最終更新日:2025/12/16

板谷土建(株)

業種

  • 建設

基本情報

本社
北海道

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

職人さんとの関わりを大切にし、多くを学びながら、現場を動かす技術を高めていく。

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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これまで身につけてきたことを活かし、施工管理の業務と格闘中!

建築工事現場を取り仕切る施工管理技術者。一人前と呼ばれるには10年程かかると言われるこの仕事に取り組む若手社員3名に、現在の仕事内容と、社会人以前の経験がどのように業務に活かされているかを聞いた。

【写真右】
■居酒屋のバイトで学んだ段取り力
建築部 鳴海 侑晟さん(2022年入社)

【写真中】
■野球で学んだ先輩や大人への礼儀
建築部 坂本 大知さん(2023年入社)

【写真左】
■サッカーで身についた周囲への気配り
建築部 斉藤 駿弥さん(2022年入社)

※2023年取材当初の内容です

忙しい時間帯に優先順位をつけながら多くの仕事をこなしたアルバイトの経験が、今、役立っています。

私は現在、ある企業の社屋新築現場で、作業環境や装備・健康チェックなどを通して事故を防ぐ安全管理を担っています。また、3年目を迎えて施工内容への理解も深まり、図面作成も任されるようになってきました。工事の際は設計図を基に、部材の取り付け方などの情報を書き加えた施工図というものを作成し、協力会社と共有。この施工図から、さらに現場で作業していただく職人さんに向けた資料をまとめる作業も、少しずつですが担当しています。

作業日誌の取りまとめや工程写真の撮影などの補助的な業務が主だった1年目と比べ、現場で職人さんへ指示出しをしたり、質問に答えたりするという場面も増えてきました。そこで役立っているのが、学生時代の居酒屋でのアルバイト経験。忙しい時間帯には、やらなければならないことが重なり、優先順位をつけて効率よくこなすことが求められます。それを繰り返すうちに、業務を管理するコツがつかめてきました。職人さんから矢継ぎ早に質問を受ける時など、状況に応じ手際よく対応していた感覚を今も活かせていますね。

3年目に入り、仕事がぐっと面白くなってきたというのも大きな変化です。たとえば、できあがったコンクリートの床に壁を立てる際、どの位置に施工するかを指示する墨という線を書きます。当初は支持されるままに書くだけで、何をやっているのかわかりませんでした。それが、「壁をつくるための骨組み、断熱材などの部材と仕上げのパネルの幅を合計した位置が墨」だということを理解できるようになると、工事の中身がパッとわかり、ものを組み立てていく楽しさを感じるようになりました。

とはいえ、現場ではまだわからないことばかり。上司に聞けば教えてくれますが、できる限り自分で調べることはもちろん、「この後はどんな作業になりますか?」と職人さんにも尋ねながら、知識を増やす努力をしているところです。そして、逆に現場で発生した質問や技術的な対応が必要な場面でも、自分自身で解決できるようになることが目標です。経験が増えるたび建築の仕事への興味・やりがいが強くなっていることを感じています。
(鳴海 侑晟さん)

板谷土建の福利厚生、ここが自慢!

何といっても家賃補助が大きいですね。固定費として発生する家賃の負担が減ることは、とても助かります。安心して生活し、集中して働くことができます。(鳴海さん)

先輩や大人への礼儀なども学んだ野球の経験。目上の職人さんからも、気軽に声をかけていただいています。

幼い頃、土木の仕事をしている親戚について住宅の建築現場に行ったことがあります。その時に楽しく感じた記憶が残っていて、進路を決める際、自分は建築の分野でやってみようと思うようになりました。専門学校の講義では建築設計に関することを多く学びましたが、私は現場業務に興味があったので、施工管理技術者を募集していた板谷土建に入社しました。転勤がなく札幌で働けることと、有給が取得しやすく、家賃補助もあるという社内制度も入社の決め手でした。入社から1年。身体も慣れてきました。

今は鳴海さんと同じ建設現場で、作業内容をまとめた書類の作成や、工事に使う資材の発注、コンクリート数量の拾いなどを担当。まだ指示されたことをやっているという段階ですが、鳴海さんに教えてもらいながら、出来ることを増やしてます。今の現場は私が入社すると同時に始まったので、更地に基礎をつくる段階から見ることができています。こういったケースは珍しく、施工手順を知るのに絶好の機会。現場での進捗を目に焼き付けています。

施工管理の仕事では、現場で作業を行う職人さんに工事内容を指示したり、質問に答えたりすることも大切な業務。最初は職人さんに対して、どこか怖そうなイメージを抱いていました。実際にちょっと強面の方などもいらして……(笑)。ですが、いざお話をしてみると優しい方ばかりで、「新人さんかい?」と声をかけてくれたり、毎日顔を合わせるうちに仲良くなれたり。いい意味で想像とは違いました。高校時代まで野球を続けてましたが、そこで先輩や目上の方への礼儀を学べていたことも、プラスになっているのかなと感じます。

今は、職人さんからの要望や提案を上司に伝え、上司からの指示を受けて職人さんにフィードバックするなか、いろいろなことを教えていただいています。専門学校では名前しか聞いたことがなかった資材や部材、施工方法などを実際に見て、触れて、どんどん知識が増えていっているという実感もあります。関わり合う多くの方からの学びの機会をもらえているので、しっかりとした知識を身につけ、現場でより良好なコミュニケーションを図れるようになり、施工管理技士などの資格を取得するのが今の目標です。
(坂本 大知さん)

板谷土建の福利厚生、ここが自慢!

