三井倉庫九州(株)【三井倉庫グループ】

ドキュメント処理業務は、海外から送られてくる輸入データを元にシステムを通して編集、税関申請等を行った後でコンテナ貨物到着通知を荷受人様へ発行します。基本、情報のやり取りは海外となりますので英語で行います。数字・文字どちらも１字も間違ってはいけない業務ですので、正確かつスピーディーにこなせるよう心掛けています。ハズバンディング業務は寄港した船の船長の代わりに様々な申請業務を行います。船のスケジュールを船長とやり取りし、船社や前後の港代理店、他船代理店と情報交換や打ち合わせをし、船の停泊位置の手配、入出港に必要な申請手続き、離着岸に必要な水先人やタグボートなどの手配を行います。自分のミスで船が入出港できなくなるので大きな責任が伴いますが、無事に出港していく姿を見届けると達成感を感じます。

海外から届いた輸入データを管理し、実際にその貨物を乗せた船が入港し、新しい貨物を載せて出港して行く。自分が関わっている輸出入が実際に行われている様を目の当たりにし、なんだかすごい事をしているような気分で船の入出港を見守っています。出港の瞬間は何回立ち会っても感動を覚えるもので、大きな達成感を感じることができますが、船のことなど何も分からなかった最初の頃は船のスケールや業務の細かさ、把握するべき情報量の多さに圧倒されました。海・船・荷役作業など、環境や状況が毎回同じではないので毎日が勉強ですが、繰り返す度にできることが増えていくのも私の喜びの一つです。

大学では英語を専攻しており、その頃から物流にも興味があったので「英語＋物流」で仕事を探していました。
九州県内で働きたかった私は、国内のみでなく海外ともやり取りのある物流会社に目をつけ、数社にエントリーしました。
他社との大きな違いは面接内容でした。参考書に載っている様な硬い質問のみでなく、私自身の経験や考えに重きを置いた質問がたくさんあった面接だったため、
リラックスして話すことができ、手ごたえも一番ありました。それはアットホームな雰囲気を作ってくれた会社・面接官のお陰だったと思います。
そんな雰囲気に自然と惹かれ入社を決意致しました。

大学2～3年生の時期に留学をしていたため日本に居る学生に比べてとても遅れをとっていました。
不安でいっぱいの就活でしたが「自分は他人がやっていないこれをやった！」と自信をもてる何かを持っていれば
全面に押しだしてアピールすべきだと思います。遅れていても強みを生かせる会社がきっとあるはずです。