富士フイルムBI沖縄(株)

学生時代はプログラミングなどITについて学び、将来的にもエンジニアとしてIT業界で活躍することをイメージしていました。しかし、学内で開催された企業説明会で当社に触れ、未経験からでも安心して挑戦できる充実の研修体制や、仕事を通じてクライアントの事業成長を加速させる業務内容に魅了されました。複合機の知識はなかったものの、思い切って飛び込み、現在に至ります。

入社後は社内研修で事業内容やグループ概要、社会人としての基礎的な知識を習得し、その後は神奈川の研修拠点で全国のメンバーと実技研修を受けました。さらに社内でのOJT研修を経て、次は大阪で同じく全国のメンバーと共に応用的な学びを獲得。専門的な内容のため簡単ではありませんが、再び学生生活に戻ったかのように仲間と共に楽しみながら切磋琢磨し、さまざまな知識や技術をスムーズに吸収することができました。

現在所属するサービス課の主な業務は、複合機のメンテナンス。不具合やエラーの発生時にクライアントのオフィスを訪問し、修理することで諸問題の迅速な解決に尽力しています。また部品交換などの定期的なメンテナンスを通じてトラブル発生を最小限に抑え、クライアントのビジネスを中断させないという役割も担っています。強い責任感が欠かせない仕事ですが、時にはトラブルの原因が特定できなかったり、すぐに返答ができなかったりと実力不足を感じることも。しかし、常に先輩や上司の温かなサポートがあったため、不安を感じることはありませんでしたね。

過去には県内の基幹病院の移転、開院に伴い、新設工事と並行しながら100台超の機器導入を行うという壮大な案件にも携わりました。医療関係者の業務効率向上はもちろん、その先の患者さんやご家族の顔が思い浮かぶなど、この仕事の社会性を強く実感することができました。

まだまだ勉強中ですが、入社2年目になり、今では不具合の内容を伺うことでその原因を想像できるようになってきました。今後は、ネットワーク環境などのサービス知識も身に付けることで総合的な対応力を向上させ、クライアントや社内のメンバーに頼られる存在を目指したいですね。

学生時代は琉球大学の工学部で、材料システム工学や応用力学などについて学びました。エンジニア系の就職を第一に考えながらも、業種や業界を問わない幅広い視点で就職活動を展開。当社については、技術的な素養だけでなくクライアントとの適切なコミュニケーションも求められることに、最初は少し不安がありました。しかし、それ以上に先輩方のフランクで温かな雰囲気や社風、長期間にわたる社内外の研修などゼロから安心して取り組める充実した教育制度に後押しされて入社を決めました。

入社後は質の高い研修制度と先輩方の心のこもったサポートに支えられ、知識ゼロから現場経験を経て成長。富士フイルムビジネスイノベーション製の複合機等を対象としたメンテナンスエンジニアとして7年間の経験を積み、その後システム課に異動となり現在に至ります。

システム課はサーバーやネットワークといったインフラに関する提案や保守、ルーターやスイッチの販売などを担っており、「社内を無線化したい」「新たなネットワークを構築したい」といったクライアントから寄せられるご要望に日々真摯に対応しています。新オフィス開設に伴うインフラ全体の構築や、既存オフィスのリプレイスなどさまざまな案件があり、個々の状況に応じた最適解を導き出すタフな業務です。さらに保守期限が切れた他社製品を当社製品へと入れ替えたり、優位性の高い当社製品をおすすめしたりといった営業的な要素もあり、複合的なソリューションの中からクライアントに最も貢献できるものは何かと常に考えています。自ら実装も行うことができるテクニカルな面に面白さも感じていますね。

その反面、仕事を通じて改めて学び直すことも多く、自己研鑽に励み、進化を続ける機器や情報に対応しながら自己成長を目指す必要がありました。「業務効率が驚くほど向上したよ」といった感謝の声を直接いただく機会があると励みになりました。

今後はAI などの先端技術を取り入れながら自らの業務を効率化させ、サービス品質向上と個々の対応時間減少を両立し、顧客貢献の最大化を実現できるよう技術を磨き上げていきたいと思っています。

大学時代は地域環境政策学科に所属し、経済発展と環境保全の両立や、観光や金融、海洋生物などについて学びました。将来の明確な方向性が定まらぬまま就職活動をスタートし、業種業界を問わない多様な企業説明会やインターンシップに参加。「営業はノルマに追われて大変そう」というイメージがあり敬遠していたものの、当社のインターンシップに参加した際に感じた企業風土や先輩方の人柄に魅了され、「ここしかない」と直感し入社を決めました。

新入社員研修ではグループの事業や全体像、ビジネスマナーなどを学び、その後は大阪で全国のメンバーと共に営業の基礎知識やマインド、実務スキルやコミュニケーションスキルなどを学びました。他府県メンバーのハイレベルさに自信を失うこともありましたが、周りの同期に相談したり、それぞれの考え方に刺激を受けたりしながら乗り切ることができました。

3か月に及ぶ充実した研修を終えたのち、7月から営業職としての業務をスタート。研修内容の全てが身に付いている訳ではなく、かつ毎日の実務が新人研修の応用編のような複雑さで大変な部分もありましたが、先輩や上司の驚くほど温かなサポートに「入社前の直感に間違いはなかった」と改めて感じました。

営業職は新規顧客開拓と既存顧客対応に分かれますが、わたし自身は既存顧客を担当。電子化やペーパーレス化を実現する複合機の新規導入やリプレイスに向けたアプローチを行うほか、業務環境改善や業務効率向上に向けたソフトウェアの単体提案や複合機との連携まで、顧客の課題を解決する総合的なソリューションを提案しています。多彩な顧客を担当することから普段触れることのない貴重な情報を得たり、その業界ならではのお話を伺ったりと得られる知見に限界はありません。訪問を重ね、交流を重ねることで信頼関係も深まり、複合機単体の導入予定が総合的なソリューション導入に自然な流れでアップセルしたことも。「お蔭で導入コストを遥かに上回る経費削減ができた」というお喜びの声は本当に嬉しかったですね。これからも学び続け、自らを優しく温かく導いてくれた先輩や上司、そして会社に結果で恩返ししていきたいと思います。