最終更新日:2025/12/23

島田理化工業(株)【三菱電機グループ】

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • コンピュータ・通信機器
  • 精密機器
  • 重電・産業用電気機器

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

営業、機械設計、システム・電子設計に取り組む若手社員3名の挑戦と成長の軌跡!

  • 機械系 専攻の先輩

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顧客に寄り添う提案力、技術力が強み!働きやすい環境も魅力!

三菱電機グループの一員として、電子・通信機器や産業機器の開発・製造・販売を手がける「島田理化工業(株)」。同社で活躍中の若手社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについて伺いました。

■安藤 謙汰さん (写真中央)
 パワエレ営業部 東日本パワエレ営業課
 2024年入社/法学部卒

■古谷 涼太郎さん (写真左)
 電子システム技術部 機械技術課
 2023年入社/工学部卒

■青木 和広さん (写真右)
 電子システム技術部 システム技術課 
 2020年入社/理工学部卒

【営業】大切なのはお客さまへ徹底的に寄り添い、ニーズを正確に把握すること!

大学1、2年生の頃は工学部で電子回路やプログラミングの勉強をしていたのですが、どうしてもプログラミングに興味が持てず、3年生への進級を機に法学部へ転部。法学部では憲法の勉強に力を入れていました。企業研究では幅広い業種・業界の会社を見て回っていましたが、もともと理系だったこともあり、自分が製造業に魅かれていることを改めて実感。当社の役員から「会社の未来を担える人材に成長してほしい」と期待の言葉をかけてもらったこともあり「この環境で頑張ってみよう」と、入社を決めました。

2024年4月に入社後、まずは約2カ月間の新入社員研修を受けました。最初の1カ月間は本社で基本的なビジネスマナーや会社の概要を学び、ゴールデンウィーク明けからは同じ敷地内にある工場へ。製造現場に入り、機械加工や組立を体験することで、製品がどのように形づくられていくかを理解することができました。また、研修中には実際の会議に参加して、各部署の責任者が議論する姿を目の当たりにする機会も。先輩方が真剣に向き合う姿を見て「この会社に入ってよかった」と心から感じましたね。研修終了後は東日本パワエレ営業課に配属。現在は北関東エリアを中心に「高周波電源」の営業を担当しています。高周波電源は家庭用IHクッキングヒーターの工業版ともいえる装置で、金属を非接触で加熱できるのが特徴です。自動車部品の焼鈍の工程をはじめ、食品や医療機器など幅広い分野で活用されています。

営業スタイルとしては既存のお客さまへのルート営業や反響営業が中心ですが、常に心がけているのは「お客さまへ徹底的に寄り添い、ニーズを正確に把握すること」です。最初の段階で誤解があると製造工程で大きなロスにつながるため、ニーズや仕様を徹底的に確認。高周波電源に詳しくないお客さまも多いため、「何ができて、何ができないか」を丁寧に説明するようにしています。やりがいを感じるのは、何といっても受注が決まった瞬間ですね。なかなか契約に至らなかったお客さまに対して粘り強くコミュニケーションを重ね、最終的に注文をいただけたときには大きな達成感を得ることができました。今後はお客さまに信頼される営業パーソンへと成長できるよう、説明力に磨きをかけていきたいと考えています。
<安藤さん>

先輩社員の横顔

安藤さんは東日本パワエレ営業課の一員として、自動車関連会社を中心に約10社を担当。研修を通して仲良くなった同期とは今でも頻繁に連絡を取り合っているという。

【機械設計】導波管の筐体設計を担当。製造現場に足繁く通い「つくりやすい設計」を追求!

学生時代は工学部で動力機械工学を専攻。基礎科目のほかにエンジン設計や車両構造力学などの専門科目を学び、卒業研究では「消防車の安定制御」の研究に取り組んでいました。こうした背景もあり、企業研究では自動車関連業界を中心に会社選びを展開。数ある企業の中でも当社に興味を持ったきっかけは、電気自動車のワイヤレス給電装置の実用化に向けた取り組みを進めていることを知ったからです。「走りながら充電するシステム」のような最先端の技術開発に挑戦したい、CO2削減にもつながる社会的意義の大きい開発プロジェクトに取り組みたいと思い、入社を決意しました。

2023年に入社後は約2カ月間の新入社員研修を経て、電子システム技術部の機械技術課に配属。現在は防衛関連の案件を中心に、艦船に搭載される「導波管」の筐体設計を担当しています。導波管は中が空洞の金属部品(材質はアルミや銅)で、特定の周波数の電磁波を効率的に伝送し、情報を伝達する機能を担っています。導波管はケーブルよりもはるかに大容量の情報を伝達できますが、船舶の形状やほかの設備の配置に合わせて最適化した設計を行う必要があります。また、寸法のわずかな誤差や、表面処理の精度が周波数特性に影響を及ぼすため、コンマ1ミリ単位の加工精度を前提とした設計が求められます。設計にあたっては机上でCADに向き合っているだけでなく、工場に何度も足を運び、製造現場の知見を取り入れることで「つくりやすい設計」を追求していきます。現場からのレスポンスを直接得ながらスピーディーに検討を進められるのは、同じ敷地内に本社と工場を構える当社ならではの強みといっていいでしょう。

普段から心がけているのは、毎日一つは何か新しいことを覚えること。そして、それを知識として定着させるために細かくメモを取り、振り返りを行うことです。お客さまの要望に応じた形状の製品を無事に納品できたとき、特に難しい仕様をクリアできたときには大きなやりがいを感じられますね。今後は防衛以外の案件にもチャレンジし、知識・技術の幅を広げていきたいと思っています。将来的には「わからないことは古谷に聞けば大丈夫」と、後輩社員に頼ってもらえる人材になりたいです。
<古谷さん>

先輩社員の横顔

導波管の筐体設計に取り組む古谷さん。趣味は社会人になってからはじめた筋トレ。休日はジムで汗を流しつつ、社員寮での生活を楽しんでいるという。

【システム・電気設計】高周波特有の“予測しきれない振る舞い”を制御する技術を磨く!

