最終更新日:2025/6/3

ダイハツ広島販売(株)

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車販売・自動車関連)

基本情報

本社
広島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

大切なのは自分らしさを発揮すること。真摯な姿勢がうれしい結果につながっていく!

PHOTO

働きやすさを実感できる社風と社員満足を追求した福利厚生

広島県全域でダイハツ車の販売ネットワークを築いているダイハツ広島販売。社員のみなさんの声を通して仕事の向き合い方に注目し、得られた成果や福利厚生についても紹介しよう。

■有友正和さん(写真中央)
1994年入社
神辺グラン店 店長
九州龍谷短期大学 保育科卒

■檀上敬弘さん(写真左)
2008年入社
神辺グラン店 係長
広島経済大学 経済学部卒

■長門佑佳さん(写真右)
2020年入社
神辺グラン店 営業スタッフ
愛媛大学 法文学部卒

つくりたいのは「雰囲気の良い店舗」。誰もが話しやすい風土のもと、個人の力を最大限に発揮できる環境を

■保育士や整備士のキャリアを経て、店長へ
保育士を2年経験したのち、ダイハツ広島販売に整備士として入社しました。当時の店舗の社員数は4名ほどで、9年後にプレイングマネージャーに就任したのをきっかけに、営業職を担うようになりました。その後、本社の保険推進室の室長や、地域に住むみなさんと当社とのふれあいの場をつくるための「つながる推進部」でイベントの企画にも携わりました。現在は約18名のスタッフが活躍する神辺グラン店の店長として店舗運営に取り組んでいます。目指しているのは「雰囲気の良い店舗」。年次やポジションに関係なく、社員同士で話がしやすい雰囲気をつくることができれば、個人の能力をのびのびと発揮でき、仕事の楽しさや喜びも実感できると思っています。

■社員全員でアイデアを出し合ったイベントは大成功!
店長としてこの店舗に就任した1年目、社員もお客さまも楽しめることをしたいね!という話になり、社員全員でアイデアを出し合って初めて企画したイベントが夏祭りでした。店舗の外にテントを張り、アウトドア仕様のダイハツ車を展示。ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」を搭載した車種の体験会を実施したり、スーパーボールすくいや射的など、ご家族で楽しんでもらえるコーナーを設置したり、大盛況のイベントになりました。自分たちで企画したイベントだからこそ、絶対に成功したいという熱意が社員の表情に現れていたのも印象的でしたね。店舗での業務はもちろん、いままでの経験はすべて現在の仕事に役立っています。保育士の仕事は「みんなをまとめる」意識につながっていますし、保険推進室での仕事はさまざまなエリアの店舗で働く社員と情報を共有し、信頼を築いていくことで、社内ネットワークを広げることができました。心がけているのは社員が笑顔でいられるような環境をつくること。社員が笑顔で働いている店舗はお客さまも質問をしやすく、購入にもつながっていくと思っています。どの仕事も常に楽しいことばかりではありませんが、苦しいことにも向き合えば、その先は楽しいことがちゃんと待っている。そんなことを実感してもらえるような環境をこれからもつくっていきたいと思います。
(店長 有友さん)

仕事中のワンシーン

「新人・若手社員にはダイハツ広島販売の仕事を通して楽しいことを見つけてほしい。どんな経験も将来の成長につながっていくと思います」と店長の有友さん。

お客さまの目線でコツコツと中古車の存在をアピールし、入社以来の累計売上台数1,000台を突破

■手づくりの広告宣伝物で中古車の販売を促進
ダイハツ広島販売は、新車のほかに中古車も扱っています。神辺グラン店は中古車販売の認知度が低く、なんとか売上を伸ばしたいという思いがありました。新車購入が目的で来店されるお客さまに中古車も販売していることを知らせたいと、同じ店舗の仲間と一緒にアイデアを出し合いながら、試行錯誤して考えたのは「お客さまは商談中や商談の時間を待っている間、どこを見ているのだろう」という視点。店内から見えるのは店舗の外に展示されている中古車の後ろの部分で、フロントは見えません。そこで、後ろに取り付けているナンバープレートに「こちら、中古車です」と手書きで描くことにしました。さらに、店内でも中古車の情報を発信。店内に入ってすぐの場所に設置されているイーゼル型ディスプレイにおすすめの中古車の写真を切り取り、立体的に見せ「中古車あり!」と掲示。手づくりの宣伝ですが、小さな取り組みをコツコツと続けているうちに、お客さまから「中古車を探しているのだけれど、この店も扱っていますか」と声をかけられることが増えてきました。

■元気と若さの20代。挑戦を続けることで自分の殻を破る
ダイハツ工業が主催する「売上台数1,000台突破」の表彰を受けたときはうれしかったですね。常に数字を意識していたわけではないのですが、500台を超えた頃から同期入社の営業担当よりも早く1,000台を達成したいなと思い始めました。これには新車だけではなく、中古車も含まれているため喜びもひとしおでした。そのような賞がいただけたのも、日々の業務の中で初対面のお客さまに良い印象をもってもらえるような対応を心がけているからこそだと感じます。新人の頃は知識が少なかったので、社内ロープレ大会に積極的に参加し、接客スキルを習得したり、店頭で知識豊富なお客さまから教えてもらったりすることもありました。当時の私の強みは「元気と若さ」。挑戦することで、自分の殻を破る努力を続け、いまがあります。神辺グラン店は若手社員の多い、明るい雰囲気の店舗です。私自身、若手の元気さに引っ張られることもあるくらいで、最近は、顧客満足の取り組み以外に従業員満足の活動も活発になっています。当社には社員が心地よく働ける社内制度が充実しているということを、自信を持って伝えたいですね。
(係長 檀上さん)

