最終更新日:2026/3/1

YKK(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 非鉄金属
  • 金属製品
  • 機械
  • 機械設計
  • その他メーカー

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

挑戦心あふれるYKKの先輩社員! 斬新な技術と提案で世界市場を切り拓く

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活躍の舞台は、グローバルビジネスの最前線

YKKの大きな特徴は、文系・理系それぞれの出身者に多様な職種が用意されていることと、若いうちから海外で活躍するチャンスがあることだ。2人の先輩のインタビューから、入社後の自分の姿をイメージしてほしい。

■Mさん
製造・技術本部 生産技術部 チェーン技術開発室
2019年入社/工学研究科 工業化学専攻修了

■Oさん
管理本部 財務・経理部
2022年入社/人間社会学域 国際学類卒

※インタビュー内容は取材時のものです。
(2025年12月取材)

一筋縄ではいかない染色工程。海外勤務を前提に、日々経験値を高める(Mさん)

学部生時代に化学の基礎知識を身に付け、大学院では有機化合物を使った光沢材料を作製していました。塗料メーカーを志望する研究仲間もいましたが、私は業界には拘らず、海外勤務の機会がある企業だけを検討。大学進学時に初めて地元の富山を出て東京で生活し、多くの人々との出会いに刺激を受けたのです。海外ならもっと幅が広がると思い、海外赴任を就職活動の軸にしました。

第一志望はYKKでした。当社では多くの技術系社員が海外勤務に就いていますし、ファスナーは個人的に好きなファッション分野にも関係しています。でも、自分が身に付けた化学の知識が役に立つのか分かりませんでした。
説明会で化学系出身の方から「製品に色を付ける工程では化学の知識が欠かせません」と言われ、ここで納得。ほかに商社も受けましたが、YKKなら私の希望を全て満たしてくれると感じ、迷うことなく入社を決めました。
入社後は完成品・チェーン製造部に配属されました。昨年7月まで同部の繊維材料・染色課で、テープ(ファスナーを生地に取り付ける際に縫製する部分)の染色工程を中心にファスナー製造のフローや製造機械の保全業務に携わりました。8月に現部署の染色チームへ異動し、現在に至ります。

繊維染色で難しいのは、世界中どこの工場で生産しても常に同じ色で染めることです。同一条件で染めるのが理想ですが、国や地域によって染料や水質が異なり、薬剤の調達ルートも変わります。しかも色数は10万色以上もあり、日々増え続けています。私自身、染色がここまで難しいとは想像もしていませんでした。
ですが、難しいからこそ面白いとも言えますね。より良い品質の製品を低コストで製造するためのアプローチを考え、目的に叶った薬剤を世界中から探し出す。アイデアと探究心が求められる点が、染色工程の醍醐味だと思います。

私が完成品・チェーン製造部で過ごした約3年間は、技術系の新入社員に適用される育成プログラム期間。この間にファスナーやテープ染色の基礎を身に付け、今は海外赴任を前提とした専門知識を習得している最中です。薬剤の調達や機械の制御方法などで、海外赴任中や、海外経験のある先輩方から学ぶことも多いですね。現地のリアルな話はとても勉強になります。
全員ではありませんが、技術系の場合は希望者の大半が実際に海外工場で活躍中です。いつ声がかかっても応じられるよう、私も準備を整えています。

私の仕事、私の職場

「職場には海外経験のある優秀な先輩がたくさんおり、普段から赴任時の話を聞いています。人に恵まれた環境だと思いますね」(Mさん)

配属2年目に中国、3年目にアメリカへ出張し、現地スタッフと関係を構築(Oさん)

以前から海外に関心があり、地元の兵庫を離れて異文化や外国語を学べる環境を求め、石川県の大学へ進学しました。大学では多文化共生について知見を深めながら、日本語教育学を学び、海外の子どもたちに日本語を教えるボランティア活動にも参加。学生生活を通じて、石川の美しい街並みや豊かな食文化に魅了され、このまま北陸で働きたいと思うようになりました。

就職活動では業種を絞らず、北陸の企業を幅広くリサーチしました。最初は数字を扱う金融や経理に魅力を感じていましたが、海外赴任のチャンスがある当社との出会いをきっかけに、海外への想いが再燃。一度は海外で働きたいという気持ちからエントリーしました。海外赴任は魅力的な要素でしたが、最終的な決め手となったのは先輩社員の人柄です。学生である私にもフラットに接してくださる皆さんと一緒に働きたいと強く感じました。

入社後は、まず製品知識を深めるために工場研修に参加。全社員が誇りを持って生き生きと働く姿を目にし、当社のモノづくりの精神を体感しました。さらに管理部門を対象とした基礎研修では、テーマごとに知識を深掘りし、報告する過程を通じてプレゼン能力を高めることができたと実感しています。

現在は財務・経理部で連結決算を担当し、国内外の子会社や関連会社を含むグループ全体の数値管理を行っています。連結財務諸表の作成や有価証券報告書の開示など、専門性の高い業務に携わっており、正確性とスピードが求められるため、徹底した事前準備を心がけ、常に最良の結果を出せるよう努めています。

配属2年目(入社3年目)には、部署の代表として中国出張を経験。これまでメールでやり取りしていた現地スタッフと直接顔を合わせて交流することで距離がぐっと縮まり、帰国後の業務がよりスムーズになりました。さらに3年目にはアメリカ出張を経験し、財務・経理の知識と同様に、言語によるコミュニケーションの重要性を強く実感しました。どちらの出張も当初は大きなプレッシャーを感じましたが、「上司の期待に応えたい」という想いと、当社のコアバリューである「失敗しても成功せよ/信じて任せる」が大きな支えとなりました。

私の仕事、私の職場

「財務・経理の知識ゼロで入社しましたが、入社後の基礎教育と先輩のサポートがあるから安心。日々の業務を通じて知識を吸収し、成長を実感できる環境です」(Oさん)

自身の成長を実感しながら、新たな可能性の実現を目指す!