学生時代は理工学部で、物性系の電磁気学を専攻。研究室ではEL(電界発光)素子を作成し、電圧をかけて輝度を測定したり、発光に至るプロセスを解析したりする研究に取り組んでいました。企業研究では電気設計に携わることのできるメーカーを中心に会社選びを展開。当社を選んだ理由としては、都内の実家から通いやすい立地に加え、本社と工場が隣接していて設計と製造が柔軟に連携しながら仕事を進められる環境に魅かれたことが大きかったですね。会社そのものの歴史が長く、落ち着いた雰囲気のなかで仕事ができることも魅力的でした。

現在は電子システム技術部システム技術課の一員として、人工衛星や防衛関連機器向けの高周波モジュールならびに試験装置の構想設計から電気設計までを担当しています。お客さまからいただいた仕様書を設計図に落とし込んでいくのが私の役割なのですが、この仕事の難しさは、高周波の世界に特有の“予測しきれない振る舞い”にあります。特定の周波数成分だけがほしいのに倍周波や分周波が現れたり、想定外の遠い周波数がどこからともなく回り込んで見えたりすることがあるんですね。

こうした振る舞いが認められた場合でも仕様を満たすことができるよう、ある種の“定石”に基づいて、フィルターをかけて不要成分を落としたり、“ケアの余地”を組み込んだりするわけですが、それでも突如として変な信号が現れるのが高周波設計の難しさ。経験がモノをいう世界ではありますが、過去の図面から「なぜここに、この回路要素を入れているのか」を読み解き、先輩の設計思想を学ぶことができるのは、この仕事ならではの面白さだと考えています。また、製造・試験の現場とも頻繁にやり取りし、フィードバックを反映しながら設計を磨いたり、英語のデータシートを読み解いて設定条件を詰めたりと、試行錯誤を重ねることができるのは当社の魅力といえますね。設計書が完成し、社内の設計審査を通過したときや製品を無事に納入し終えたときには、大きなやりがいと達成感を感じられます。今後の目標ですが、まずは案件を一人で完遂できる実力を身につけられるよう、経験を積み重ねていきたいと考えています。そして、将来的には後輩の育成にも携わってみたいですね。
<青木さん>

先輩社員の横顔

「高周波は匠の技がモノをいう奥深い世界」と語るのは、高周波モジュールや試験装置の構想設計~電気設計に携わる青木さん。休日は自宅でゆったり過ごすことが多いという。

企業研究のポイント

企業研究というと「志望企業の情報を集めること」に目が行きがちですが、それだけでは十分ではありません。自分自身の価値観と、その企業が大切にしている理念や考え方が重ね合ってはじめて、心から納得できる選択につながるからです。その意味で、学生の皆さんには、企業研究に入る前に「自分は何をしたいのか」「どんなキャリアや人生を歩みたいのか」をしっかりと見つめ直していただきたいと思います。自分のことは普段から考えているつもりでも、意外と深く掘り下げられていないことが多いものです。あらためて時間を取って「自己分析」を行ってみましょう。ポイントは、これまでの人生で大きな転機となった瞬間、強く心が動いた経験を振り返ること。そこから、自分が大切にしている価値観や判断基準が見えてくるはずです。

また、企業や商品の知名度、周囲の評判といった表面的な情報に流されず、「自分のやりたいこと」と「その企業で本当に実現できること」を照らし合わせることも大切です。インターネットで調べるだけでなく、実際に職場を訪問し、先輩社員の声を聞くなど一歩踏み込んだ情報収集をしてみましょう。
<人事担当 島村さん>

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「自分の強み・弱みなど企業研究に直結する部分だけでなく、人生や仕事に対する価値観を理解した上で、納得できるキャリアを選んでいただきたいですね」(島村さん)

マイナビ編集部から

マイクロ波・ミリ波技術および高周波誘導加熱技術(IH)を中核として、艦船・航空機に搭載されるレーダー用機器や人工衛星搭載用のコンポーネントなどの電子・通信機器、高周波電源や非接触給電システムといった産業機器の開発・製造・販売を手がける「島田理化工業(株)」。

今回、営業、機械設計、システム・電気設計の各分野で活躍中の若手社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、若手のうちから着実に力を磨き、すでに現場の第一線で活躍されていることだった。こうした成長が可能なのは、新入社員研修や配属後のOJTをはじめとする充実した教育・研修制度の存在に加え、先輩社員が惜しみなく知識や経験を共有し合う風土など、会社全体に「人を育て、挑戦を後押しするカルチャー」が根付いているからこそだろう。まさしくここに1946年の創業以来、約80年にわたって成長を続ける同社の強さの源泉を見て取ることができるのではないだろうか――。筆者へ活き活きと語ってくれる3名の姿から、働きがいを感じながら楽しそうに仕事へ取り組んでいる様子が強く伝わってきた。

製造業・ものづくりに興味関心をお持ちの方はもちろん、三菱電機グループならではの安定した経営基盤のもとで安心してチャレンジしたい方、そして、若手のうちから飛躍的に成長したい方に情報収集をおすすめしたい会社である。

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調布市柴崎の本社。「技術、創意、サービスで活力ある豊かな社会を実現する」を企業理念に掲げ、マイクロ波・ミリ波、パワエレ技術の可能性を追求し続ける。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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