最終更新日:2025/6/4

(株)メガ・テクノロジー

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 通信・インフラ
  • 専門コンサルティング
  • 受託開発

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

IT技術者の育成で、社会に貢献する会社

PHOTO

最先端技術の提供だけでなく、その知識・ノウハウを教育

創業以来、数多くの未経験者をIT技術者へと育成してきたメガ・テクノロジー。その事業内容に込められた想い、そして今後の展望について話を伺った。

(株)メガ・テクノロジー 代表取締役 
佐久間拓也さん

外部セミナーから再就職支援まで。IT技術者として活躍するチャンスを提供したい

私はプログラマーやシステムエンジニアといった技術職でキャリアを積み、1984年にITコンサルティング会社「コンピュータマネジメント」を創業し、独立しました。そこでさまざまな経験をしましたが、なかでも「定職に就けない」「帰郷した後の仕事探しに困っている」という方々の存在が強く心に残りました。その問題を解決したいという想いが強くなり、当社を立ち上げたのです。このような経緯で、2005年、「メガ・テクノロジー」はIT技術を駆使する社会貢献型企業として誕生しました。

当社はシステム開発、インフラ構築サービス、運用保守サービス、各種システムサービスの提供はもちろんですが、特に力を入れているのは教育事業です。一般技術者向けのオンラインセミナー「MTGカレッジ」や、セミナーを動画コンテンツとして販売するサイト「ITCoCo」を運営。IoT、ビッグデータ、ホワイトハッカー、ブロックチェーン、さらにはAIなどに関する高度な講義を提供していることが強みです。

さらに当社は、東京都から「離職者等再就職訓練」「求職者支援訓練」という2種類の職業訓練を受託しており、IT技術者の育成に努めています。これまでITとは全く関係のない業種で活躍してきた方にもチャンスを提供したいという想いで、再就職に役立つ技術のマスター、資格の取得を推進しています。訓練を修了した方々を当社自体も積極的に採用しており、多くの方々がIT技術者として新たな道で活躍しています。

IT技術者の育成と同時に、IT技術そのもののレベルアップにも貢献していきたいと考えています。時間の経過とともに技術も刻々と進化している業界ですが、常に最先端に立っていたいという想いがあります。特にAIなどは話題になっていますが、いまだ開発途上であるのが現実です。その中でも当社は時代に先駆けて、AIを用いた危険予測、生産効率改善につながるシステムを開発し、商品化。今では多くの企業に活用していただいています。

メガ・テクノロジーの魅力をご紹介します

実社会に通用するIT技術者の育成を通じ、社会に貢献していきたいという想いで設立された会社、それがメガ・テクノロジーである。

IT技術者として特に大事なのは人間力。ヒューマンスキルを磨いてほしい

IT技術者として大事なのは、知識や技術力はもちろんですが、何といってもヒューマンスキルです。ですから私は社員によく「エンジニアはサービス業」という話をします。どんなにすばらしい技術でも、お客さまにその良さを分かっていただき、感動していただかないことには何も始まりません。日々進化する技術を常に追いかけて勉強しつづける姿勢も大事ですが、人間としての魅力に磨きをかける努力も求められます。難しいですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。

当社では新卒入社の社員に対し、まず内定式で、そして入社後すぐにヒューマンスキル研修を行います。もちろん、プログラミングなどの技術を習得するための研修や支援制度も充実させていますが、同時にお客さまとの接し方も徹底して学んでほしいと思っています。そしてプログラマーやシステムエンジニアとしてキャリアを積んだ後は、プロジェクトマネージャーやコンサルタントといった、人を指導・統括する立場に就けば活躍の場が大きく広がります。

当社の勤務スタイルはリモートワークへと移行しつつありますが、それでもやはり求められるのがヒューマンスキルであることに変わりはありません。IT系の会社の仕事では、チームワークがとても大切です。パソコンに向かっている状態でも「その先の人と向き合っている」ことを忘れず、常に助け合う姿勢で仕事に取り組んでほしいと思います。レクリエーションの一環として行ってきた社内のゲーム大会などは、リモートに移行後も良き交流の場として定期的に行っていきたいと考えています。

社内だけでなく外部の方々を対象としたセミナーも、オンラインへの移行を進めています。ありがたいことに地方の方などの申込が増加しているのですが、あくまで受講人数は20名前後の少人数制を徹底しています。受講される方全てがスキルアップし、資格を取得するために重要なのは講師との密接なコミュニケーションですから、親身な対応をこれからも続けていきます。

