最終更新日:2026/4/28

冨士食品工業(株)

  • 正社員

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 受託開発

基本情報

本社
山梨県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

未経験から製造のプロへ。アイスづくりの最前線で成長する若手たち

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アイスづくりの裏側で見つけたやりがい

冨士食品工業では理系文系を問わず、モノづくりの最前線で活躍できるチャンスを提供している。3人の若手社員の成長の軌跡から、全国各地にアイスクリームを届ける仕事の醍醐味を浮き彫りにする。

T.H.さん(写真左)
生産部製造課 機械オペレーター
経済学科卒/2021年入社

S.H.さん(写真中央)
生産部製造課 工程管理
生命環境学部地域食物科学科卒/2024年入社

R.W.さん(写真右)
生産部製造課 機械オペレーター
工学部工学科卒/2025年入社

【T.H.さん】製造ラインの責任者として、モノづくりを究めていく

地元・山梨での就職を考えていた私にとって、冨士食品工業は子どもの頃から馴染みある企業でした。実際、小学生の頃には社会科見学で当社の工場を訪問し、アイスができる工程にワクワクした思い出があります。親近感を覚えていたのでエントリーしたところ、出会った社員の人柄の良さに心惹かれるものがあり、ここで頑張っていくことを決めました。

以来、文系出身ながらも棒アイスのラインの機械オペレーターとなり、規格通りの製造を実現するために各種機械の設定や操作、監視などのほか、安定稼働のためにメンテナンスなども行うという毎日を送っています。最初の1年間は研修期間に位置付けられていましたが、先輩の支援を受けながら早期にアシスタントとして機械に触れるようにもなりました。最初はどう調整すれば仕上がりの良し悪しが変わるのかがわからず、戸惑うこともありましたが、丁寧に支えてくれる先輩のアドバイスを丹念にノートに書き留めながら、手探りでノウハウを身に付けていきました。

当時、強く印象に残っているのは、新製品の生チョコレートバーを製造したときのことです。溶けやすい生チョコの調整に手間がかかり、先輩たちとともに長期間の試行錯誤を重ねました。私が独り立ちしてからもトラブルが続いたので、ライン担当の責任者として依頼元のメーカーさまと直接交渉を重ね、生チョコを溶けにくい仕様にしてもらうといったことも行いました。

経験を重ねた現在は、担当ラインに関しては私が“社内で一番知っている”レベルとなり、何かあれば真っ先に私が駆けつけてトラブル解消に努めています。同じラインでは7~8人のパートや派遣社員が働いていますが、作業しやすい環境づくりも私の大切な役割のひとつ。言葉遣いや表情、話し方に気を付けて、全員が楽しく仕事に没頭できる環境づくりには特にこだわっています。

入社5年目となって機械について詳しくなったかと言えば、まだまだ足りないことも多く、一人では解決できない問題にもしばしば直面しています。どんな事態が発生したとしてもどっしりと構え、私がいれば何でも解決できる存在となれるように自分自身に磨きをかけていくつもりです。

活躍する先輩社員たち

ライン内でも責任ある立場を担っているT.H.さん。業務提案制度を通してラインの改善にもチャレンジするなど、より良いモノづくりを主体的に進めようとしている。

【S.H.さん】チームを束ねる工程管理を手がける。先回りして声をかけることを意識

大学で食品科学を専攻した私は、生まれ育った山梨県の食にかかわる企業を目指して就職活動を開始しました。冨士食品工業に関しては「1DAY仕事体験」に参加させていただいた際、若手ながら品質管理に携わっている姿に共感したことが、志望のきっかけです。食品マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」を2011年に取得するなど、国際的な基準に挑んでいく企業姿勢にも魅力を感じ、入社を決めました。

入社以来、製造課の中でも工程管理を専門としてきました。棒アイスを製造するラインに所属して、仕上がりのチェックや検品などの実作業に携わりつつ、各作業者のマネジメントを行うのが工程管理の役割です。ライン全体の状況をとらえた上で、どこに人を配置するかを決定したり、トラブルが発生したときには率先してフォローに回ったりしながら、ラインの最適化に努めています。

作業の状況は刻一刻と変化していきます。ふとした変化が発生したときに一瞬で判断して、先回りして対応する必要があるのですが、私はどちらかというと考え込んでしまうタイプでしたので、最初の頃は上手く行動できず、戸惑うこともありました。それでも先輩たちに質問すると快くサポートしてくれたおかげで、一歩ずつ疑問を解消できました。

私が所属するラインでは少なくとも10人が働いており、責任者である工程管理として、一人ひとりとコミュニケーションを重ねて状況把握することを大切にしています。仕事の話のみならず、普段から気軽にプライベートの話題を振るなど、何かあったら真っ先に頼ってもらえる関係を構築し、円滑な仕事につなげることを意識しています。先日は北海道に旅行に出かけたのですが、みんなで頑張って製造した現地のローカルチェーン向けアイスが店頭に並んでいる様子に感動しました。

原料を凍らせて製造するというアイスの製造は、一見するとシンプルに思えますが、実は細かな品質管理がされています。FSSC22000に準拠するべく書類の作成なども多く、非常に奥が深いと思わせられています。まずは工程管理を究めるのが先決ですが、いずれは品質管理担当として活躍できるように、これからも自分を高め続けていくつもりです。

