最終更新日:2026/4/13

社会福祉法人緑風会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • クリーニング

基本情報

本社
鹿児島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

利用者と職員が家族のような関係を築き、安心して働き、生活する場を共につくる

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現場での介助業務の経験が、その後のキャリアに活かされる

福祉系の専門知識がない状態で入職し、施設で利用者への介助業務を経験した後にキャリアを広げている3名の先輩職員にインタビュー。新人へのサポート体制や現場経験で得たものなどを聞きました。

■沖 菜瑠さん(写真左)
鹿児島太陽の里 生活支援員 課長
2020年入職(志學館大学人間関係学部卒業)

■平原 涼香さん(写真右)
太陽の里 療護園
2020年入職(鹿児島県立短期大学商経学科卒業)

■石谷 優樹さん(写真中央)
鹿児島太陽の里 生活支援員
2022年入職(鹿児島国際大学経済学部卒業)

【沖さん】未経験で挑んだ現場でも、課長になってからも、心強いサポートがありました

「生きる喜び、働く喜び、共に暮らす喜びをすべてのご利用者に」という理念に共感し、利用者さんがやりがいをもって働けるようなサポートがしたいと考えて入職を決めました。その一方で、介護施設の現場業務には大きな不安がありました。しかし、今振り返ってみると、利用者さんの直接介助に関わった3年間は、私のキャリアのなかで必要な時間だったと強く感じます。まず利用者さん一人ひとりを深く理解することが適切な支援をするための第一歩です。利用者さんごとの違いに触れながら、障害や介護について実体験を通じて学んだことが今でもベースになっています。

「太陽の里 療護園」で現場を3年間経験した後、利用者さんの支援計画に関わるようになりました。その後、現在勤務する「鹿児島太陽の里」に異動して利用者さんの生活に必要な手続きのサポートをしています。どんな暮らしを送りたいのか、どんなことに困っているのかなどを聞き、ご家族や自治体などの外部組織とも連携を図りながら、その実現に向けて調整を行う仕事です。

利用者さんが望む環境を整えるためには、まず、何に悩んでいるのかを話してもらわなければ前に進みません。介助に直接的に関わる機会は少なくなりましたが、できる限り現場に足を運び、利用者さんと会話をするように意識しています。利用者さんから悩みを打ち明けてもらえた時が何よりやりがいを感じる瞬間です。その実現に向けて動き、うまくいった時の達成感も大きなものです。また、障害のある利用者さんとの関係性構築は、とても繊細で時間がかかります。心を開いて何気ない一言を話してもらえるようになるために、現場を経験してきたことがとても役に立っていると感じます。

入職6年目に課長を任されてから、より広範囲で利用者さんの支援に関わるようになりました。現場にいた時から今に至るまで、新しいことにチャレンジする上で丁寧な指導やサポートが受けられることは当法人の魅力です。「まずやってみて、できないことをフォローするから」と声をかけてもらい、自信が付いたタイミングで独り立ちできました。これからも、より利用者さんが安心して快適に、そして楽しく過ごせる環境に努めていきます。

先輩職員の仕事風景

「利用者さんはとてもお茶目で、毎日笑いながらいろんな話をしています。そんな利用者さんのおかげで、私自身、人と会話をすることが好きになりました」(沖さん)

【平原さん】現場経験があるからこそ、利用者さんを理解した事務手続きができています

私には障害のある家族がいます。幼い頃から障害者が身近にいる環境で過ごすなかで、障害のある方をサポートする仕事に関わりたいと考えるようになり、障害者福祉分野でインターンシップに複数参加しました。緑風会のインターンシップで目の当たりにした職員と利用者さんとの、まるで本当の家族のような温かな関係性が強く印象に残り、ここで働きたいと思いました。

介護や福祉の専門知識がなかったので、利用者さんの食事や入浴といった身の回りのお世話をする仕事が最初は大変でした。言葉でコミュニケーションが取りにくい方もいるので、うまく意思疎通が図れずに戸惑うことも多かったです。苦労しながらも頑張れたのは、先輩方のマンツーマンによる丁寧なサポートのおかげ。利用者さんとの関係性も介護に関する技術面も一歩一歩成長することができました。「私も最初は同じだったから大丈夫だよ」と励ましてくれたことが本当に心強かったです。

介護の現場を3年間経験した後、事務担当になり、現在は利用者さんの支援費の請求や利用者さんごとのお金の管理などを担当しています。パソコンの画面や書類と向き合う時間が長くなりました。もし、現場を経験せずに最初から今の仕事をしていると、書類上の数字だけで判断して、機械的に請求業務などをこなしていたかもしれません。現場を経験したことで、利用者さんの名前を見れば、どんな方なのかがすぐに思い浮かびます。利用者さんごとの背景を理解した“血の通った”事務手続きをする上で、現場での経験が大いに役立っています。

事務職に移ってからも未経験のことばかりでしたが、現場の時と同様に先輩方が分かりやすく教えてくれました。分からないことをすぐに相談できる距離の近い人間関係は、職種を問わない当法人の魅力です。生活支援員や看護師だけではなく、栄養士やクリーニング事業の担当者など、いろんな職種の方と交流が図れて視野が広がることも楽しいですね。有給休暇が取りやすく、事務職になってからは土日が固定休になったので、プライベートの予定に合わせて連休をとってリフレッシュすることもできています。