■Mさん/これまでの3年半を振り返って実感するのは、育成プログラムの充実した内容です。私には化学の知識しかなかったのですが、機械や電気、システムなどの専門知識を現場で学ぶことができた。その深さは相当なレベルで、今でも足りないと思うくらいです。

現在所属している生産技術部の役割は、将来、世界中の工場に導入する生産技術や生産手法を開発することです。私は先輩から開発テーマを受け継ぎ、サステナビリティに重点を置いた染色機の洗浄に取り組んでいます。洗浄効率の高い薬剤を使うことで水の使用量を減らし、削減した洗浄時間を生産に充てることが狙いです。新手法は既に海外工場に導入されていますが、どの拠点でも固有の課題が見つかり、簡単にはいきません。

すぐにでも海外で働きたい気持ちはありますが、日々新しい学びがあるので、国内でさらに基礎を固めたいという想いもあります。この点は、当社ならではの贅沢な悩みかもしれません。
海外赴任が実現したら、将来は「Mさんが来てくれて良かった」と言われるくらいの技術者になりたいですね。世界各地で経験を積み、染色のスペシャリストになることが目標です。

■Oさん/かねてより「若いうちに海外に挑戦したい」と発信していた希望が叶い、2026年春にはロンドン赴任が決定しています。財務・経理部に配属された当初は、専門用語が一つも理解できず何から手をつけて良いのかさえ分かりませんでした。「何が分からないのか分からない」――そんな状態を乗り越えられたのは、一から丁寧に指導してくださった先輩の支えがあったからです。

まずは、その先輩に恩返しするためにも、目の前の連結決算を確実に成し遂げたい。自分の想いを言語化することが得意ではなかった私が、こうして前向きに取り組めるのは、仕事を通じて国内外の多くの人と関わり、多様な価値観に触れる機会を得られたからです。

財務・経理の仕事は奥が深く、どれだけ勉強しても新たな課題が次々と発生します。時に焦りを感じることもありますが、先輩や上司、周囲の支えがあるからこそ、思い切って挑戦することができます。2026年春以降も、赴任先のロンドンで新しいことに挑戦し、たくさんの知識と経験を吸収したいと考えています。

学生の方へメッセージ

■Mさん/業界や業種を問わず、海外で働くことを希望する学生は多いでしょう。当社は文系・理系を問わず、海外で活躍するチャンスがとても多い会社。ファスナー関連だけで世界に約118もの拠点を持つ会社は非常に稀だと思います。意欲のある方はぜひ挑戦していただきたいですね。
それと、面接まで進むことを考えたら、私はある程度業界を絞っておくべきだと思います。その方が一つひとつの会社を深く調べられますし、「あっちの業界はどうなのかな」と迷うこともないでしょう。

■Oさん/自己分析などを通じて自分と向き合う時間が多い就職活動では、私自身本当にたくさん悩みました。悩みすぎて前に進めないと感じた時は、思い切って旅行に出かけたり趣味に没頭したりして、気持ちを切り替えることもおすすめです。一見立ち止まっているようでも、自分を客観的に見つめ直すための貴重な時間になるはずです。
私が感じる当社の強みは、社員の人柄。皆さんおおらかであたたかく、新入社員をやさしく受け入れる風土が根付いています。「若いうちから海外に挑戦したい」という方にとっては、最適な環境ですよ!

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世界100以上の拠点を海外に持つYKK。黒部事業所には研究開発部門や国内の製造拠点が集中するほか、本社機能の一部も集約されている。

マイナビ編集部から

今皆さんが着ている服のファスナーを見てほしい。引手部分にはおそらく「YKK」の名が刻まれているはずだ。アイテムはファスナーに限らない。スナップ・ボタンやバックルなどにも幅広く同社の製品が使われている。1934年に創業したファスナーメーカーは、創業から50年ほどで日本を代表するグローバル企業へと成長した。

多種多様な職種に共通しているのは、「失敗しても成功せよ/信じて任せる」というコアバリューのもと、若いうちからチャレンジできる環境が用意されていることだ。海外赴任がその代表例で、全世界の海外事業会社で、日本から赴任した社員が活躍している。
赴任の可否は本人の適性や現地の状況を見て判断されるが、事務系・技術系問わず入社後3~5年で赴任するケースは稀ではない。Oさんは「20代半ばの若さで海外勤務のチャンスがあるメーカーは極めてめずらしいのでは」と話してくれた。

入社後はスペシャリストとしてのキャリアが待っている。驚いたのは、海外赴任者を育成するプログラムが充実していることである。Mさんの話からは、若手人材に寄せる同社の期待感がひしひしと伝わってきた。意見を言いやすい穏やかな社風も、成長の大きな後ろ盾になっている。
海外で働きたい方はもちろんのこと、新しいことに挑戦してみたい方、キャリアアップを望む方にとって、同社は見逃せない一社となるはずだ。

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「より良いもの、より価値のあるもの」をつくり続けているYKK。失敗を恐れず挑戦し続けるアグレッシブな社員が、同社躍進の原動力となっている。

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