましたね。日頃使っているECサイトの基本構造を知ることができたのが楽しくて、その後に手掛ける仕事への期待感が高まりました。

7月にシステム開発部に配属され、現在に至るまで、企業向けに運用されている某有名通信販売サイトのシステム保守業務を担当しています。具体的には、システムに不具合が見つかった場合の改修や、部分的な仕様変更に伴う開発、お客さまからお問い合わせいただいたシステムトラブルに関する原因究明などの業務をチームの一員として担当しています。やりがいを一番感じるのは、自身が書いたプログラミングによってシステムが狙いどおりの動きをしたときですね。誰もが知る有名サイトを守る喜びや誇りを実感できます。

一方で、有名サイトを手掛けているからこその大変さやプレッシャーもあります。不具合の改修をするために書いたプログラムに不備があり、改修自体が不具合の原因となってしまっては元も子もありませんし、有名サイトゆえにその影響は甚大になってしまいます。プログラムを書いたあとは念には念を入れて間違いがないか確認し、先輩にも確認してもらってから納品しています。

現在は、そのECサイトの新バージョンのリリースに向けた追加機能の開発を手掛けています。これまでは先輩に手取り足取り教えてもらっていましたが、今回は初めて、ほぼ一人で開発を進めており、成長の手応えを感じていますね。正直、入社してから1年ほどでここまでできるようになるとは自分自身思ってもいませんでした。ひとえに、私のちょっとした質問や疑問にも上司や先輩たちが一つひとつ丁寧に答えてくれて、優しく教えてくれたおかげだと思っています。

仕事のワンシーン

プログラミングをしている林さん。自分が書いたプログラムによってシステムが狙いどおりの動きをしたときに、一番大きなやりがいを感じるそう。

仕事にも資格取得にも、積極的にチャレンジしていきたい。その先での活躍を目指して!

1、2年後くらいの近い未来の目標は、なるべく早く、担当する業務を一人で自信を持って完結できるようになることです。手掛けられる領域が少しずつ広がってきたとはいえ、やはり先輩のサポートがなければまだまだ不安を覚えてしまいます。ですから、まずは一つひとつの経験を大事にしながら、そこで学んだことをスキルや知識にしっかりと変えてレベルアップを図っていきたいと思っています。

そのほか、資格取得にも積極的にチャレンジしていきたいですね。当社に内定をもらってから参考書などで自主学習して、基本情報技術者試験に合格。入社後は、参考書代や受験費用を補助してもらえる会社の資格取得支援制度を活用しながら「オラクルマスター ブロンズ」「LinuC レベル1」の資格試験にチャレンジして合格することができました。現在は「Java シルバー」の合格を目指して勉強中です。

コロナ禍の影響で、現在でも当社での業務の多くがリモートワークで行われています。最初は「先輩が近くにいなくて大丈夫かな」と少し不安がありましたが、チャットやオンライン会議ツールを活用しながら頻繁に先輩とやりとりできるので、その不安はすぐに解消できました。むしろ、通勤時間がなくなりその分をプライベートの時間に充てられるので、好きな将棋を楽しめていますし、資格の勉強もはかどっています。

数年先の少し遠い未来の目標としては、保守チームのリーダーを任され、先輩や後輩、そしてお客さまから信頼され、何でも気軽に相談してもらえるような存在になって活躍することです。まさに、多くの人から人望を集めて活躍している、当社社長のようなエンジニアになることが私の一番の目標ですね。

「知識がゼロだけどITエンジニアに興味がある」という皆さんにお伝えしたいのは、はじめから「ムリだろう」とあきらめず、自分の思いを大事にしてぜひチャレンジしてもらいたいということです。私も知識ゼロからチャレンジして、頑張っています。ぜひ、勇気を持って飛び込んでもらいたいですね!

仕事のワンシーン

「知識がなくても、ITエンジニアの仕事に興味がある人はぜひともチャレンジしてもらいたいですね。一緒に頑張りましょう!」とエールを送る林さん。

企業研究のポイント

私の場合、早い段階からIT業界に絞って企業研究を進めており、エントリーしたのも訪問したのもIT企業のみ。そうしたこともあって、他の業界についてはほとんど知りません。当時は他の業界に目を向けるほどの余裕がなかったので後悔はありませんが、ただ、もし余裕があったのなら、社会を学ぶつもりでもう少しいろいろな業界の企業に目を向けてみるのもよかったかなとは思いますね。

効率的に業界や企業について知るなら、インターンシップや合同企業説明会に参加してみるのも手だと思います。私は「IT業界にしよう」と決めてはいたものの、「本当に自分に向いているのかな」と少しだけ不安を感じての参加でしたが、帰る頃には「やっぱりIT業界だな」と心を決めていました。そんなふうに、業界をまだ定めていない人はもちろん、興味がある業界があって心を決めたい人にもインターンシップや合同企業説明会は有効だと思います。

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ベリティスは年次や役職に関係なく、誰にでも相談・質問しやすい雰囲気があり、社長との距離も近い。知識ゼロでも安心してチャレンジできる。

マイナビ編集部から

2007年創業のベリティス。保険会社や銀行向けの金融システム、大手通販会社のECサイトに関わる開発や保守を手掛けている企業である。そこで活躍しているエンジニアたちの約8割が、文系出身者。3カ月間にわたる新入社員研修や配属後の手厚いOJTにより、入社数年の社員たちが驚くほどの成長と活躍を見せている。

今回の林さんへの取材で特に印象的だったのが、先輩や上司、そして社長との近い距離感。所属しているシステム開発部について「わからないことを臆せず隠さず、わからないと言える職場」と林さんは紹介してくれた。まさにそうした“コミュニケーションのとりやすさ”が、新人たちの成長を力強く後押ししているのだろう。

もう一つ、同社の代表である鎌田氏についても言及したい。鎌田氏は、会社の経営に携わりつつも現役でエンジニアを続けているそうだ。会社のトップがエンジニアの仕事を熟知しており、「現場の苦労や思いをしっかり理解してくれている」ことが、社員たちの大きな安心感につながっているようだ。実際に同社では、社長に惹かれて入社を決めたと話す社員も多くいるそう。企業研究の際には、そうした社長たちの姿にもぜひ注目してみよう。

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業務の多くがチームで行われている。わからないことがあってもすぐに上司や先輩に確認できるアットホームな雰囲気のなか、安心して業務に取り組むことができる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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