仕事中のワンシーン

「初対面のお客さまから『また会いたい』と思ってもらえるような接客を心がけています」と檀上さん。中堅社員として店内のチームワークの充実にも取り組んでいる。

店長やみんなの応援を受け、査定コンテストで優勝。うれしい気持ちは自信につながった

■明るいキャラクターを活かし、お客さまに楽しい時間を提供
お客さまと接する仕事がしたくて、企業選びを進めていたとき、人事の方の雰囲気が良かったことが入社の決め手になりました。ダイハツは母が乗っていた車。コンパクトカーといえばダイハツというイメージがあったのも入社の後押しになりました。私は神辺グラン店で主に新車の接客販売を行っています。営業スタイルは「長門」という明るいキャラクターを前面に出すこと。車は高額商品ですし、来店される前からハードルの高さを感じていらっしゃるかもしれないので、お客さまにまずは楽しんで帰ってもらうことを心がけています。入社2年目くらいに店長から「お客さまの状況をよく把握した上での対応も必要だよ」とアドバイスを受けたことがあり、当時はお客さまの言葉にうなずき、共感することを優先していましたが、このときからお客さまの気持ちの変化を冷静に捉え、メリハリのある接客ができるようになりました。

■緊張して臨んだ査定コンテスト。優勝を獲得した後の変化
入社以来、うれしかったのは査定スキルと知識を競う大会「ダイハツ中四国ブロック中古自動車査定士技能コンテスト」で優勝したことです。筆記と実技の試験があり、実技は中古車2台の査定を行うのですが、もちろん査定をしている様子も審査されます。会場には店長も応援に来てくれました。大会開催までには当社の中古車センターで修理箇所を見逃さないようにする練習などを重ね、万全の態勢で臨みました。とても緊張していたので、練習通りにできたか不安でしたが、結果は優勝で本当にうれしかったですね。この大会以降、自信を持って査定ができるようになり、査定の仕事が好きになりました。ダイハツ広島販売は広島県内に19店舗を展開していますが、拠点が異なっても社員同士の交流も活発で、みんな仲が良いですよ。神辺グラン店は福山市ですが、広島市内の店舗や本社との交流もあります。BBQを楽しんだり、海を見に行ったり、研修で同期入社のみんなが集まるのも楽しみです。この仕事が好きなので、これからライフイベントを経ても続けて経験を重ね、お客さまから信頼される営業担当者になりたいですね。
(営業スタッフ 長門さん)

仕事中のワンシーン

「うれしいのは『長門さんだから買ったんだよ』の言葉。お客さまの笑顔とありがとうの言葉は大きなやりがいです」と長門さん。着実にスキルアップを続けている。

企業研究のポイント

多くの企業が存在する中で、社名が与えるイメージがあると思います。イメージはそのまま会社の中身と一致するとは限らないということをまず知ってほしいと思います。たとえば、ダイハツ広島販売は社名に掲げているように、ダイハツ車を販売する会社です。けれども、お客さまに信頼されることで初めて販売につながります。売上台数を追い求める仕事ではなく、成約までの過程こそがやりがいであり、購入後もお客さまのライフスタイルの変化に対応した的確な車種の提案を通して、あたたかな信頼関係が続きます。ここに営業職の醍醐味が隠れています。

業界や企業を知ろうとするときは、社名から得られる印象だけで仕事内容を判断せず、事業内容や仕事内容を詳しく調べてみてください。そして、その仕事の中身や本質の部分に触れることで、具体的な仕事内容ややりがいが見えてくることがあります。さらに長く勤務できる環境が用意されているのかにも注目した上で、企業のホームページで公開されている働き方のデータも参考に、客観的な数字や実績を把握し、企業研究を進めてください。
(組織人事室室長 近藤豊彦さん・大亀美友さん)

PHOTO
「企業はイメージだけで捉えず、事業内容や仕事内容の深掘りとともに社内制度や福利厚生もチェック。客観的な視点で捉えることも大切です」近藤さん(左)と大亀さん(右)。

マイナビ編集部から

コンパクトカーでおなじみ、ダイハツ工業100%出資の販売会社として広島県内で19店舗を展開するのがダイハツ広島販売だ。ダイハツ車は軽四輪車分野における新車販売台数はトップクラス(※全国軽自動車連合会による2023年度の台数)を誇り、ブランド力を発揮している。今回登場いただいた3名は店長をはじめ、売上台数やコンテストの優勝を誇る社員のみなさんだが、取材では、ひたすら数字を追い求めたのではなく、真摯に接客に取り組む姿勢が成果に結びついたのだと感じた。

そのモチベーションを育てたのが同社の環境と社風だ。店舗にはあたたかいチームワークが育っており、個人の長所を伸ばす風土が浸透している。産休・育休取得率は女性100%、男性の取得率も増えている。有給休暇については法定の繰越可能な付与日数である上限40日を150日に。キャリアビジョンにおいては、営業の最前線として活躍する道もあれば、本部系・管理部門系の道もあり、長く腰を据えて勤務ができる環境が整っている。

同社に流れるのは「従業員満足がなければ、顧客満足なし」という考え。役員が店舗を訪問し、社員とフランクに会話をしている光景も同社ではめずらしくない。本部と販売店のリレーションも良く、企画部が店舗に相談をしながら企画を考えることも。企業を研究するときは、ぜひあらゆる方向から企業の実像を捉える眼を育ててほしい。

PHOTO
個性と長所を活かした方法で営業活動に取り組んでいるみなさん。同社では社員の幸福や地域との共生を図る「健康経営」を掲げ、安心して働ける環境づくりを推進している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. ダイハツ広島販売(株)の取材情報