メガ・テクノロジーの魅力をご紹介します

これまで数多くのIT技術者を育成してきたメガ・テクノロジー。ITのスキルやヒューマンスキルを習得するための研修、資格取得の支援制度が充実している。

海外でのIT教育、AIの商品化も実現。技術者の夢を応援する存在でありつづけたい

今後は教育事業に力を注ぎつつも、ソフトウエアやアプリケーションなどの開発・提供も一層充実させていきます。例えば、商品開発案件は札幌支社や宮崎支社が主導となり、リモート環境で東京の技術者が開発するなど、全社的な体制を構築しています。
さらに海外の進出も強化したいと考えておりますが、現在はコロナ渦で中断しています。コロナ渦が落ち着いたら、IT教育を海外にも積極的に広めていきたいと考えています。

ITの進化でビジネス環境が激変する今日、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく耳にするようになりました。企業へのDX支援も大きな社会貢献につながりますので、常に最先端の技術を提供していきたいと考えています。またAIに関しても、既に商品開発の実績があることを強みに、トップランナーを目指してさらなる開発努力を続けていきます。

当社の社員、そしてこれから入社される方々には、現状にとどまることなく常に向上心を持って、勉強しつづけてほしいと思います。当社には、同業他社がまだ手を着けていないような高度な技術を、実務の中で習得するチャンスがあります。さらにヒューマンスキルを向上させることで、人間的にも成長することができます。社員一人ひとりのレベルと当社の社会貢献度をさらに高めることが、技術者の夢をかなえる結果につながると私は信じています。

当社には年功序列の制度がなく、実力次第でいくらでもチャンスをつかむことができます。実際に30代で取締役に昇格した例もあり、そういった姿が他の社員のモチベーションになっているようです。コンピュータの進化によって、今後は生き残る職業が限られてきます。その中で確実に需要が高まるのは、まさにIT技術者。将来にわたり活躍できる舞台は既に用意されていますから、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいと思います。

メガ・テクノロジーの魅力をご紹介します

2005年創業の比較的若い会社であり、縦割りの組織ではなく、堅苦しい雰囲気もない。年次に関係なく実力次第で昇格できる、チャンスに恵まれた環境である。

企業研究のポイント

企業研究では、これまで学んできた分野にとらわれることなく、自分が素直に興味を持った仕事、将来性を感じた仕事に積極的に挑戦してほしいと思います。当社は技術職おいても、文系理系を問いません。これまでプログラミングを学んでこなかった方も、内定後の努力次第で技術は確実に身に付きます。実際に当社はこれまで数々の未経験者をレベルの高いIT技術者へと育成してきました。

プログラマーやシステムエンジニアを経て、プロジェクトマネージャー、コンサルタントといった立場に就く人に求められるのは、「伝える」ための言語能力です。お客さまや周囲の仲間の心をつかみ、信頼を勝ち得ることができる方ほど、活躍の場が広がる仕事です。
「専門職」という言葉から抱きがちなイメージにとらわれることなく、人間力に磨きをかける姿勢を持ってください。

PHOTO
お客さまに感動してもらうことが、次の需要を生み出すきっかけになる。優秀なIT技術者となるための条件として欠かせないのは、やはり人間的な魅力である。

マイナビ編集部から

佐久間社長が1984年に立ち上げたITコンサルティング会社「コンピュータマネジメント」。その宮崎支社として設立された場所は社会貢献型企業「メガ・テクノロジー」へと変貌を遂げた。仕事への意欲を持つ人にIT技術者としての就業チャンスを提供したいという、社長の熱い想いから誕生した会社である。創業当初から求職者に対しIT教育を無償で行っていたというから驚きだ。
今でもメガ・テクノロジーは奨学金制度(15万/月支給)があり、IT未経験に対しIT教育を無償で行っている。
2005年の創業以来、最先端技術を迅速に吸収するだけでなく、その知識・ノウハウを「教育」しつづけているメガ・テクノロジー。その内容はAIやブロックチェーンなどを含む高度なもので、同業の大手企業さえ追いつけないほどである。また、各セミナーを行う講師の質の高さにも定評があり、講義をオンライン形式に移行して以来、全国からの受講申込が後を絶たないという。まさに佐久間社長が強調する「ヒューマンスキルの重要性」を社員たちが真摯に受け止め、実践してきた結果といえるだろう。

PHOTO
IT企業にとって貴重な財産となるのは「人」である。リモートワークへ移行して仕事環境が変わっても、チームワークが重要であることに変わりはない。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)メガ・テクノロジーの取材情報