先輩職員の仕事風景

「現場にいた時も事務になってからも、利用者さんやそのご家族に寄り添うという基本は変わりません。利用者さんが安心して生活することに意識を向けています」(平原さん)

【石谷さん】利用者さんとの日々の触れ合いによって、一人ひとりの些細な違いが見えてきます

事務職をキーワードとして、業界を絞らず企業研究を進めていました。職場見学をした時に、「楽しそう」という第一印象をもったことが当法人への入職のきっかけです。最初は現場を経験してから事務職になると聞いていたので、未経験の自分でも介護現場を務められるのかという不安もありましたが、同じように未経験からスタートした先輩が活躍していると説明を受けましたし、何より自分の目で見た居心地の良さそうな職場の雰囲気が入職を後押ししました。

障害の種類や程度、性格などの異なる利用者さんごとに生活介助の方法も異なり、最初はそれを理解するのに必死でした。何度も何度も先輩に同じことを質問し、そのたびに優しく教えてくれたからこそ成長できたのだと思います。先輩方からのサポートに加えて、利用者さんからも日々力をもらいました。何かするたびに「ありがとう」と言ってもらえて、未熟ながらも利用者さんの役に立てていると実感できることが励みになりました。1日のうちにこんなにたくさん感謝の言葉がもらえる仕事は他にないと思います。

現場を2年間経験してから経理業務を担当することになりました。当施設では鹿児島県内の病院、福祉施設、ホテルのリネン用品や各種ユニフォームの洗濯業務を請け負っており、タオルをたたむなどの作業を利用者さんの特性に合わせて行っています。作業内容や作業時間から利用者さんごとの工賃を計算したり、作業場で利用者さんの様子を観察して意欲的に取り組めているかなどを評価したりするのが私の役割です。

利用者さんの多くはクリーニングされたタオルをたたむ工程に関わっています。ぱっと見ただけでは、みんなで同じ作業をしているように見えるかもしれませんが、タオルには大きさや生地の違い、裏表などがあり、一人ひとりにできることを考慮しながら作業を割り振っています。利用者さんごとの細かな特性を理解できるようになったのは、現場で日々利用者さんと触れ合ってきたからこそです。これからも利用者さんとより深く関わって些細な変化に気付き、頼りになる職員を目指していきたいと思います。

先輩職員の仕事風景

「利用者さんから毎日かけてもらえる『ありがとう』に加えて、職員同士も協力し合うのが当たり前の環境なので、『ありがとう』が職場内で飛び交っています」(石谷さん)

学生の方へメッセージ

【沖さん】
自分の向き・不向きは、意外と自分では分からないものだと実体験から感じています。私は上がり症で小柄な体格なので、力仕事や会話が中心の福祉業界は向いていないと思っていました。しかし、施設見学で職員と利用者さんとの距離の近さに胸を打たれて「ここならやりたいことができるかも!」と直感したことが、今につながっています。最初から限定せずに企業研究を進めて、知らなかった業界に触れてみることで選択肢が広がると思います。

【平原さん】
介護や福祉の仕事は「人」と向き合う仕事なので、職場の雰囲気やそこで働く人を知ることがとても大切だと思います。私は企業研究中にインターンシップで職場の空気を肌で感じることを重視して、その場で自分がどう感じたかを判断基準にしていました。

【石谷さん】
私は事務職志望だったので、社会人になって最初に介護の現場で働くことになるとは考えていませんでした。しかし、利用者さんを介助する仕事にやりがいを感じ、事務職になった今もキャリアのつながりを実感しています。この経験から、最初から決めつけずに幅広く企業研究を進めることが、自分でも気付いていない特性や興味のある分野に出合えるチャンスになると思います。

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緑風会では、取材した3名のように福祉系の専門知識ゼロで入職し、施設での現場業務を経験した後に多様なキャリアを歩んでいる先輩が多く活躍している。

マイナビ編集部から

取材した3名は施設見学で触れた職場の雰囲気や人間関係、理念への共感など、それぞれのポイントで緑風会の魅力を感じつつ、最初は施設での現場業務を経験してからキャリアを形成していくという働き方に不安があったと正直に語ってくれた。しかし、実際に現場を経験して利用者一人ひとりを深く理解できたことが、事務や経理といった業務に移った今も活かされていると3名共に強調している。「事務作業として機械的に処理するのではなく、利用者さんの顔や何気ない会話の内容を思い出しながらパソコンを打っています」という取材中の言葉が印象に残った。

3名ともに福祉系の学部出身ではないので、専門知識や技術はゼロから学ぶことになったが、マンツーマンで先輩がサポートしてくれたことで着実に成長できたと、新人の頃を振り返る。多くの先輩が専門知識のない状態で入職し、自分が新人だった頃の悩みや苦労を理解した上で後輩をサポートしているという点は緑風会の魅力。加えて、自分の都合に合わせた休みが取りやすく、1日単位で細かく休みを取る職員もいれば、土日と合わせて9連休を取得した職員もいるそうだ。職場での温かなサポート環境にプラスして、プライベートを充実させられることも働きやすさにつながっていると言えるだろう。

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ラーメンが好きな方やアイドルが好きな方など、職員それぞれにプライベートでの楽しみをもっており、オフの時間を充実させられる環境が仕事にも好影響を及ぼしている。

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