誕生日などに取得できるアニバーサリー休暇はうれしいですね。入社したばかりの私も、優しい上司から勧められ、しっかり休ませていただきました。(坂本さん)

12年間サッカーに取り組んで得た体力に自信。チームプレーを通して周囲への気づかいも身につきました。

小学校1年生から高校3年生まで、ずっとサッカーに取り組んでいました。そのおかげで体力には少し自信があり、現場と通勤で1日10kmほど歩くことがあっても、ほとんど負担は感じません。また、チームスポーツでしたので、常に周囲の状況を把握し気づかうくせがつきました。そのためか、現場の職人さんにも最初から可愛がってもらい、最近は「(サッカーをやっていたなら)フットサルの練習に来ない?」と誘っていただくこともあるんですよ。

現場に関する知識が乏しいなか、施工管理技術者として職人さんに指示を出すことに、当初は不安もありました。けれども、皆さん真剣に仕事に向き合われており、指示内容にきちんと耳を傾けていただけます。現場で私がいつも気を付けているのは、ハキハキと話すこと。職人さんの話をきちんと聞き、理解したうえで、指示すべきことを明確に伝える。忙しい現場で誰もが気持ちよく作業でき、そして間違いなく仕事をするために大事なことだと思っています。

入社1年目に私が関わった現場は、体育館とプールが一体になった施設の工事でした。業務の流れを教えていただいた後、担当したのは工事写真の整理、翌日の打ち合わせ内容のまとめ、現場の朝礼の司会など、補助的な実務が中心。それでも工事が終了し、施設が完成した姿を見た時には大きな達成感を得ることができました。2年目は、8階建のマンションの大規模改修工事を担当し、施工管理技術者として経験を積みました。

私が今目標としているのは、工事内容などを詳細に記した施工図がきちんと描けるようになること。これは業務知識・経験が必要ですが、施工管理のなかで基本的な業務の一つなんです。上司・先輩から学ぶべきこともたくさんありますが、その点、社内が明るく、聞きやすい雰囲気なので不安はないですね。部長がとにかく明るく、「暑いな」という表情をしていたらアイスを差し入れてくれたりするんです(笑)。また、長年親しんできたサッカーに関する施設を手がけてみたいというのが私の夢。フットサルコートの施工管理などができるといいなと思っています。
(斉藤 駿弥さん)

板谷土建の福利厚生、ここが自慢!

「札幌で働きたい」という思いがあったことも当社に目が向いた理由。地元の釧路を離れて暮らすなか、家賃の補助があることは大きなメリットです!(斉藤さん)

企業研究のポイント

企業研究の進め方に正解はないと思います。そこで、少しでも参考になればと思い、私自身の経験をまとめてみます。

スマホなどなかった時代なので、就活ノートをつくることから始めました。まず書き込んだのは自己分析。自分の性格や指向などのほか、働く際に重視したいこと――初任給か、福利厚生なのか、転勤の有無、どんな仕事なら誇りを持って取り組めそうか、といったことを書いていきました。

次に企業研究に取り掛かりました。特に興味のある業界はなかったのですが、世の中にある業界を自分なりに分類し、各業界内で興味をもったさまざまな規模の企業をピックアップ、特徴やおもしろそうと感じたポイントを書き出していきました。そして、ホームページや求人サイト、経済紙などの情報を深掘りしながら自分でランキングをつけ、選択肢を絞っていきました。家族や知り合いなどから、関心が持てそうな業界・企業を聞けば、新たにランキングをつくって……ということを繰り返して志望先を決めていったんです。

同時に、職種からも調べていきました。営業・企画・総務など、よく耳にする職種でも、業界によって働き方は異なります。土木・建築でいえば施工管理は業界ならではの職種ですし、見つけると興味が湧くかもしれません。先入観を持たず、自分なりの基準で、企業研究をしてみてほしいですね。
(人事担当 古里さん)

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入社前後のギャップをなくすため、気になる企業には積極的に訪問してください。「見学させて欲しい」そんな連絡は企業にとってもうれしいものです。(人事担当古里さん)

マイナビ編集部から

1936年に土木建築業として創業した板谷組が同社の前身。戦後間もない1946年に法人として設立し、建築・土木・防水の3部門で社会を支えてきた。

「報恩の念を持って社会にその責任を果たす」。板谷土建の経営理念にある一文だ。インフラの整備や、多くの人が利用する建築をつくることで社会的な貢献を果たすと同時に、それを支える社員に感謝し、豊かな生活を約束するという思いが、そこにはある。「仕事にはとにかく真摯に向き合いつつ、フレンドリーな社員が多いことが、当社の特徴。私は中途入社なのですが、その社風が印象的だったことを覚えています(人事担当 古里さん)」。歴史のある企業ながら風通しがよく、個々人の自由を認める風土があるという。

若手の育成を積極的に進めるため、働きやすい環境づくりにも力を入れている。象徴的なのが福利厚生に関する制度だ。鳴海さん、斉藤さんが挙げている家賃補助は、未婚・既婚によらず、30歳まで月3万円が支給される制度。また、地方から札幌に移る際の引越し費用が全額支給される。仕事への不安は、当然あるだろう。だからこそ、それ以外の心配事がないよう、手厚いサポートを行う。入社1年の坂本さんの落ち着いた表情に、企業の心配りが垣間見えた。

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誕生日、結婚記念日前後の一定期間内に取得できるアニバーサリー休暇など、社員を労わる制度も多い。忙しいなかでも、モチベーション高く働ける環境がありそうだ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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