希望する業界がある場合は、同じ地域の同業他社をいくつか比較してみると、それぞれの特徴が見えてきます。さらに、別の地域にある企業も見てみることで視野が広がり、新たな気づきもあるでしょう。企業を比較する際は、マイナスポイントではなく、それぞれのプラスポイントに目を向けることが大切です。それぞれの強みに気づくことで、仕事に対する興味や関心が自然と高まると思います。
また、長く働くことを考えたとき、仕事内容だけではなく、働く環境や制度面も重要なポイントになります。たとえば、将来家庭を持ち、週末は家族と過ごす時間を大切にしたいと考えるのであれば、土日休みの企業を選ぶと安心です。有休の取得率も数字だけに頼らず、インターンシップなどで社員の方に直接話を聞いて、実際の雰囲気を確かめてみてください。
建設業界は、働き方が大きく変わりつつある業界の一つ。ICT施工など、現場のデジタル化が進み、誰もが活躍できる環境づくりが進んでいます。中でも土木工事は、地域の暮らしに直結する仕事であり、責任もやりがいも非常に大きい分野です。同じ業界でも、企業によって得意分野や社風はさまざま。少しでも興味がある方は、インターンシップなどに参加して、それぞれの会社の特色を自分の目で確かめてみてください。きっと、自分が本当にやりたいことが見えてくるはずです。
(鈴木)