最終更新日:2025/6/1

キングパーツ(株)

業種

  • 金属製品
  • 非鉄金属

基本情報

本社
広島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

国内生産へのこだわりと当社ならではのロストワックス製法で、お客様の夢を支える。

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モノづくり企業で働きたい、キングパーツで夢をカタチにしたい!

聞き上手で穏やかな人柄の來山さん、勉強&研究熱心な細谷さん、仕事から社内行事までオールマイティにこなす加藤さんに、仕事のおもしろみや職場の魅力をインタビュー。各部門の仕事の魅力を伺った。

■営業部
來山 祥大さん(写真左)
2019年入社

■鋳造部
細谷 春菜さん(写真中央)
2023年入社

■加工部
加藤 徹也さん(写真右)
2002年入社

入社5年目で社内営業部売上1位の快挙。人とのコミュニケーションが温かい九州で市場を拡大!

将来的にモノづくりに携わりたいという気持ちから、全国7カ所に営業拠点を持つ当社でなら、モノづくりの中でもさまざまな経験ができるのではないかと思い入社しました。入社の一番の決め手になったのは、職場の雰囲気の良さ。工場見学の時、どんな会社なのかを丁寧に教えていただくとともに、アットホームな雰囲気を感じることができました。現在、所属している九州営業所は、私を含めて3名という少人数のオフィスですが、入社前に感じた通りとてもアットホームな雰囲気があり、ありのままの自分で仕事に取り組めていますね。

営業先は、製造業などのお客様が中心となります。取引先に従来から納品している製品の打ち合わせや新しい製品のご案内をするほか、新規の取引先と商談をすることも。商談会では、新規のお客様に向けて当社の強みやメリットをPRし、次の提案につなげられるように働きかけ、関係を築いていきます。取引先の業種は幅広く、手掛ける製品も機械装置の部品から半導体装置の中に組み込まれる部品までさまざま。身近なところで言えば、自動車の部品なども扱います。

さらに、人と人の温もりが伝わるような営業活動ができるのも地方企業の魅力。会話をする機会が多く、ビジネスライクにならない距離の近さでお客様と関係を築くことができます。その中で、私自身が大切にしているのは、わからないことをそのままにしないこと。お客様に教わりながら成長できる部分も多いため、お客様が実現したいことを丁寧にヒアリングし、できる限り理想に近づけられるよう会話を重ねています。その結果、2023年度には社内の営業部門で売上1位の成績を達成。限られたエリアの中でも努力を続けていれば賞をいただくこともできると嬉しく感じ、営業活動における大きな励みになりました。

今後の目標は、営業部門売上でまた1位をめざしたいです。さらに、新規取引先を開拓することで営業領域を広げ、これからもたくさんの取引先を見つけていきたいと思っています。九州市場はまだ開拓の余地があるので、お客様から気軽に何でもご相談いただけて、「任せたい」と思っていただける営業でありたいですね。
(來山 祥大さん)

▼私たちの感じる会社の魅力

「幅広い業界のお客様と取引があり、規模も大小さまざま。身近なモノから知らない世界のモノまで、モノづくりの現場を見ることができるのもおもしろさです。」(來山さん)

より良い製品になるよう非破壊検査とシミュレーションで高品質なモノづくりを支えたい

工場の鑑賞に興味があった私は、モノづくりの仕事をしたいと考えていました。当社のモノづくりにはさまざまな工程がありますが、中でも鋳込みと呼ばれる金属を溶かして型に流し込む工程に迫力を感じ、未経験ながら入社しました。

個々で研修内容は異なりますが、私の場合は約1年間をかけてさまざまな工程を見て回り、品質管理部門に所属。現在は、非破壊検査と呼ばれる作業の一つとして、製品の表面に傷がないかの確認をしています。特殊な液体を使い、通常では目で見えない傷をチェック。傷ではない部分も一緒に浮き出てくるため、傷なのかそうでないのかの見極めが難しく、苦労しているところです。ただ、傷がある製品をそのまま市場に出してしまうと事故につながる可能性もあるため、未然に防ぐことができるこの仕事にやりがいを感じていますね。

また、コンピュータソフトを使用し、鋳造品の流動解析をシミュレーションすることもあります。実際の条件と近い結果を出すことは難しいですが、やりがいを感じています。特にデータが不足している特殊な材質の場合、精度を高めることは難しいですが、結果を予測し欠陥が出ないように改良を行うことで、モノづくりが滞りなく進むと嬉しく感じます。

未経験から飛び込んだため、入社時は右も左もわかりませんでしたが、1年間の研修の中で製品づくりの工程や全体のことを着実に教わることができました。シミュレーションの使い方も何度も先輩方に教わりながら取り組んだことで、少しずつ一人でできることが増えたと感じます。研修の時から、「わからないことがあれば、その場ですぐに聞いてね」と言ってもらえる環境があるのも大きな安心感でしたね。もちろん、不安もありましたが、教わる環境が整っており、新しいことを勉強できることが楽しいと思える職場です。

そんな私の目標は、特殊な検査ができる資格を取得し、自身の検査業務の領域を広げることです。磁粉探傷検査や浸透探傷検査、放射線透過検査などを行う上で必要な資格取得をめざし、先輩方から教わりながら勉強し知識を増やしていきたいと思っています。モノづくりの最初と最後を任される仕事でもあるため、より良い製品づくりに貢献するためにも知識や技術を磨き、高品質なモノづくりにこだわりたいです。
(細谷 春菜さん)

▼私たちの感じる会社の魅力

「仕事の時間はみんな真剣ですが、休憩時間になるとお菓子を持ち寄るなど和気あいあいとしている。小さなことでも相談しやすく、アットホームな雰囲気です。」(細谷さん)

一つひとつの技術を身につける度、昨日の自分と違う自分を感じられる仕事!

