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最終更新日:2025/7/8
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仕事内容秘書(リーガルアシスタント)
学生時代に他大学野球部のマネージャー、そして歯科助手のアルバイトを行っていました。それらを通して、自分が主役になるよりもサポート役に向いていることを自覚。大学の説明会で就職先に弁護士秘書も一つの選択肢としてあることを知り、チャンスを探ってみたいと思いました。社会人はゴールではなく成長へのスタートと思い、その環境があるかどうかを特に重視しました。大手法律事務所の一つとされるアンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業(AMT)は国内外に信頼と実績があります。一流のサービスを提供する一員として自分自身も学べ、成長していけると感じ、志望しました。大手法律事務所ということで少し固くて怖いイメージがありましたが、実際に説明会で先輩たちとお話しすると皆さん気さくで、弁護士と秘書が会話する雰囲気からも、フラットな関係性と温かさを感じました。このような社風から、ぜひAMTで一緒に働きたいと思って入所を決めました。
私は現在、秘書(リーガルアシスタント)4年目で、パートナー弁護士2名とアソシエイト弁護士1名を担当しています。弁護士は各クライアントにつき複数の案件を抱え、M&A(合併と買収)や破産などそれぞれに専門分野があります。その秘書として、弁護士の大切な業務をサポートするべく、主にメールチェックやスケジュール管理、書面提出、契約書の最終確認、会議の手配などを行っています。パートナー弁護士は、さらに経営者の立場での役割を担いますので、その秘書として、上記の仕事に加えて請求書発行やクライアントとの会食の手配などを行います。
秘書は単に言われたことだけをこなすのではなく、弁護士のさまざまな要望に対してプラスアルファで何をすべきかを考えなければなりません。そして、臨機応変に対応することが求められます。私は、「何を求められているのかな?」「先回りしてどのように対応すれば、円滑に進められるかな?」と弁護士の立場で考え、工夫することを常に心掛けています。例えば会食の予定が入ったら、予算やクライントの好みを確認し、あらかじめレストランの個室などを予約しておくことも。最初は先回りしすぎて空回りしてしまったり、かえって手間がかかってしまったり、弁護士との呼吸を合わせることの難しさに悩むこともありました。しかし、失敗や工夫を重ねていくうちに業務が円滑に進むようになり、「とても助かった。ありがとう」の言葉をかけてもらう機会が増えました。それが、大きなやりがいになっています。些細なことながら、自分自身の成長を感じることができたときはうれしいです。
秘書の業務には、ここからここまでと決まった幅がないのが特徴だと思います。自分なりに工夫したり、積極的に動いたりすることで、さまざまな業務を経験し、スキルアップすることができます。これからも自分の仕事の幅を決めず、日々挑戦していきたいと思います。仕事柄、英語に触れる機会も多いので、実用英語技能検定やTOEICなど、プライベートでも語学の上達を目指して頑張っていきたいです。主体的に自己啓発に打ち込む先輩も多いので刺激されます。まだまだ勉強を積み重ねて、信頼される秘書に成長したいと思います。
秘書は自分が主役になるのではなく、縁の下の力持ちとして「支える」ことをメインとする職業です。もし秘書業務を検討されているのであれば、自分が主役として働きたいのか、それともサポート役として働きたいのか、じっくりと考えてみると良いかもしれません。就職活動全般では職種や仕事内容だけではなく、実際に働いている人に会って、生の声や職場の雰囲気・環境などを体感しましょう。媒体などの企業情報だけでは得られない情報を集め、総合的に判断することが大切だと思います。OB・OG訪問も、良い意味でも悪い意味でもイメージとのギャップが出てくる場合もありますし、入社後の自分を想像しやすくなるのでお勧めします。(※掲載内容は取材当時のものです。)