最終更新日:2026/2/12

社会福祉法人茨城補成会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 教育
  • 外食・レストラン
  • 幼稚園・保育園
  • 公益・特殊・独立行政法人

基本情報

本社
茨城県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

乳幼児から児童、成人まで。多様な人の暮らしに寄り添う仕事

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資格取得にもチャレンジ。成長し続ける若手たち

茨城町に根差した総合的な福祉サービスを提供する茨城補成会では、若手職員が輝きながら仕事に臨んでいる。入職以来、3名の先輩たちが挑戦してきた軌跡を追いかけてみる。

■宮本 愛梨沙さん(写真右)
あつまれガッツ村
文学部児童教育学科幼児保育コース卒/2020年入職

■川又 亮介さん(写真左)
ひぬまきっず
文学部児童教育学科幼児保育コース卒/2020年入職

■鈴木 志織さん(写真中央)
涸沼学園
コミュニケーション振興学部ヒューマンサービス学科卒/2020年入職

【宮本さん】チーフとして、私らしく。資格と経験がくれた自信

学生時代に幼稚園教諭と保育士の資格を取得しましたが、在学中に乳児院と障害者支援施設で実習を受けたことが転機となりました。その人の生活に寄り添い、支える仕事に深く共感したことで、障害者支援の道を志すようになりました。茨城補成会を選んだのは、児童から大人まで幅広い世代の暮らしに関われる施設だったことが、大きな決め手です。

現在は、20歳から60歳くらいまでの障害をお持ちの方が生活する障害者支援施設「あつまれガッツ村」で勤務しています。私は入所支援を担当しており、利用者さんの食事や入浴などの生活全般の介助をはじめ、日中活動として雑貨制作や内職作業など、生産活動に取り組む方のサポートも行っています。暮らしのあらゆる場面で関わる中で、一人ひとりへの愛着が自然と育まれていきます。私との関わりを通して、少しずつできることが増えていく様子を見ると本当に嬉しく、事業所での時間が自分の生活の一部になっていることを実感します。

私自身もさらなる成長を目指し、最近介護福祉士の資格を取得しました。仕事と両立しながらの勉強は大変でしたが、有休を活用してスクールに通わせていただけたことにはとても感謝しています。もともとは幼稚園での学びしかなく、先輩に相談したり自分で調べたりしながらの毎日でしたが、資格を通して正しい知識を身につけられたことで、「あのときの判断は間違っていなかった」と確信でき、自信にもつながりました。今後は、障害福祉に関する専門知識を深めながら、仕事の幅を広げていきたいと考えています。

経験ゼロから入職した私も、2年前にはチーフに昇格し、現在は4名程度のグループのまとめ役を担っています。後輩たちにも利用者さんを支援する楽しさを実感してもらえるよう、それぞれが主体性を持って取り組めるようにサポートしてきました。 これからも自己研鑽を重ね、ゆくゆくはリーダーとして、より多くの職員を支えられる存在を目指していきたいです。

先輩たちから一言

「教えられる側だった私もチーフという立場になり、後輩に教えることで自分の知識の再確認ができています。より信頼される職員になりたいですね」(宮本さん)

【川又さん】利用者さんの表現の力を信じて。プロジェクトリーダーとしての一歩

私も宮本さんと同じ大学で幼稚園教諭と保育士の資格を取得しましたが、茨城補成会での2度の実習を通して、障害のある子どもたちと触れ合ったことがきっかけで、茨城補成会に興味を持つようになりました。職員のみなさんの温かさや、児童との関わりの豊かさを肌で感じ、「ここで頑張っていきたい」と強く思ったのを覚えています。

入職後は、障害を持つ成人の利用者向けのグループホームで勤務し、2年目からは児童発達支援センター「ひぬまきっず」に配属されました。 ここは発達が気になる子どもたちを受け入れる通所施設で、2歳からの未就学児の支援や、小学1年生から高校3年生までを対象とした放課後等デイサービスを提供しています。私は"体操のお兄さん"のように、子どもたちと一緒に体を動かして遊ぶことが多く、運動を通して少しずつできることが増え、自信をつけていく姿を見るのが何より嬉しいです。児童発達支援で卒園式を行ったときには、普段は席に座っていられない子どもたちが、椅子に座って堂々と話を聞いている姿に感動しました。

最初は右も左もわからなかった私ですが、先輩方の丁寧な指導のおかげで少しずつ成長できました。1年前には、当法人の全拠点横断で進めている利用者表現活動プロジェクト「BeYOUndプロジェクト」のリーダーに抜擢されました。これは、絵やダンス、楽器演奏などを通して、利用者さんが自分自身を表現することを目的とした取り組みです。リーダーという役割は初めてだったため不安もありましたが、チームメンバーの協力や相談に乗ってくれる上司に支えられながら、無事に進めることができています。まだ本格的に始まったばかりの活動ですが、「今まで絵を描いていなかった利用者さんが、絵で自分を表現するようになった」という嬉しい声も届いており、少しずつ成果を感じています。これからもメンバーと力を合わせて、法人全体に広げていきたいと考えています。

