多くの企業が存在する中で、社名が与えるイメージがあると思います。イメージはそのまま会社の中身と一致するとは限らないということをまず知ってほしいと思います。たとえば、ダイハツ広島販売は社名に掲げているように、ダイハツ車を販売する会社です。けれども、お客さまに信頼されることで初めて販売につながります。売上台数を追い求める仕事ではなく、成約までの過程こそがやりがいであり、購入後もお客さまのライフスタイルの変化に対応した的確な車種の提案を通して、あたたかな信頼関係が続きます。ここに営業職の醍醐味が隠れています。
業界や企業を知ろうとするときは、社名から得られる印象だけで仕事内容を判断せず、事業内容や仕事内容を詳しく調べてみてください。そして、その仕事の中身や本質の部分に触れることで、具体的な仕事内容ややりがいが見えてくることがあります。さらに長く勤務できる環境が用意されているのかにも注目した上で、企業のホームページで公開されている働き方のデータも参考に、客観的な数字や実績を把握し、企業研究を進めてください。
(組織人事室室長 近藤豊彦さん・大亀美友さん)