最終更新日:2025/6/12

(株)オーダースーツSADA

業種

  • アパレル(メーカー)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • サービス(その他)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

若いスタッフのやる気を会社の力に変え、社会に笑顔を生むSADAのシステム。

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早期キャリアアップを叶えた3名の先輩社員にインタビュー。

高品質なオーダースーツを身近な存在に変えてきた(株)オーダースーツSADA。入社から数年の間に責任あるポジションを任せられた3名の先輩社員にキャリアアップの経緯ややりがい、今後の抱負などを伺った。

■寺原 雅人さん/営業直販事業部/2020年キャリア入社
■高橋 由悟さん/営業直販事業部/2020年キャリア入社
■大久保 孝乙さん/赤羽店/2021年入社

(株)オーダースーツSADAは、宮城と中国河北省秦皇島にある2つの自社工場をメインに生地仕入れから縫製まで一貫して社内で手がけ、余計なコストや時間を抑えながら、お客様一人ひとりの身体にフィットする一着を作り続けている。

当社のアシスタントマネージャーとして、この仕事に誇りを持っています。

当社を知ったのは、父の影響でした。当社社長が出演していたテレビ番組を見た父が、赤羽店でオーダースーツを作るというので、一緒について行ったことがきっかけでした。その時に接客してくれた方のスーツへの熱意や楽しそうに働いている姿が印象的でした。ちょうど転職を考えていた時期だったこともあり、自分もこの仕事に携わってみたいと思ったことが入社理由です。

入社後は吉祥寺店に配属されました。当時は店長と私の二人だけだったので、少しでも店長の役に立ちたいと思い、1カ月ほどでほとんどの業務を覚えました。その半年後に五反田店へ異動。ベテラン店長のもとで学び直し、知識をしっかりと定着させることができました。その後は新宿南口店へ異動し、五反田店で培った知識を活かしながら、店長を支える役割を務めました。

入社から3年が経った頃には池袋の店長に就任。当時はやや売上が低迷していたため、立て直すためにがむしゃらに頑張り、売上目標の約98%を達成しました。池袋の立て直しに加え、日々集客用にブログを書き続けたことが評価され、2023年11月にアシスタントマネージャーに就任しました。このように、やる気のある人や実力のある人を早期にキャリアアップさせることが当社の特徴です。

アシスタントマネージャーはシニア店長とエリアマネージャーの間にあたるポジションになります。現在の主な仕事内容は、直販店全体で扱っているシステムの管理と、各店舗がシステム上で行った週間報告や月間報告を取りまとめ、当社の事業部長や営業本部長、社長に報告をしています。また、人事担当やスタッフの相談窓口、お客様に向けたスーツ販売会の開催や納品など、幅広く携わっています。全国各地の店舗からシステムについての相談を受け、問題を解決できて感謝された時が一番やりがいを感じます。

これまでを振り返ると、直販店をはじめ、さまざまな方々にとても助けられてきて、今なおサポートしてもらっています。そうした方々に恩返しを続けることが私の使命だと思っています。これからは今のポジションを活かし、私にしかできない恩返しをしていきたいです。
<寺原さん>

SADAの早期キャリアップ体制について

入社4年目にアシスタントマネージャーに就任した寺原さん。「実力はあるに越したことはありませんが、やる気さえあれば、新たな経験をさせてくれる会社です」

関東エリアマネージャーとして、これからも全国一を目指していきます。

前職はカジュアルウェアを扱う商業施設内の店舗で働いていました。しかし、コロナ禍の緊急事態宣言によって営業ができない状況に陥ったことが、転職を考えるきっかけになりました。販売や接客は続けながらも、これまでに扱ったことのないスーツに挑戦したいと思い、当社に入社しました。入社後は新横浜プリンスぺぺ店に配属され、2年目に店長代行、3年目に店長に就任。そして、社内全国一位の単価を達成したことが評価され、5年目に関東エリアマネージャーに就任しました。

現在は関東エリアマネージャーとして、主に東京・千葉エリアを担当しています。主な仕事内容は、営業職と店舗スタッフのマネジメントです。営業職では、基本的にお客様からスーツのご依頼をいただき、生地や色、数量、時間、納期などの打ち合わせをしたうえで、野球やサッカー、バスケットボール、バレーなどのスポーツチーム向けのスーツ作りや、スタジアムでの販売会や予約販売会などを実施しています。また、大学生を対象としたスーツ販売会も行っています。

一方、店舗スタッフのマネジメントでは、10店舗のスタッフ約30名を担当。店舗の売上アップを図るための施策やトラブルが生じた際の対応、スタッフのキャリアアップに関する面談やサポートなどを行っています。スタッフ一人ひとりに納得して働いてもらうためには、私を信頼してもらわなければいけません。

関東エリアマネージャーになるまで東京・千葉エリアのスタッフとはほぼ面識がなかったため、今も私がどういう人間なのかを知ってもらうために時間を費やしています。隙を見て店舗に立ち寄るなど、できるだけコミュニケーションを取ることを大切にしていますね。そうした中で多様な考えや価値観を共有し、共感や発見をすることがやりがいになっています。人に優しく、個人を尊重する企業風土のもと、今後は全エリアの中で最も単価の高いエリアになることを目指していきたいと思っています。
<高橋さん>