また、私は先日チーフに昇格しました。今後は全体の動きを見渡し、後輩たちの目標となれるよう、さらなる自己研鑽を重ねていくつもりです。

先輩たちから一言

「今後はムーブメント教育・療法の上位資格取得を目指しています。職員が多いので多様な知見が共有できるのも刺激となっています」(川又さん)

【鈴木さん】子どもと向き合い、職員とつながる。広報部会長としての挑戦

福祉系の学科を卒業した私は、学生時代に児童発達支援事業所と、障害者支援施設で実習を経験しました。障害を持つ多様な人たちと関わることがとても楽しく感じられ、「子どもから大人まで幅広く支援できる場所で働きたい」と思うようになり、茨城補成会への入職を決めました。見学の際に職員のみなさんの明るい雰囲気が伝わってきたことも、入職の大きな決め手になりました。

入職後は希望通り、法人内の複数の施設で勤務を経験し、現在は福祉型障害児入所施設「涸沼学園」に所属しています。 ここでは、知的障害や自閉症を持つ高校3年生までの子どもたち約30人が生活しており、朝は学校へ送り出し、夕方からは宿題や遊び、明日の準備などをしながら、一緒に暮らしています。一人ひとりに合わせて個別支援計画を立てていくのですが、想像以上の成長を見せてくれる瞬間に出会えるのが、この仕事の何よりの喜びです。また、私たち職員は保護者のような存在でもあるため、学校行事にも参加します。入学式や卒業式、運動会、授業参観などで子どもたちから「先生、来てくれてありがとう」と声をかけてもらえることは、大きなやりがいにつながっています。

また、茨城補成会には職員が全員参加している“組織強化委員会”があります。私はその中の「広報部会」で部会長を務めており、内部広報を主に行っています。各施設の活動や職員の取り組みを紹介しながら、事業所間のつながりを深めることを目的としています。行事の様子や職員インタビュー、茨城県主催のフードイベントで3位に輝いた実績などを記事として発信。職員同士が他の施設の頑張りを知ることで、お互いの理解やモチベーションにもつながっています。

今後は、広報という枠を超えて、法人本部の人事部門とも連携しながら、人材確保にも関わっていきたいと考えています。採用活動のサポートを通じて、福祉の現場で働く魅力をもっと多くの人に伝えていくことが、これからの自分の役割だと思っています。部会長として、自らも成長しながら、他の職員が活躍しやすい土台づくりに貢献していきたいです。

先輩たちから一言

「入所後最初はひぬまきっずで勤務しました。この間、少しでも自分を高めようと前向きに努力し、働きながら保育士の資格を取得しました」(鈴木さん)

企業研究のポイント

企業研究の段階で事業や制度、社風などを詳しく調べたつもりでも、入社・入職してから“合わない”と悩んでしまう方もいると思います。それだけにまずは自分自身を知り、みなさん自身がやりたいことを明確にすることが大切です。その上で気になる企業が自分の目指す方向と合っているのかを調べていきましょう。

昨今はWeb会議システムが整備されたので、企業との接点が持ちやすくなりました。しかし、画面上で理解できる物事には限界があります。より深く知るためにも実際に職場見学に出かけ、人事担当や働く先輩に直接話を聞くのがより良い選択をしていくための近道となるはずです。インターンシップに参加するのも良いですし、当法人のように短期間の体験を受け付けている場合もありますから、気になる場所には積極的に問い合わせてみましょう。福祉施設の場合、夏祭りのような地域との交流の場に参加してみると、思わぬ発見があるかもしれませんよ。

介護福祉施設というと専門の学科出身者が働く場所だと思う方もいるかもしれませんが、周囲を見渡すと有資格者ばかりではなく、知識ゼロから頑張っている人材も少なくありません。少しでも興味を持った方は、企業研究を深めてみるのも良いと思います。
<人事担当 白石 ももよ>

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「まちをつくる」の企業理念のもとで、子どもから成人までの利用者、働く職員、そして地域の住民の全員が笑顔でいられる施設づくりに尽力している。

マイナビ編集部から

1954年の設立以来、茨城補成会では障害者福祉を中心とするサービスの提供に勤しんできた。法人の理念として掲げるのは「まちをつくる」。今回の取材では、複数の施設が集結する選択型福祉モール「HUMAN SOLUTION TOWN」を訪れたが、芝生広場も兼ね備えた広々とした敷地内に、老若男女を問わない利用者さまが集結し、穏やかに暮らしを営んでいる姿が印象に残った。

地域に密着した施設運営が同会の身上だけに、夏祭りなどを開催して地元の方を招待したり、反対に職員や利用者らが地域のイベントに積極的に参加して、地域とのつながりの醸成に意欲を燃やしている。町おこしという面でも大きく貢献しているようである。

今回の取材で登場してくれた先輩は、入職後に介護福祉士や保育士といった資格を取得した。聞けば、向上心あふれる周囲に刺激を受けながらさらなる高みを目指していく職員が多いのだという。同会にはポジティブな思いが循環する文化が根付いていると、取材を通して感じた。

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3名の先輩たちは働きながら確かな専門性を身につけるべく、資格取得にも積極的。アグレッシブに福祉業界でステップアップしていこうとしている。

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