活躍する先輩社員たち

S.H.さんは同僚との交流を楽しんでおり、会社がチャーターしたバスに乗って豊洲の海鮮料理を味わったことも。社員同士の親睦を深める機会が多いのも同社ならではだ。

【R.W.さん】1年目から機械オペレーターに挑戦。トライ&エラーの中で成長し続ける

大学では工学を専攻していた私ですが、所属していた学科が医療や人体、芸術などを融合させて工学を捉えていく方針だったこともあって、人工知能を使った音楽の楽譜生成を研究していました。情報系に親和性が高い研究でしたので、アイスクリームを製造する当社はまったくの異分野でした。

それだけに、入社後1か月間の新人研修では非常に多くの学びが得られました。会社のルールや社内の各部署の業務を学んだのですが、その中で感じたのは冨士食品工業という会社のチームワークの良さ。工場内のライン間はもちろん、資材の発注をする総務部、機械のメンテナンスを担う工務部などとの連携もスムーズで、横のつながりの強さが当社の強みなのだと実感しました。

配属後はカップアイスのラインの機械オペレーターとして、約1年間にわたるOJT教育を受けています。朝はいち早く出社して機械を動かす準備をして、製造開始後はアイスの仕上がりを見ながら各種微調整を繰り返しています。目標数の生産が終わったら、次に生産に向けての準備に取りかかります。アイスの特性によって設定も変わりますので、準備も大事な仕事のひとつです。

機械については知らないことばかりでしたが、周囲の先輩に聞けば細かく教えてくれるのがありがたい限りです。また、情報系の研究でトライ&エラーを繰り返して正解に近づけていくという研究を繰り返していたおかげで、機械に関する疑問を振り返り、解決策を導き出していくことが自然と実践できているのだと感じています。

担当ラインではソフトクリームも製造しているのですが、ある日、コーンを落とす機械が故障してしまい、ラインが稼働しないという緊急事態が発生しました。先輩が応急処置として別のラインから部品を持ってくることで復旧させていましたが、私ではまだそこまでの発想には至りません。もっと多くのことを学ばなければいけないと痛感させられた一件でした。

それでも入社した段階に比べればできることも増えており、不良品が発生したラインの改善にいち早く貢献できる場面も増えました。少しずつ成長を遂げている自分がいることがやりがいにつながっています。もっと機械や製品ごとの特性を体系的に把握して、製造により貢献できるオペレーターとして飛躍したいと思っています。

活躍する先輩社員たち

昔から製造ラインにいたかのように、温かく迎え入れてくれる社員がそろっているとR.W.さんは語る。おかげで不安を感じることなく仕事に向き合うことができている。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • T.H.さんが感じる職場の雰囲気
  • S.H.さんが感じる職場の雰囲気
  • R.W.さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

当社では理系出身者のみならず、文系出身者も技術の最前線で活躍しています。未知なる物事に対しても意欲を持ってチャレンジできる人ならば、どんな背景を持っていても大丈夫です。1か月間の新人研修、大手メーカー工場での外部研修、1年間にわたるOJT教育などを通じて、学ぼうという意志にとことん応えていきます。

おかげさまで当社は創業65年を超える年月を積み重ね、現在の工場も30年以上の長きにわたって稼働し続けています。歴史に裏打ちされたノウハウを有する一方、改善の余地がある手法が残っている部分もありますので、これから入社する新人が問題提起して、より良い環境に変えていってほしいと期待しています。

成長の過程では迷うこともあるかもしれませんが、上長との1on1の面談の場を定期的に設けるほか、私たち人事担当がメンターとして、業務とは異なる客観的な視点から新人をバックアップする体制も構築しています。社内の各所に支えてくれる人がそろっていますから、安心して入社してください。
<採用担当・上野さん>

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採用担当者のお二人が直接、新人をバックアップする制度が2024年4月からスタート。少しでも不安なく社会人生活が送れるように、多角的な支援を行っている。

マイナビ編集部から

冨士食品工業は大手メーカーなどのアイスクリームのOEM製造を手がける企業として、70年近い歴史を積み重ねてきた。取材では3人の製造担当者に話を聞いたが、会話の中で出てきたアイスのブランドには著名なものも多く、まさにアイスクリーム業界で広く活躍している企業だということが伺えた。先輩たちも社会のあちこちで見かけるアイスクリームづくりに誇りを持って挑んでおり、影響力の大きさが働く上でのモチベーションとなっていることもよく伝わってきた。

自主性を尊重する組織だけに、正社員やアルバイトも含めた全社員の提案を受け入れる「改善提案制度」を導入している。製造の手法のみならず、モノの種類や位置を変えるといった小さな提案も受け入れており、優れた改善であれば報奨金が支給されるという。

普段から風通しが良く、担当業務の枠を超えたコミュニケーションが活発であるため、和気あいあいとした社風が自然と根付いている。社内イベントも数多く開催されており、花見やレクリエーション、社員旅行などで部署の枠を超えて気軽に交流を温めているという。人と人の関係性の良さも同社の自慢なのだと、取材を通して感じることができた。

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本社と工場は山梨市に構えている。異動することなく、同じ場所で働き続けられることが、社員の安心感につながっている。

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