モノづくりに興味があり、地元で工業系の仕事に携わりたいと考えていました。中でも当社は、航空宇宙産業から医療関係、食品関係、自動車関係などの、多分野な取り組みと幅広い取引ができるという強みがあり、入社を決意。景気に左右されず、安定して業績を保つことができるという面も大きいですね。

現在私は、工作機械のマシニングセンタオペレーターとして加工プログラムの作成・設定をする業務と、マシニングセンタを操作し金属を加工する業務を行っています。また副主任として若手の教育に日々力を注いでいます。業務内容としては、新規製品の立ち上げに携わることが多く、どのようにして金属を加工するかを考えます。同じ製品でも技術者により加工品質や外観に違いが出るなど、技術の差がわかりやすいのも仕事の特徴。そこが難しさであり、機械加工のおもしろみですね。最初はできることも少なく、先輩方の力を借りながら問題をクリアしていきますが、少しずつ技術を身につけることができれば、自分で解決できる仕事の領域が広がるなど、自分自身の成長を楽しめる仕事です。

また、社内では積極的に新規製品の立ち上げをしていこうと取り組んでいるため、常に新しい気持ちで働くことができます。その分、複雑で高度な技術や知識が必要となり、計算式や設定でも難しいスキルが要求されることもありますが、先輩や上司に教わりながら階段を一段ずつ上がり、自分の手でつくりあげる喜びを感じられるようになれば、仕事のおもしろさもさらに増します。

これからの目標は技術を若手に継承していくことです。私自身が持つ技術を次の世代に継承しながら、同時にマネジメントのノウハウを学び、管理業務に携われるようになりたいと考えています。そして、「同じ一年にしない」というテーマを掲げる私としては、技術を衰退させないためにも、現状の仕事に満足するのではなく、常に新しいことにチャレンジをしたいです。機械加工の分野では、次々と新しい技術も出てくるため、新しい加工法や情報にアンテナを張り巡らせ、新しい技術を取り入れて少しでも早く良いモノを製造できるようにしたいと思いますね。
(加藤 徹也さん)

▼私たちの感じる会社の魅力

「学校以上に会社で学ぶことが多く、未経験で飛び込んできた人でも同じスタートラインに立つことができます。教育体制も整っているため安心でした。」(加藤さん)

企業研究のポイント

まずは、インターンシップに参加し、自分のやりたい仕事や興味のある業界を知ることからはじめてください。早いうちからさまざまな体験をすることで、自分が気になる業界についてより深く知れたり、ビジネスの仕組みを理解したうえで、企業研究を進めることができると思います。

モノづくりの業界でも特徴はさまざま。当社では「ロストワックス製法」による非常に複雑な形状のモノづくりができる点も会社の強みです。大量生産はできない小中ロットの製法ですが、型物を使いコストダウンにつながるため、実に幅広い業界業種のお客様から依頼を受けています。だからこそ、実に多くの業種について学ぶことができますし、興味があれば文系理系や学部学科に関係なく未経験でも取り組めます。

また、当社に限らず、インターンシップに参加すれば、会社の特徴を知ることができるだけではなく、若手社員と交流する機会もあると思います。近い年代の人たちがどのように考えてどのように働いているのか、リアルな声を聞くことで気づきも多いかもしれません。また、多くの働く人と出会うことで、5年後、10年後の自分の未来をイメージできるため、チャンスを逃すことなく、積極的に行動してほしいですね。
(人事担当/粟村 紀彦さん)

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各部門の最前線で若手社員が活躍。早い段階から責任ある仕事を任されるため、スピードある成長を望むことができるのも当社の大きな魅力に違いない。

マイナビ編集部から

自社にロストワックス専用の金型製作、鋳造、機械加工の部門を持ち、国内生産にこだわるモノづくりで多くの企業から信頼を集めるキングパーツ(株)。1964年に東大阪で設立以来、翌年にはロストワックス精密鋳造の研究をスタートし、工場の拠点を増やしながら事業を拡大してきた。ロストワックスとは、ロウ(WAX)を使用した精密鋳造品のことで、多種多様な金属材料に対応し、複雑かつ精密な部品を安価に製造できるという特徴を持つ。さらに、鋳造品でありながら、強度部品や高精度部品にも対応できるため、半導体、工作機械、食品機械、新幹線車両部品、航空機、医療器具など、実に幅広い業界で使用されている。

「これは特殊な製法となり、まだまだこれから先も大きな可能性を秘めている業界であるため、営業ではより多くのお客様にPRをしつつ、製造では生産能力を高めるための設備投資を本格化するなど、製販合同戦略で製造と営業が一体となり、お客様の夢の実現をサポートしたいというビジョンを掲げる会社です。」と人事担当の粟村さん。

モノづくり業界において人手不足による省力化や自動化が推進される今、さまざまなシーンでロボット導入も増えているが、その部品にも同社の製品が採用されるなど、半導体やロボットという最先端事業から人々の身近な食品事業まで、興味を持って働けるのも魅力の一つだ。モノづくりの醍醐味を味わえる一社であるに違いないと取材を通して感じた。

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日本の産業を支える部品メーカーとして、提案型の受注生産を展開。100%国産にこだわるメイドインジャパンのモノづくりで多くの取引先から支持を集めている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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