SADAの早期キャリアップ体制について

入社5年目で関東エリアマネージャーに就任した高橋さん。「当社は個人にスポットを当ててくれる会社です。やる気のある人にとっては、チャンスがたくさんあります」

入社3年目で店長に抜擢されました。やる気があれば昇進できます。

学生時代は陸上に打ち込んでおり、実業団に入りたいと思っていましたが、コロナ禍でほぼ試合がなくなってしまったことから、一般企業に進む方向に切り替えました。当社を知ったのは、大学のキャリアセンターで紹介してもらったことがきっかけでした。それまでにスーツを着る機会はありましたが、私の体格に全く合わなかったので手頃な価格でオーダーできる点に惹かれ、見学会に参加しました。その時の社長の熱意ある話に感動したことが最終的に入社の決め手になりました。

入社後1カ月間は本社で研修を受け、その後の約半年間は柏店で研修を受けました。コロナ禍の時短・休業中ではありましたが、接客の仕方やデザイン、生地の種類などから学び、少しずつ接客スキルを磨きながら採寸の仕方を身に付けていきました。その後、調布パルコ店に本配属され、店長のもとで1年間経験を積み、赤羽へ異動に。1年半ほど経った頃、前店長の異動のタイミングで2024年3月に店長に就任しました。

現在は店長として、店舗の売上管理やお客様の採寸、生地案内などを中心に行っています。予約システムでは約1時間で1枠となっていますが、これまでの店長から「お客様第一」という方針を引き継ぎ、お客様が混み合う週末にもできるだけ多くのご予約を入れられるように工夫をしています。

責任を取る立場になったので大変なことも多いですが、お客様から「大久保さん、いらっしゃいますか」と聞かれることや感謝されることが増えてきて嬉しいです。また、スタッフの時はあまり数字を意識していませんでしたが、店長として売上目標を達成できた時はやりがいを感じます。

当社は、入社3年目で店長に就けるという早期キャリアアップが叶う会社であり、いろいろな挑戦と経験ができる環境です。個人のノルマがなく、採寸などの技術面は熟練した先輩から少しずつ教わることができるため、アパレル初心者の方でもやる気があれば働きやすい環境だと思います。今後の目標は、エリアマネージャーになること。そのためにも技術面や販売面などをより向上させていきたいと考えています。
<大久保さん>

SADAの早期キャリアップ体制について

早期キャリアアップ体制は、昇進後に困りごとや問題が発生した時は、管理職の方々が全力でフォローをするという環境が整っています。

企業研究のポイント

プライベートや仕事など人生において何を重視するのかは、人によって異なります。ご自身でそれを明確にし、実現可能な環境かを見極めることが企業選びのポイントだと思います。例えば、ワークライフバランスを重視する場合は、閑散期は残業が少なく、繁忙期に残業時間が増えてもうまくコントロールできてプライベートを充実させることができる環境かどうかが重要です。

また、仕事のやりがいを重視する際は、さまざまな仕事を経験させてもらえるかなど、自分の大事にしていることが叶う会社かどうかをチェックしてみてください。成長志向な方は、早期キャリアアップについても重要なポイントです。入社して短期間に責任を負う立場に就くことは、やりがいにもつながるでしょう。当社にもそのような環境が整っており、やる気と実力次第で、少しでも早く経験させようという考えが社内に根付いているので、早期キャリアアップが叶うことも特徴です。

また、事業内容に注目することもおすすめです。例えば、当社は自社工場を持ち、企画から採寸、製造、販売まですべて自社内での一貫体制を構築しています。中間マージンが発生しないことで、リーズナブルなオーダースーツを実現。コストや時間を抑えながら、お客様一人ひとりの身体にフィットしやすいスーツを作り上げています。ぜひ、実際にインターンシップにご参加いただき、自分に合う会社かどうかを見てみてください。

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「接客が好きな方やスーツが好きな方は、当社に興味が湧いたらインターンシップにご参加ください」と高橋さん。「やる気のある方は活躍できます」と寺原さん。

マイナビ編集部から

自分の身体にフィットして着心地の良いスーツを求めるなら、フルオーダーを選ぶのが最適だろう。しかし、高価で手の届かないイメージを抱いている人も多いと思う。そんなイメージを良い意味で裏切っているのが、創業101周年を迎える(株)オーダースーツSADA。自社工場を持ち、生産工程に工夫を凝らすことで、多くの人々に手の届くフルオーダーを提供している。

長い時間をかけて培った技術を大切にしながらも、価格と品質に対する革新的な姿勢は、スタッフのキャリアアップ体制にも反映されている。約9年前から早期キャリアアップが可能な環境だったという。例え最初から役職を目指していなかったとしても、上層部に仕事ぶりを評価され、その結果として役職を与えられることはきっと誰しもが嬉しいことだろう。

今回の取材を通して、同社の早期キャリアアップ体制は社員の仕事に対するやる気を増やし、お客様に対してはもちろん、社内のスタッフや会社に対して貢献したいという思いを大きくさせ、より良い循環を生み出すシステムに違いないと感じた。若いうちから会社の中核を担う活躍を目指したい方には、ぜひおすすめしたい企業である。

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1923年(大正12年)に創業。2004年に工場直販店「オーダースーツSADA」1号店を神田に出店して以来、徐々に拡大。今では全国46店舗の工場直販店を有しています。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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