企業について調べる際、事業分野や職種、仕事内容に注目する人は多いでしょう。「そこでどんな仕事ができるか」はもちろん大切なポイントです。加えて、おすすめしたいのは「その会社がどんなつながりを持っているか」もチェックすること。誰と連携しているのか、お客様はどんな人たちなのか。これらの点によって、同じような事業をしていても、実際に携われる仕事は大きく変わります。
例えば、当社は東亜道路工業グループの一員として、グループ企業同士で強い横のつながりを築いてきました。さらに、それぞれの企業が協力会社との縦のつながりも持っています。横と縦のつながりによって、社会の変化にも柔軟に対応し、多様なニーズに応えることが可能です。
2024年1月の能登半島地震では、道路の復旧の依頼が急増しました。この時も、迅速に連携できるつながりがあったおかげで、社員の負担を過度に増やさず、他社の力も借りて社会の需要を満たすことができました。つながりの強みを活かせば、社員は幅広い案件に挑戦する機会を得られます。
一方、お客様についても、公共と民間のどちらが多いかで仕事の中身は異なります。当社のように自治体の案件の比率が大きければ、公共性の高い仕事に多く携われます。公共工事を任せていただけるのは、実績と信頼の証ともいえます。このように一歩踏み込んで企業をリサーチしてみてください。(高地友樹さん/総務部)